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『メモの魔力』の要約まとめ、失敗しない読み方を解説

2019年1月21日

[say name="メモの魔力の要約を知りたい人" img="https://www.tsuzukiblog.org/wp-content/uploads/2019/01/student-e1546513253910.png"]メモの魔力の要約まとめを知りたい。[/say]

こんな悩みを解決します。

『メモの魔力』は、SHOWROOM代表の前田祐二さんによって2018年12月25日に出版されたビジネス本です。

本記事を読むと、『メモの魔力』から得られる5つのポイントを理解でき、読了後に何をしたらいいか分かります。

記事の最後には「自己分析1000問」へのリンクと、無料公開している「メモの魔力の前文」へのリンクもご紹介しています。

それではいきましょう。

もくじ

『メモの魔力』を読むべき人

本書は以下のような悩みを抱えている人におすすめです。

[box class="box16"] [list class="list-raw"]
  • 言語化が苦手
  • 就活の軸を見つけたい人
  • 自分に自信がない人
[/list] [/box]

『メモの魔力』は、自分の中に「軸」を持ちたい全ての人におすすめの1冊です。

この本を読んで実践すると「確実に今の状況から変わっていくな」という感覚が得られます。

逆に、以下のような人は読む必要はないかと思います。

[box class="box16"] [list class="list-raw"]
  • 読了後に行動を起こせない人
  • 夢に向かって努力できてる人
  • 言語化しないことを美徳とする人
[/list] [/box]

厳しいようですが、脳内に知識を蓄えても、行動を起こさなければ現実世界は1ミリも変わりません。

『メモの魔力』の基本情報

本書の基本情報は以下です。

出版社、編集者、出版年など

書籍名『メモの魔力』編集者箕輪厚介
著者前田祐二発行所株式会社幻冬舎
発行者見城徹出版年2018年12月25日(初版)

「News Picks × 幻冬舎」のコラボレーションで生み出された本書。

著者はSHOWROOM代表の前田祐二さん。編集はNews Picks Bookの編集長を務める箕輪厚介さん。

著者、前田祐二さんのプロフィール

プロフィール
前田祐二 / Yuji Maeda

SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。11年からニューヨークでエクイティセールス業務に従事。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。

前田祐二さんの処女作『人生の勝算』はベストセラーとなっています。

『人生の勝算』では「人生の価値観、向かうべきベクトルを持つことが”人生の勝算”に繋がる」と語られています。

『メモの魔力』が執筆された背景

『メモの魔力』は「人生の価値観、向かうべきベクトル」を持つための具体的な方法論が書かれています。

『メモの魔力』は『人生の勝算』へのアンサー本となっています。

『メモの魔力』から得られる5つのメモ極意

本書から得られるキーポイントを5つにまとめました。

ひとつずつ解説していきます。

メモ極意①:メモの目的=「本質的なことに時間を割く」

前田さんがメモを取る目的は「本質的なことに時間を割くため」だそうです。

本質とは何かというと、コピーではなく創造、代替可能物ではなく代替不可能物、ということ。

つまり、クリエイティブで新たな知的生産につながる思考や、自分にしか思いつかないような代替不可能性の高い思考


メモの魔力』第一章 p22より引用

MTGを事例にあげると、「日付や出席者」「話した内容や決定事項」をメモにとるだけでは思考していないことになります。

これらの「ファクト」を「抽象化」して、他の事例にも応用可能な状態にする「転用」まで終了すると本質的な思考ができたことになります。

メモ極意②:メモの取り方=「ファクト・抽象化・転用」

『メモの魔力』p44-45より

『メモの魔力』=「ファクト・抽象化・転用」と想起するくらいインパクトが強いメモの取り方の名前です。

本書では上記のような「ファクト・抽象化・転用」の例が載っています。

  • ファクト:自分が興味を持ったことや発見した具体的な事実
  • 抽象化:具体的な事実から導き出せる応用可能な法則や概念
  • 転用:抽象化した法則を他に応用すること

ノートを見開き1ページで使います。

左半分を「日付」「タイトル」「標語」「ファクト」

右半分に「抽象化」「転用」をメモします。

メモ極意③:言語化能力=「アナロジー力 × ネーミング力」

『メモの魔力』p136-137より
『メモの魔力』p138-139より

「抽象化」を上手に行うコツとして、上記のような「What・How・Whyの型」を用いて説明しています。

「ファクト」は事実なので、心に引っかかる情報は全て記入すれば良いです。

しかし、「抽象化」は思考をしなければ導き出せません。

前田さんは、「抽象化」が上手な人は言語化能力が高いと言っています。

具体例としてはAKB48の生みの親”秋元康”さんや放送作家の”鈴木おさむ”さんを挙げています。

言語能力の高い人の特徴は「アナロジー力 × ネーミング力」が高いそうです。

AとBの間に何らかの共通点を見つけて抽象化し、よくハマる名前をつけられる人は言語化が上手ということになります。

[memo title="MEMO"]アナロジー力:一見無関係なものの間に共通点を見つけて結びつける能力
ネーミング力:抽象的な概念にハマりのいいキーワードや名前をつける能力
[/memo]

メモ極意④:タコわさ理論=「未体験からは選べない」

「タコわさ理論」とは、それを体験したことのない人には評価や判断をすることができないという理論です。

例えば、小学生に「明日世界が終わるとしたら最後に何を食べたい?」という質問をします。

すると、「タコわさ」と答える小学生はほとんどいないはずです。

理由は、小学生は「タコわさ」を食べたことがないので、美味しいか美味しくないか判断できないからです。

人生の軸を見つける際も同様です。

基本的に経験則から考えることになるため、経験量が少ないと人生の軸は選択肢の中にないかもしれません。

だからこそ、どんどん行動して経験量を増やしていきましょう!ということです。

メモ極意⑤:自己分析=「意識の具体化⇄抽象化」

前田さんによると自己分析の極意は「意識の具体化⇄抽象化」です。

本書の最後には、自己分析のための質問が1000問ついています。

自分が感じたことを言語化して、抽象化をしていくことで分析が深まります。

普段「自分はなぜこれが好きなのだろう?」「どうしていつもこれに苦手意識を感じるんだろう?」というように、意識をどんどん具体化していきます。

本書より、前田さんの自己分析メモを掲載しています。

前田さんの自己分析メモ(質問:幼少期に苦しかったことは?)

意識の具体化(言語化)と、具体化した意識をWhy?で深掘りしていきましょう。

巻末の自己分析のための質問が1000問に答えて揺るぎない人生の軸を見つけましょう。

『メモの魔力』の失敗しない読み方とは?

失敗しない『メモの魔力』の読み方とは?

その①:目的を決めてから読みはじめる

ずばり、『メモの魔力』の失敗しない読み方は、最初に目的を決めて読みはじめることです。

どんな本を読むときも、目的を決めてから読みはじめることで、本の効用を最大化できます。

その②:自分なりの問いかけや疑問を持ちながら読む

まずは、目次を確認してみましょう。

第一章 メモで日常をアイデアに変える
第二章 メモで思考を深める
第三章 メモで自分を知る
第四章 メモで夢をかなえる
第五章 メモは生き方である

各章に対して以下のように問いかけられます。

第一章
日常生活からアイデアを生み出す方法とは?

第二章
メモを通して思考を深める方法とは?

第三章
自分のことを深く知る方法とは?

第四章
メモを通して夢をかなえる方法とは?

第五章
前田さんにとってメモとは何なのか?

『メモの魔力』を読む前に、必ず自分なりの目的や問いかけを設定しましょう。

例えば、「自己分析が深まらず軸がブレブレなんです」という就活生は、第二章と第三章を優先的に読みましょう。

思考を深める方法(ファクト→抽象化→転用)と、自己分析を深める方法(意識の具体化⇄抽象化)がわかるはずです。

その③:本に書いてあることはサクッと実践してみる

メモの魔力は、読み終わったあとの読者のアクションを前提にして書かれている本です。

読了後は、他の章に書いてあることや、自己分析1000問に取り組んでみましょう。

『メモの魔力』を読み終えた後にとるべき3つの行動

『メモの魔力』を読了しても、まだスタートラインに立っている状態だと思いましょう。

大事なのは日常生活の中で『メモの魔力』を活かすことです。

『メモの魔力』を読み終えた後にとるべき3つの行動は以下です。

その①:【自己分析1000問】に挑戦
その②:モレスキンのノートを購入
その③:アクションに期限を設ける

解説していきます。

その①:【自己分析1000問】に挑戦

巻末に掲載されている自分を知るための【自己分析1000問】に答えましょう。

前田さんから「夢・性格・経験・家族・親戚・友人・知人・勉強・仕事」に関する1000の質問が掲載されています。

全ての質問に答えて「人生の軸」を手に入れましょう。毎日10問に答えたら約3ヶ月ちょっとで終わります。

2019年のやることリストに入れちゃいましょう!

>> 「自己分析1000問」が無料配布!!

その②:モレスキンのノートを購入

新習慣を身につけるには「形から入る」ことも重要です。

モレスキンのハードカバーノートを準備しましょう。

ゴッホやピカソ、ヘミングウェイ、アインシュタイン、宮崎駿など歴史的な著名人に愛用され続けている、伝統的なノートブックです。

おすすめは黒のハードカバーです。

漆黒のハードカバーノートは、持っているだけでも気持ちが高まります。

その③:アクションに期限を設ける

「ファクト→抽象化→転用」を記入しただけでは、頭の中は整理されても現実世界はまだ何も変化が起きません。

「転用」に書いたことに「期限(デッドライン)」を設けて、行動に移しましょう。

なお、行動する際の目標の立て方としてSMARTという目標設定の方法が推奨されています。

『メモの魔力』とあわせて読みたい、関連書籍5選

『メモの魔力』とあわせて読みたい関連書籍5冊は以下のとおりです。

①『具体と抽象』
②『理想は現実化する』
③『知的生産の技術』
④『マーケット感覚を身につけよう』
⑤『ストレングス・ファインダー2.0』

解説していきます。

関連書籍①:『具体と抽象』

本書の内容

永遠にかみ合わない議論、罵(ののし)り合う人と人。
その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から読み解きます。

具体化⇄抽象化に関して深く知りたい人におすすめです。

詳しくは次の記事で解説しています。

>> あなたが教養を身につけるべきたった1つの理由

[box class="box26" title="著者のプロフィール"]
細谷功
ビジネスコンサルタント。1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。アーンスト&ヤング、キャップジェミニなどの米仏日系コンサルティング会社を経て、2009年よりクニエのマネージングディレクターとなる。2012年より同社コンサルティングフェローに。専門領域は、製品開発、営業、マーケティング領域を中心とした戦略策定や業務/IT改革に関するコンサルティング。
[/box]

関連書籍②:『理想は現実化する』

本書の内容

500名を超える成功者の協力をえて、ナポレオン・ヒルが体系化した、唯一無二の科学的自己開発書!

成功者の事例を見たい人におすすめの1冊です。

[box class="box26" title="著者のプロフィール"]
ナポレオン・ヒル
1908年、駆け出しの雑誌記者時代に、アンドリュー・カーネギーと出会う。カーネギーの要請で万人が活用できる成功の秘訣の体系化に着手。カーネギーの 尽力もあり、著名な500名以上の各界成功者が共同作業に携わる。20年後の1928年、初期プログラム完成。そして実践の場での有効性を調査し、再び検 討を重ねて52年後の1960年に、遂にPMAプログラムを完成(80年後の1988年に新版完成)。
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関連書籍③:『知的生産の技術』

本書の内容

学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。

メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。

メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方などを通じて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術について教えてくれます。

[box class="box26" title="著者のプロフィール"]
梅棹/忠夫
1920年京都市に生まれる。1943年京都大学理学部卒業。京都大学人文科学研究所教授を経て、現在、国立民族学博物館名誉教授・顧問。専攻は民族学、比較文明論。
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関連書籍④:『マーケット感覚を身につけよう』

本書の内容

プライシング能力を身につける、インセンティブシステムを理解する、市場に評価される方法を学ぶ、失敗と成功の関係を理解する、市場性の高い環境に身をおく。

マーケット感覚を鍛え、「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法。

社会はブロガー”ちきりん”さんが「本質的な価値」を見抜く、一段上のレベルの能力「マーケット感覚」を解説しています。

[box class="box26" title="著者のプロフィール"]
ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系企業勤務を経て2011年から文筆活動に専念。2005年開設の社会派ブログ「Chikirinの日記」は、日本有数のアクセスと読者数を誇る。11万部のベストセラー『自分のアタマで考えよう』を始め、著作も多数
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関連書籍⑤:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』

本書の内容

本書には、あなたの強みを活かすためのたくさんの戦略やアイデア、ヒントが詰まっている。それらを実践すれば、あなた自身を、そしてあなたのまわりの世界を見る目が永遠に変わるはずだ。

2001年に出版されたストレングスファインダーの新版。

ウェブテストを受けることで34の資質の中から自分の強みを見つけ出すことができます。自己分析と合わせて行うことで、より正確に自分を捉えることができるはずです。

詳しくは次の記事で解説しています。

>> ストレングスファインダーの結果から自己分析してみた【34の資質を全て公開します】」

[box class="box26" title="著者のプロフィール"]
ラス,トム
ビジネス思想家であり、ベストセラー作家のひとり。著書に、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで第1位を獲得した『心のなかの幸福のバケツ』(共著、日本経済新聞出版社)などがある。ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。現在はワシントンDCで家族と暮らす
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更新情報①:『メモの魔力』の「はじめに」が無料公開!

キングコング西野さんがこんなツイートを。

ということで、こちらのリンクから『メモの魔力』の「はじめに」を無料で読むことができます。

更新情報②:「自己分析1000問」が無料配布!!

編集者の箕輪さんがこんなツイートを。

自己分析1000問ノックの需要が半端ないようです。

ぜひ、本書を購入されていない方も試してみてください。

ただし、「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークを使わないとせっかくの自己分析も効果が半減してしまいます。。。

いきづまったら、本書を手元に置いて1000問に答えてみてください。

ではでは。

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