
有給の海外インターンについて知りたい。無給と有給の違いって何? いくらくらいの報酬がもらえるの?
こんな疑問にお答えします。
この記事で紹介する『有給の海外インターンの探し方』を実践すると、誰でも簡単に有給の海外インターンを見つけることができます。
なぜなら、僕も2017年に有給の海外インターンに参加して、生活費を稼ぎつつ働いていた経験があるからです。
僕は2017年にベトナムホーチミンで3ヶ月の海外インターンしてましたが、待遇は家賃補助と営業インセンティブでした。
— Tsuzuki@台湾 (@1276tsuzuki) 2019年3月12日
ダナンというリゾート地に出張して、雑誌媒体の広告枠を販売して、営業インセンティブをもらっていました。
固定報酬もらいたいなら長期インターン(3ヶ月〜)一択かなと思います。
この記事では、有給の海外インターンのメリット・デメリットを紹介して、具体的なインターン先の探し方を2つご紹介しています。
記事を読み終えると、今後有給の海外インターン先を探す方法で悩むことはなく、メリット・デメリットを考慮しつつ探せるようになります。
それではいきましょう。
もくじ
有給海外インターンの探し方【斡旋エージェント・求人サイトを使うべし】
有給の海外インターン先を探すための具体的な方法をご紹介していきます。
有給の海外インターン探す具体的な方法は、斡旋エージェント経由で応募することです。
おすすめの斡旋エージェントを3社ご紹介します。
斡旋エージェント①:Tiger Mov(タイガーモブ)

参加費:学生108,000円 / 社会人216,000円
メリット:提携数が圧倒的、インターン生コミュニティが強い
デメリット:短期でも参加費が一律
海外インターンシップの火付け役となる斡旋エージェントです。元々は、JOBWEBのアジトラという海外インターン事業部から独立して作られました。
24時間サポート付きの海外危機対応サービスがあったり、インターン生コミュニティも活発です。
WEBサイト上でインターン期間やエリアを選定できるので、有給の海外インターンも見つけやすいです。
僕が2014年に参加した時にお世話になったエージェントでおすすめです。
>> 「【世界35ヵ国250件】タイガーモブの評判・費用を徹底解説【5,000円還元あり】」にてタイモブ について解説しています。
※紹介欄に「Tsuzuki's Blog」と記載すると、
インターン参加確定後に5,000円のキャッシュバックを受けられます。
斡旋エージェント②:ディーサイド留学情報センター

参加費:期間によって変動
メリット:無給と有給の区別が明確、報酬額も明示している
デメリット:プログラムの融通がきかない場合もある
本格的な就業までサポートしてくれるディーサイド留学情報センターは、7カ国のインターン先をカバーしています。
アメリカでJ1ビザを取得して働くサポートもしっかりしてくれるので、おすすめですよ。
※ディーサイド留学情報センターの公式ホームページへのリンクです。
※興味がある方はまず相談してみてください。
斡旋エージェント③:Intern Style(インターンスタイル)
参加費:渡航先・期間によって変動(詳しくは公式HPを確認)
メリット:10年以上の実績があり手堅いサポート
デメリット:参加費の設定が曖昧で分かりにくい
海外インターン斡旋で10年以上の実績があり、取り扱い企業数も987社と幅広いインターンスタイル。海外インターンの他にもワーホリや海外ボランティアの紹介も行なっています。
以上がおすすめの斡旋エージェントです。
※Intern Styleの公式ホームページへのリンクです。
※興味がある方はまず相談してみてください。
有給海外インターンの報酬額・メリット・デメリット
・有給の海外インターンとは何なのか?
・インターン中に報酬はいくらもらえるのか?
・メリット・デメリットは何か?
という3点について解説していきます。
有給海外インターンとは、報酬をもらいながら働くこと
現在、日本では海外インターンシップの確たる定義は存在していません。
文部科学省によると、インターンシップとは「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」と幅広く定義されています。
出典:文部科学省(インターンシップの推進に当たっての基本的考え方)より
インターンシップ全般の定義は上記だとすると、海外インターンシップとは「日本国外において、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」と定義することができます。
また、有給とは「報酬をもらっている」という意味です。
つまり、有給の海外インターンとは「日本国外において、報酬をもらいながら、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」になります。
>> 海外インターンとは? については「海外インターンシップとは?【意味や仕組みを簡単に解説】」で詳しく解説しています。
有給の海外インターンで貰える報酬は平均的な生活費くらい【$300〜$1,500】
有給の海外インターンの場合、インターン先からもらえる報酬額は、現地で生活していくのに必要な生活費程度の場合がほとんどです。
例えば、僕がインターンしていたベトナムでは、家賃込みで$700〜$1,000(日本円で7万円〜10万円)ほどが相場でした。
勤務内容やインターン先によりますが、だいたい現地で生活するのに不自由しないくらいもらえると覚えておけばOKです。
有給の海外インターンのメリットとデメリット
有給の海外インターンのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット①:報酬で現地生活を賄うことができる
メリット②:会社への貢献意欲が高まる
デメリット①:短期の有給インターンは数少ないこと
デメリット②:勤務内容に対して報酬が少なく感じる場合がある
解説していきます。
メリット①:報酬で現地生活を賄うことができる
1つ目のメリットは報酬で現地生活を賄えることです。
海外インターンはエージェントへの斡旋費用・海外保険・渡航費など出費がかさみます。
現地での生活費をインターン先からの報酬で賄えることは本当にありがたいことです。
最初のメリットは報酬をいただくことで、現地での生活費をカバーできることです。
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海外インターンシップにかかる8つの費用【2019年最新】
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メリット②:会社への貢献意欲が高まる
2つ目のメリットは会社への貢献意欲が高まることです。
報酬を得てインターンするということは会社への価値提供をしている証拠になり、もっと会社のためにがんばろうという気持ちが湧いてきます。
例えば、$700の報酬をもらっているのなら、インターン先に$700以上の価値貢献ができているか考えながら働いてみることで、結果へのコミットができます。
報酬を受け取ることで、貢献意欲が高まることが2つ目のメリットです。
デメリット①:短期の有給インターンは数少ないこと
1つ目のデメリットは短期の有給インターンは数少ないことです。
後から紹介しますが、有給の海外インターンはインターン期間が3ヶ月以上でないとあまり見つかりません。
短期で有給の海外インターンを探したい場合は、選択肢が限られてしまうことがデメリットです。
デメリット②:勤務内容に対して報酬が少なく感じる場合がある
2つ目のデメリットは勤務内容に対して報酬が少なく感じる場合があることです。
メリットと相反することですが、勤務内容と比べて明らかに報酬額が少ないと感じる場合もあります。
例えば、毎日のように残業をしているのに、残業手当がでない時や、正社員よりも売上に貢献しているのに月収は正社員の方が高い場合などです。
その場合は、社長に直談判してみましょう。
僕は、社内No.1の営業成績を収めた時に、営業インセンティブを10%UPさせてもらったことがあります。
【結論】有給と無給の違いは海外インターンの期間で決まる
結論から言うと、有給と無給の違いはインターン期間で決まります。
具体的に、どの程度の期間で差が出るのか解説していきます。
【1週間〜3ヶ月】無給の海外インターンが多い
海外インターンの期間が1週間〜3ヶ月の場合は、無給の海外インターンが多いです。
なぜなら、インターン先にとって受入コスト(教育コスト・コミュニケーションコスト)を、短期では回収できないからです。
企業の立場に立ってみると、理解できますよね。
仕事を覚えた頃に帰ってしまうのでは、せっかく仕事を教えた時間がもったいないです。
このような理由から、海外インターンの期間が1週間〜3ヶ月の場合は、無給の海外インターンが多いです。
【3ヶ月〜12ヶ月】有給の海外インターンが多い
海外インターンの期間が3ヶ月〜12ヶ月の場合は、有給の海外インターンが多いです。
なぜなら、3ヶ月で仕事のイロハを身につけたインターン生が価値発揮しはじめるからです。
具体的に言うと、サポートなしで営業や顧客対応ができるようになったりします。インターン中に他のスタッフが入社すれば、先輩になるかもしれません。
このような理由から、海外インターンの期間が3ヶ月〜12ヶ月の場合は、有給の海外インターンが多いです。
有給の海外インターンに参加したいなら3ヶ月以上【結論】
今までみてきたように、有給の海外インターンに参加したい場合は、インターン期間が3ヶ月以上のインターン案件を探すことで有給のインターン先が見つかると思います。
有給の海外インターンを探すなら、3ヶ月以上は働くことをイメージしておくといいです。
— Tsuzuki@台湾 (@1276tsuzuki) 2019年3月12日
受入先の企業的には3ヶ月以上は働いてもらわないと、教育コストを回収できないからです。
3ヶ月以内なら、家賃補助してもらえたらいいなくらいのスタンスだと絶望しません。
斡旋エージェントや求人サイトで【期間】を選択することで、長期インターンに絞って探してみましょう。
有給の海外インターンに参加したいなら3ヶ月以上のものを選びましょう。
まとめ
ここまで有給の海外インターンについて見てきました。
本記事のまとめは以下の通りです。
- 有給の海外インターンはインターン期間3ヶ月以上から
- 有給の海外インターンを見つけるには斡旋エージェントを使うと便利
- 斡旋エージェントの中でもおすすめはTiger Mov(タイガーモブ)
こんな感じですね。
休学や休職をして海外インターンに行く際は、3ヶ月以上で有給のインターン先を選択することをおすすめします。
素敵な海外インターン体験を過ごしてくださいね。
今回は以上です。
ではでは。
◆ 海外インターンの完全ガイド
◆ 海外インターンとは?【意味や仕組みを解説】
◆ 海外インターンにかかる8つの費用
◆ 海外インターンは意味がない?
◆ 海外インターン経験→就活せずに就職が決まった話
◆ 海外インターンの口コミを解説!
◆ 海外インターン斡旋エージェント7選
◆ タイガーモブの評判・費用を解説【5,000円割引あり】
◆ 夏休みの海外インターンの探し方
◆ 有給海外インターンの探し方
◆ 海外インターンを無料で探す方法
◆ 海外インターンの目的の決め方
◆ 海外インターンの目標の決め方
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◆ 海外インターンに必要な英語力はTOEIC700点【学習期間3ヶ月】
◆ 海外インターンの参加方法を解説【5ステップ】