
ブログでペルソナ設定をするべきだと聞いたのですが、どうやって設定すればいいですか?マーケティングでは細かく設定しないといけないっぽいですが、ぶっちゃけあまりイメージできません。
こんな質問に回答します。
・ブログにおけるペルソナの作り方
・ブログのペルソナ設定をする手順3つ
・ペルソナ設定ができたら記事執筆しよう
・記事を書いた後はしっかり順位計測せよ

この記事を書いている僕は、ブログを書いてご飯を食べているブロガーです。
これまでに300本以上の記事を書いてきて、SEOでも上位を獲得しています。
今回は、ブログ記事の解像度を上げてくれるペルソナ設定の方法について、わかりやすく解説していきます。
ペルソナ設定をしておくと検索意図がイメージできるので、検索意図を満たす記事を書きやすくなります。なので、初心者ほどしっかり設定しておくべきです。
結論、ブログのペルソナ設定においては下記が重要です。
- ペルソナ設定は読者の顔が浮かべばOK
- メリットは検索意図が明確化すること
- ペルソナ設定の答え合わせは順位計測
上記に関して、本記事で詳しくご紹介していきますね。
マーケティング用語のペルソナとかを調べると、かなり細かく設定しないといけないと思うかもですが、ブログにおいてはそこまで詳細設定は不要です。
それでは、前置きはこの辺にしつつ早速ご紹介していきます。
ブログにおけるペルソナの作り方
ブログのペルソナ設定に関して、知っておくべき前提条件などを解説します。
マーケティング用語のペルソナ設定は細かすぎ
ペルソナの詳細設定は、不要です。
なぜなら、ペルソナ設定の目的は「読者がどんなことを求めているか、具体的にイメージが持てるようになること」だからですね。
例えば、よくペルソナを決める時の項目として、下記のような項目があげられますよね。
- 名前・性別・年齢・職業・収入・既婚未婚・在住場所・趣味
- 仲のよい友だち・休日の過ごし方・好きな雑誌/メディア/SNS
正直、目的は読者ニーズの理解にあるので、ここまで細かく設定しなくても大丈夫です。
ぶっちゃけ、「26歳男性。会社員3年目。未婚。年収300万円。休日は友だちとサイクリングに行く」みたいに設定しても、読者の顔がイメージできないなら意味ないですよね。
ブログのペルソナ設定は読者の顔が浮かべばOK
では、どの辺まで設定しておけばいいのか?
答えとしては、「読者の顔が具体的に浮かぶまで」となります。
例えばですが、下記のような人物ですね。
- 3年前の自分
- 高校のときの親友
- 会社の同僚で一番仲の良い人
この3名ならば、どんなことに困っていて、どんなことを調べていそうなイメージできますよね。
読者の顔が浮かんでくれば、検索意図がリアルに分かったり、どんな口調で記事を書けばいいか見えてくるはずです。
今回の記事では、キーワードからペルソナを設定していく方法について、後ほどご紹介していきます。
ペルソナ設定をする理由は読者ニーズの理解にある
ブログでペルソナ設定をする理由は、検索意図を具体的にイメージするためだと思う。読者によって記事に求められるニーズが変わってくるからですね。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) June 29, 2020
例えば、経験者 or 未経験によってニーズが変わることはイメージできますよね。ペルソナ設定をしておくと、読者ニーズを満たしやすくなります。
上記のツイートの通りですね。
「読者ニーズ?検索意図って?」という方は、SEOで検索意図が重要な理由とは?【調べ方・記事に活かす方法も解説】をご覧ください。
読者のニーズを満たす記事を書けると、ブログのアクセスUPや収益UPを狙うことができますよ。
例えば、本記事のペルソナは「1年半前の僕」です。
1年半前の僕はどんな感じだったかといえば、下記のような感じですね。
- ブログを始めて1ヶ月
- ブログの知識は皆無だが、学習に対しては意欲的。
- ペルソナ設定のやり方と、メリットを知りたい。
上記のような感じです。
そのため、「ブログ知識が皆無の人でもわかるよう専門用語は使わず、ペルソナ設定のやり方とメリット、どうして重要なのか記事で語り尽くそう」と思いながら本記事を書いています。
ブログのペルソナ設定をする具体的な手順3つ
続いては、ペルソナ設定をする具体的な手順をご紹介していきます。
手順①:ターゲットキーワードを決める
手順②:検索ユーザーの背景を想像する
手順③:検索ユーザーの意図を理解する
1つずつ、解説していきますね。
手順①:ターゲットキーワードを決める
まずは、ターゲットキーワードを選定しましょう。
キーワード選定の仕方がわからないという方は、下記の記事を見ながら設定してみてください。
>> SEOキーワード選定の方法を4つの手順で解説【選び方のコツ】
ペルソナは、キーワード1つに対して1つ設定していけばOKなので、まずはキーワード選定をしていきましょう。
手順②:検索ユーザーの背景を想像する
キーワードが決まったら、検索ユーザーの背景を想像していきます。
本記事の例でいえば、下記ですね。
- Twitterをみてブログのペルソナ設定は大事だと知る。
- [ ペルソナ設定 やり方 ] [ ペルソナ設定 コツ ] でググる。
- ペルソナを決めるための要素が多くて難解だと感じる。
- [ ブログ ペルソナ設定 ] でググり直してみる。
仮に上記のような背景があって、 [ ブログ ペルソナ設定 ] とググっているならば、ユーザーは「ペルソナ設定は実践であまり使えなさそうな難しい概念」だと認識しているはずです。
ということは、上記のようなお悩みを解決していけばいいのだと分かりますよね。
手順③:検索ユーザーの意図を理解する
次は、ユーザーの検索意図を理解しましょう。
検索の背景で、ユーザーは下記のような前提を持っているはずです。
- ペルソナ設定の重要性
- ペルソナ設定の難解さ
そうすると、検索意図としては、下記のようなことが考えられますよね。
- ブログで使えるペルソナ設定の方法を知りたい
- ペルソナ設定を実践で使う事例について知りたい
つまり、本記事では上記のような検索意図を満たす記事を書いていけばOK、ということになります。
これでペルソナ設定は完了です。
ブログでペルソナ設定をしたら記事執筆しよう
ペルソナ設定ができたら記事を書きましょう。
>> ブログの構成案をつくる手順6つと注意点3つ【実例公開】
ペルソナ設定をすると読者の顔が浮かぶはずなので、読者と会話のキャッチボールをする要領で記事を書いていけばOKです。
ペルソナを決めて記事を書いたら順位計測せよ
記事を書いた後は、順位計測までしっかりしましょう。
記事公開したあとは、キーワード順位計測
ペルソナ設定時に決めた、ターゲットキーワードの順位を測定します。
検索順位チェックツールなどで、検索順位をチェックしていきましょう。
おすすめは、Rank Trackerというツールです。詳しくは、SEO検索順位チェックツール、Rank Trackerが最強すぎる【レビュー】で解説しています。
1ヶ月半〜2ヶ月ほどで安定すると言われています。
僕の肌感としても、2ヶ月ほどで順位が安定してくるので、記事公開して2ヶ月は様子見しておきましょう。
もちろんGoogleのコアアップデートなどがあるタイミングで順位が一気に変動することはありますが、2ヶ月を目安にしておいて問題はないかと。
検索上位を取れるとアクセス数も増えます
ターゲットキーワードで検索上位を取れると、ブログのアクセス数も増えてきます。
1ヶ月の検索ボリュームによってアクセス数が変わってくるので、Googleキーワードプランナーなどでキーワードの検索ボリュームを調べておくといいですよ。
1位 :21.12%
出典:Internet Marketing Ninjas
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
SEO上位を取れると、上記のような確率でクリックされることになります。
アクセスアップしたら商品を売ってみよう
ブログのアクセス数が増えてきたら、商品を売っていきましょう。
具体的には、下記のような商品などですね。
- アフィリエイト商品
- 自社ブランドの商品
- イベントのチケット
例えば、当ブログではアフィリエイト商品をメインに販売しており、月に100万円以上の売上を得ることができています。
販売できる商品はアフィリエイトに限らず、自分で作っている商品や、取り組んでいる活動のイベントなど売れる商品は多岐に渡ります。
まとめ:ペルソナ設定で読者に刺さる記事を書こう!
今回は、ブログのペルソナ設定をする方法について解説してきました。
本記事の内容をざっくりまとめると、下記です。
- ペルソナ設定の目的は、読者ニーズを具体的にイメージすること。
- ペルソナ設定の手順は、キーワード選定→検索の背景/意図を探ること。
- 記事公開をした後は、順位チェックをしてアクセスUPを狙おう。
こんな感じでしょうか。
ペルソナ設定がうまくできると、ブログ記事の解像度もグッと上がってくるので、読者の顔がイメージできるまで設定をしてみてください。
今回は以上です。