GoogleのノーコードツールOpalを日本で使う方法【VPN接続】

Opalを日本から使う方法は、VPNでアメリカサーバーに接続して、公式サイトにアクセスする方法がおすすめです。

Opalは、文章で指示するだけでミニアプリを自動生成してくれる、Googleの画期的な無料AIツールです。

2025年8月現在、Opalは日本向けに開放されておらず、使えません。

しかし、VPNでアメリカサーバーに接続すれば、Opalを日本から使うことができます。

実際に、VPN利用歴7年の私がこの方法を試し、日本からOpalを使えることを確認できました！

この記事の通りに進めていけば、誰でも必ずOpalを使い始められるようになりますよ。

「いますぐOpalを使う手順を知りたい！」という方は、下記のリンクをクリックすると手順の解説にジャンプできます。

Googleの新AIツール「Opal」とは？ノーコードでミニアプリが作れる！

まず、話題のAIツール「Opal」がどのようなものか、基本からおさらいしましょう。

Opalは、検索エンジンで知られるGoogleが新たに発表した、プログラミング不要（ノーコード）でミニアプリを開発できる無料のAIツールです。

最大の特徴は、作りたいアプリの内容を日常会話のような簡単な文章で指示するだけで、AIが自動的にアプリの機能や構造を組み立ててくれる点にあります。

例えば、「入力したキーワードに関するSNS投稿を5パターン生成するアプリ」のように指示すると、Googleが持つ高性能なAIモデル（GeminiやImagenなど）が最適な処理の流れを考えてくれる仕組みです。

動画広告の作成、ブログ記事の執筆、商品のリサーチなど、様々な用途のアプリを誰でも直感的に作れるのが大きな魅力でしょう。

ただし、Opalは2025年8月現在、アメリカ国内のユーザー限定で提供されています。

そのため、日本から公式サイトにアクセスしても利用できず、多くの人が「どうすれば使えるのか」と悩んでいる状況なのです。

Opalが日本から利用できない理由【アクセス制限】

「なぜ、Googleのサービスなのに日本では使えないの？」と不思議に思いますよね。

日本からOpalにアクセスできない理由は、「ジオブロッキング（地域制限）」という技術が使われているためです。

ジオブロッキングとは、インターネットサービスの提供者が、ユーザーのアクセス元地域を特定し、特定の国や地域からのアクセスを制限する仕組みのことを指します。

この地域特定に使われるのが「IPアドレス」です。

IPアドレスは「インターネット上の住所」のようなもので、どの国や地域からアクセスしているかを示す情報が含まれています。

Opalのサーバーは、アクセスしてきたユーザーのIPアドレスをチェックし、それがアメリカ国内のものでない場合は、サービスへの接続をブロックするように設定されているのです。

日本からOpalを利用するには「VPN」が必要

ジオブロッキングを突破し、日本からOpalを利用するための鍵となるのが「VPN」というサービスです。

VPNとは「Virtual Private Network（バーチャル・プライベート・ネットワーク）」の略で、日本語では「仮想専用線」と訳されます。

本来は、インターネット上での通信を暗号化し、安全な通信経路を確保するための技術です。

VPNでIPアドレスをアメリカに変更する仕組み

VPNを使うとなぜアクセス制限を回避できるのか、その仕組みはとてもシンプルです。

通常、日本からOpal公式サイトにアクセスすると、あなたの日本のIPアドレスが直接Opalのサーバーに届きます。

しかし、VPNを使ってアメリカのサーバーに接続すると、あなたの通信は一度アメリカにあるVPNサーバーを経由してからOpal公式サイトに到達します。

このとき、Opal側から見えるのは経由したアメリカのVPNサーバーのIPアドレスになります。

日本からのVPN利用は合法で安全

「海外のサービスにアクセスするためにVPNを使うのは、なんだか不安…」と感じる方もいるかもしれません。

結論から言うと、日本国内でのVPNの利用は完全に合法です。

VPNは、企業の機密情報を守るためや、公共のフリーWi-Fiを安全に利用するためなど、セキュリティ対策として政府機関や大企業でも導入されている一般的な技術なのです。

有料の信頼できるVPNサービスを利用すれば、通信内容が強力に暗号化されます。

暗号化とは、通信データを第三者には解読できないように複雑な形式に変換する技術のことです。

日本からOpalにアクセスする手順【PC・スマホ】

ここからは、実際にVPNを使ってOpalにアクセスするまでの全手順を、画像付きで分かりやすく解説していきます。

今回は、数あるVPNの中でも通信速度が業界最速で、アプリの操作も簡単な「ExpressVPN」を例に進めていきますが、基本的な流れは他のVPNでも同じです。

1つずつ、解説していきます。

Opalの利用におすすめのVPN3選

「どのVPNを選べばいいか分からない…」という方のために、VPN利用歴7年の私が、Opalを快適に使うという観点で厳選した3つのVPNサービスをご紹介します。

OpalのようなAIツールをストレスなく使うには通信速度の速さと安定性が最も重要です。

	ExpressVPN	NordVPN	MillenVPN
月額料金	736円〜	440円〜	396円〜
サーバー設置国	105ヶ国	111ヶ国	72ヶ国以上
返金保証	30日間	30日間	30日間
特徴	業界No.1の通信速度◎ とにかく快適さを求めるならコレ	価格と性能のバランス セキュリティ機能も充実	安心の日本製VPN 日本の会社が運営
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

ここで紹介する3社は、いずれも高い基準を満たした信頼できるサービスです。

①：ExpressVPN

②：NordVPN

③：MillenVPN

よくある質問：無料VPNじゃダメなの？

VPNの中には、無料のものもありますが、全くおすすめできません。

なぜなら、そもそもジオブロックを突破できなかったり、通信速度が遅かったりするからです。

個人情報や閲覧履歴、クレジットカード情報などを第三者に売られてしまったり、マルウェア攻撃を受けたりする可能性もあります。

Google Opalの基本的な使い方

VPNで無事にOpalへアクセスできたら、早速その基本機能に触れてみましょう。

Opalの操作は非常に直感的で、大きく分けて3つのステップでミニアプリを作成できます。

①：作りたいアプリを自然言語で入力する

Opalを開くと、まず中心に大きな入力ボックスが表示されます。

ここに、あなたが作りたいミニアプリの内容を、日常で使う言葉（自然言語）で入力します。

例えば、「日本の観光名所について入力すると、その魅力を伝えるPR動画の構成案を3パターン考えてくれるアプリ」のように、具体的にお願いしてみましょう。

このように入力して、エンターキーを押します。

②：自動生成されたワークフローを編集・カスタマイズする

プロンプトを送信すると、AIがその内容を解釈し、アプリの処理の流れを「ワークフロー」として自動で可視化してくれます。

ワークフローは通常、「入力」「AIによる処理」「出力」といったブロックで構成されています。

Opalのすごいところは、この各ブロックをクリックして、中の指示（プロンプト）を自由に編集したり、新しい処理ブロックを追加したりできる点です。

生成された基本的な流れを元に、「もっとこういう機能がほしい」といったアイデアを後から簡単に追加・修正できるのです。

③：アプリを実行し、リンクで共有する

ワークフローの編集が完了したら、画面の右側にある「Start」ボタンを押してアプリを実行します。

日本の観光名所の名前を入力すると、PR動画のアウトラインが生成されました。（今回は「京都」と入力）

すると、あなたが定義した通りの処理が行われ、結果が出力されます。

作成したミニアプリは、共有リンクを発行して他の人に使ってもらうことも可能です。

自分で作った便利なツールを、友人や同僚と簡単にシェアできるのもOpalの大きな魅力の一つです。

実際、PR動画まで出力してもらいました↓

「京都 嵐山」をテーマとした動画です。

日本からOpalを利用する際によくある質問

最後に、VPNを使ってOpalを利用するにあたって、多くの方が抱くであろう疑問点についてQ&A形式で回答します。

無料VPNを使っても大丈夫？

結論から言うと、無料VPNの利用はおすすめしません。

無料VPNは、有料サービスに比べて通信速度が極端に遅かったり、接続が不安定だったりすることがほとんどです。

Opalのような高度なAIツールを動かすには力不足で、快適な利用は望めません。

セキュリティ面でも、ユーザーの通信ログを記録して第三者に販売したり、広告を表示させたりすることで運営コストを賄っているケースが多く、個人情報漏洩のリスクも高まります。

VPNに接続してもOpalが使えない時の対処法は？

正しくVPNに接続しているはずなのにOpalが利用できない場合、以下の点を確認してみてください。

Opalの利用料金は？

2025年8月現在、Opalは完全無料で利用できます。

Googleアカウントさえあれば、追加の費用は一切かかりません。

将来的に有料プランが導入される可能性はありますが、現時点では全ての機能が無料で解放されています。

VPNを使ってOpalを利用するのは違法にならない？

はい、違法ではありませんのでご安心ください。

先にも述べた通り、日本国内においてVPNを利用すること自体は完全に合法です。

海外の地域限定で提供されている無料サービスにアクセスするためにVPNを使用する行為も、日本の法律で罰せられることはありません。

まとめ：VPNでGoogle Opalをいち早く体験しよう！

この記事では、Googleの最新AIツール「Opal」の概要から、日本からアクセスするための具体的な手順までを詳しく解説しました。

Opalは現在アメリカ限定で公開されていますが、VPNを使えば誰でも簡単に日本から利用を開始できます。

AI技術は日々ものすごいスピードで進化しています。

この最先端のツールにいち早く触れておくことは、あなたの仕事やクリエイティブ活動に大きなプラスとなるはずです。

ぜひ、未来のツールをその手で体験してみてください。
>> ExpressVPNでOpalを始めてみる