困っている人VPNって本当に安全なの?
ニュースで「VPNの脆弱性が原因でランサムウェアに感染」って見たけど、自分が使ってるVPNは大丈夫なのかな…。
こんなお悩みを解決します。
結論、VPNは正しく使えば安全な技術です。
しかし、「使い方」と「選び方」を間違えると大きなリスクになります。
この記事では、VPNの安全性と、セキュリティリスクの少ないVPNの選び方を解説します。
- VPNの危険性・セキュリティリスク5選
- VPNの脆弱性による実際の被害事例3つ
- 無料VPNが危険な理由と有料VPNとの違い
- VPNを安全に使うための対策方法5選
7年間で22社のVPNを使ってきた筆者が、個人ユーザーが知っておくべきVPNの危険性と、安全に使うための具体的な対策をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、VPN初心者の方でも、VPNを安全に正しく使えるようになりますよ。



それでは、VPNの危険性について見ていきましょう。
VPNの危険性とは?安全ではないと言われる理由


VPN(Virtual Private Network)は、通信を暗号化して安全にインターネットを使うための技術です。
トンネリング・カプセル化・暗号化の3つの仕組みによって、第三者に通信内容を盗み見られるリスクを大幅に減らせます。
VPN自体は安全な技術ですが、VPN機器の脆弱性を放置したり、信頼性の低い無料VPNを使ったりすると、逆にセキュリティリスクが高まります。
VPNの仕組みをざっくり理解しよう
VPNの安全性を支えるのは、以下の3つの技術です。
| 技術 | 役割 |
|---|---|
| トンネリング | 仮想の専用回線を構築し、通信を外部から見えなくする |
| カプセル化 | 通信データを保護カバーで包み、宛先を隠す |
| 暗号化 | データ自体を暗号に変換し、万が一傍受されても解読不能にする |
有料VPNではAES-256ビット暗号化(軍事レベル)が標準で、現在の技術では解読不可能とされています。
「VPNは安全ではない」は本当?よくある誤解と真実
「VPNは危険」と言われる背景には、いくつかの誤解があります。
| よくある誤解 | 真実 |
|---|---|
| VPNを使えば100%安全 | 通信は暗号化されるが、端末のウイルス対策は別途必要 |
| 無料VPNでも同じ効果がある | 無料VPNは暗号化が不十分で、データを第三者に売る業者も存在する |
| VPN自体が危険な技術 | VPNは安全な技術。問題は機器の脆弱性放置や運用ミス |
VPNが危険なのではなく、「正しく使わないこと」が危険なのです。



僕自身、7年間VPNを使っていますが、有料VPNを正しく設定すればセキュリティ面で困ったことは一度もありません。
VPNのセキュリティリスク・危険性


VPNには具体的にどんな危険性があるのか、個人ユーザーが特に注意すべき5つのリスクを解説します。
①VPN機器の脆弱性を狙ったサイバー攻撃
警察庁「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、ランサムウェア被害の約63%がVPN機器経由での侵入です。
これは主に企業で使われるVPN機器(ルーターやゲートウェイ)の話ですが、個人ユーザーにとっても無関係ではありません。
自宅のルーターにVPN機能がある場合、ファームウェアを更新しないまま放置すると攻撃の対象になりえます。
特に、Fortinet社やPulse Secure社のVPN機器では、過去に深刻な脆弱性(CVE-2019-11510等)が発見され、世界中で大規模な被害が発生しました。
②無料VPNによるデータ収集・情報漏洩
無料VPNの中には、ユーザーの閲覧履歴や個人情報を収集し、第三者(広告主など)に販売して収益を得ているサービスがあります。
2025年のZimperium社の調査では、約800の無料VPNアプリに深刻なセキュリティ上の欠陥が見つかっています。
- 通信ログを保存・売却される
- 暗号化が不十分(または未実装)
- マルウェアが仕込まれている場合がある
- 広告の強制表示やトラッキング
「無料」にはそれなりの理由があるということですね。
③マルウェア感染端末からのネットワーク侵入
VPNで通信を暗号化していても、端末自体がウイルスに感染していれば意味がありません。
マルウェアに感染したPCやスマホでVPNに接続すると、VPNトンネルを経由してウイルスがネットワーク全体に広がるリスクがあります。
VPNはあくまで「通信経路」を守る技術であり、端末そのもののセキュリティは別途対策が必要です。
④認証情報の漏洩・不正アクセス
VPNのID・パスワードが流出すると、第三者が正規ユーザーになりすまして接続できてしまいます。
パスワードだけの簡易認証は危険です。
実際、VPNの認証情報がダークウェブ上に流出し、900社以上のPulse Secure VPNサーバーから認証情報が漏洩した事例(2020年)もあります。
個人でも、同じパスワードを使い回していると被害に遭うリスクが高まります。
対策としては、多要素認証(MFA)の導入と、VPN専用のパスワード設定が有効です。
⑤公衆Wi-Fi利用時のセキュリティリスク
カフェやホテルのフリーWi-Fiは暗号化されていないことが多く、通信内容を盗聴される「中間者攻撃」のリスクがあります。
VPNを使えばこのリスクを大幅に軽減できますが、VPNなしでフリーWi-Fiに接続するのは非常に危険です。
クレジットカード情報や各種ログイン情報を入力するサイトでは、必ずVPNを有効にしましょう。


【実例】VPNの脆弱性による被害事例


「VPNの脆弱性なんて自分には関係ない」と思っていませんか?
実際に日本国内でも、VPNの脆弱性が原因で大規模なサイバー攻撃が発生しています。
大阪急性期・総合医療センターのランサムウェア被害
2022年10月、大阪急性期・総合医療センターがランサムウェア攻撃を受け、電子カルテシステムが約2ヶ月間使用不能になりました。
攻撃の侵入経路は、取引先企業が使用していたVPN機器の脆弱性でした。
古いファームウェアが放置されていたことが原因で、そこから病院のネットワークへ侵入されました。
個人ユーザーへの教訓は、「自分のVPN機器だけでなく、接続先の環境も含めてセキュリティを意識する必要がある」ということです。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)への不正アクセス
2023年、JAXAがVPN機器の脆弱性を突かれた不正アクセス被害を公表しました。
攻撃者はVPN経由で内部ネットワークに侵入し、機密情報にアクセスしていたとされています。
国家レベルのセキュリティ体制を持つ組織でさえ、VPNの脆弱性を突かれて被害を受けています。「自分は大丈夫」という過信は禁物です。
名古屋港コンテナターミナルのシステム障害
2023年7月、名古屋港のコンテナターミナルシステムがランサムウェアに感染し、約3日間にわたり港湾業務が停止しました。
こちらもVPN機器の脆弱性が侵入経路でした。
物流という社会インフラが止まったことで、企業だけでなく一般市民の生活にも影響が及びました。



これらの3事例に共通するのは「VPN機器のアップデートを怠っていた」こと。
個人でも、VPNアプリやルーターは常に最新バージョンに保つことが重要です。
無料VPNが危険な理由と有料VPNの安全性


「無料のVPNアプリ」はたくさんありますが、無料VPNには深刻なリスクが潜んでいます。
無料VPNが危険な3つの理由
①通信データの売却
一部の無料VPN業者は、ユーザーの通信ログや閲覧履歴を収集し、広告主や第三者に販売して利益を得ています。
②暗号化が不十分
有料VPNが採用するAES-256ビット暗号化に対し、無料VPNでは暗号化レベルが低い、もしくは暗号化されていないケースもあります。
③マルウェアの混入
無料VPNアプリの中には、マルウェアやアドウェアが巧妙に仕込まれているものも存在します。
インストールした時点でセキュリティリスクを抱えることになります。
具体的な無料VPNの危険性については、以下の記事で詳しく解説しています。






有料VPNが安全な理由(ノーログ・第三者監査・キルスイッチ)
有料VPNが安全と言える根拠は、大きく3つあります。
- ノーログポリシー:通信記録を一切保存しない
- 第三者監査:Deloitte・KPMG・Cure53等が安全性を検証
- キルスイッチ:VPN接続が切れた瞬間にネット接続を遮断
特に、「第三者監査」は重要で、NordVPNはDeloitteによるノーログ監査を6回実施済み、ExpressVPNはKPMGとCure53の監査を受けています。
ノーログVPNについては、以下の記事で詳しく解説しています。


VPNを安全に使うための対策方法


ここまでVPNの危険性について解説してきましたが、適切な対策を取れば安全に使えます。
具体的な対策方法を5つご紹介します。
①信頼できる有料VPNサービスを選ぶ
VPNの安全性は、どのサービスを選ぶかで大きく変わります。
選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- ノーログポリシーを掲げていて、第三者監査を受けている
- AES-256ビット暗号化やWireGuard等の最新プロトコルに対応
- 30日間の返金保証があり、安心して試せる
以下は、安全性の高いおすすめVPN3社の比較表です。
| NordVPN | ExpressVPN | MillenVPN | |
|---|---|---|---|
| 月額料金(2年) | 470円 | 440円 | 396円 |
| ノーログ | |||
| 第三者監査 | Deloitte(6回) | KPMG / Cure53 | なし |
| キルスイッチ | |||
| 暗号化 | AES-256 | AES-256 | AES-256 |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
迷ったら、コスパの最もよいExpressVPNがおすすめです。
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VPNの選び方について詳しくは、以下の記事を参考にしてください。


②VPNは常時ONにしてキルスイッチを有効化する
VPNは使うときだけONにするのではなく、常時接続しておくのが安全です。
キルスイッチとは?
VPN接続が切れた瞬間に、インターネット接続そのものを遮断する機能です。
これにより、VPN切断時にIPアドレスや通信内容が漏れることを防ぎます。
NordVPN・ExpressVPN・MillenVPNのいずれもキルスイッチ機能を搭載しています。
③多要素認証(MFA)を設定する
VPNアカウントのセキュリティを高めるために、パスワードだけでなく多要素認証(MFA)を設定しましょう。
多要素認証を設定すれば、万が一パスワードが漏洩しても、第三者がログインすることはできなくなります。
NordVPNやExpressVPNでは、アプリ設定からワンタップでMFAを有効にできます。
④OS・アプリ・VPNソフトを常に最新に保つ
被害事例で見たとおり、VPN機器やソフトウェアのアップデートを怠ることが最大のリスク要因です。
- VPNアプリ本体
- スマホ・PCのOS
- 自宅ルーターのファームウェア
- ウイルス対策ソフトの定義ファイル
自動更新をONにしておけば、アップデートを忘れるリスクを減らせます。
⑤公衆Wi-Fiでは必ずVPNを使う
カフェ・ホテル・空港などのフリーWi-Fiを使うときは、必ずVPNをONにしてから接続しましょう。
フリーWi-Fiは利便性が高い反面、暗号化されていないネットワークが多く、通信内容が第三者に盗み見られるリスクが高いです。
VPNを経由すれば通信が暗号化されるため、フリーWi-Fiでも安全にネットを利用できます。


VPNの危険性に関するよくある質問


VPNの危険性について、よく検索されている質問にお答えします。




まとめ:VPNの危険性を理解して安全に使いこなそう


今回は、VPNの危険性とセキュリティリスク、安全に使うための対策方法について解説しました。
- VPN自体は安全な技術。危険なのは「使い方」と「選び方」
- 無料VPNにはデータ売却・マルウェア混入のリスクがある
- 対策は「有料VPN」「常時ON+キルスイッチ」「MFA」「最新化」「公衆Wi-FiではVPN必須」
迷ったら、セキュリティ機能が最も充実しているExpressVPNを選べば間違いありません。
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今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。













