ブログで商品を売るには、セールスライティングが重要って聞いたけど、セールスライティングのコツって何?わかりやすく教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
・そもそも、セールスライティングとは?
・セールスライティングのメリット・デメリット
・売上UPするセールスライティングのコツ5つ
・セールスライティング10のチェックリスト【公開前に確認】
・セールスライティングの学習方法2つ
本記事を書いている僕はブログ歴5年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
今回は、ブログの売上UPにつながる、セールスライティングのコツ5つについて、お話ししていきます。
実際、はじめは月3,000円の収益だった僕が、現在ブログで月300万円ほど稼げているのも、このセールスライティングという技術を活用しているからです。
先に結論を書いておくと、下記がセールスライティングのコツ5つとなります。
コツ①:「商品のベネフィット」を訴求する
コツ②:「5つの動機づけ」で購買意欲を喚起する
コツ③:読者の「コア・コンプレックス」を理解する
コツ④:理想の未来と、達成するための手段を提示する
コツ⑤:いま買うべき理由を提示し、読者の背中を押す
上記をマスターすれば、文章でモノを売ることできるようになります。
セールスライティングを身につけて、ブログやサイトの売上を伸ばしたい方は、最後までじっくりと読んで実践してみてください。
それでは、「まとめ」のところでまたお会いしましょう。
そもそも、セールスライティングとは?
まずは、セールスライティングの定義と、コピーライティングとの違いについて、ご説明していきます。
セールスライティングとは、文章でモノを売る技術のこと
セールスライティングとは、文章でモノを売る技術のことです。
セールスライティングという言葉を、イメージするのにちょうどいいのは、セールストークと比較することですね。
話して売るのか?書いて売るのか?という違いはあれど、「お客さんの心を動かして商品購入してもらう技術」としては共通しています。
セールスライティングとは、そのような、文章でモノを売る技術のことです。
コピーライティングとセールスライティングの違い
コピーライティングは宣伝や広告に幅広く使われる技術で、セールスライティングは商品販売に特化している技術のことですね。
2つの定義としては、下記となります。
- コピーライティング:読み手の心を言葉で動かす技術
- セールスライティング:文章でモノを売る技術
例えば、テレビCMや雑誌などにはコピーライティングが主に使われており、アフィリエイト記事にはセールスライティングが主に使われています。
両者の違いは、使われる目的にあります。
セールスライティングのメリット・デメリット
それでは、セールスライティングのメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
それぞれについて、簡単にご紹介しますね。
セールスライティングのメリットは、文章でモノが売れること
セールスライティングのメリットは、下記のような感じですね。
その①:文章だけで商品を売ることができる
その②:文章で読者の心を動かすことができる
その③:技術としてブログ以外にも活用できる
文章でモノを売る技術がセールスライティングなので、身につけておけば様々なシーンで活躍してくれる技術です。
セールスライティングのデメリットは、胡散臭いと思われること
一方、セールスライティングのデメリットは、下記の3つですね。
その①:押し売りになると全然商品が売れない
その②:読者の心理が分からないと効果が発揮されない
その③:セールスライティング=胡散臭いというイメージがある
ということを踏まえて、本記事では胡散臭いと思われず、押し売りにならないセールスライティングのコツをご紹介していきます。
情報商材や、数年前のアフィリエイト記事なんかは、「胡散臭いけど、何か得があるかもしれない」と思われるライティングがよく見られました。
売上UPするセールスライティングのコツ5つ
ここまで、セールスライティングの定義や、メリット・デメリットをご紹介してきました。
続いては、セールスライティングのコツ5つを解説していきます。
コツ①:「商品のベネフィット」を訴求する
コツ②:「5つの動機づけ」で購買意欲を喚起する
コツ③:読者の「コア・コンプレックス」を理解する
コツ④:理想の未来と、達成するための手段を提示する
コツ⑤:いま買うべき理由を提示し、読者の背中を押す
コツ①:「商品のベネフィット」を訴求する
商品には、機能とベネフィットがあります。
- 機能:客観的な事実
- ベネフィット:商品の効能
簡単に2つを説明すると、上記のような説明になります。
コーヒー豆を具体例として、機能とベネフィットの両面で説明してみますね。
機能とベネフィットの具体例
- 機能:深めに焙煎された、ブラジル産の豆です。
- ベネフィット:飲むと頭がスッキリして、仕事に集中できるコーヒーです。
あなたがビジネスマンだとすれば、後者の方が商品に魅力を感じませんか?
同じ商品でも、相手にとってどんなベネフィットがあるのかを説明できれば、魅力を感じてもらうことができます。
コツ②:「5つの動機づけ」で購買意欲を喚起する
『セールスライティング・ハンドブック』という本で紹介されている、5つの動機づけをすることで、読者の購買意欲を喚起することができます。
①注意を引く:
ベネフィットを提示して、読者を本文に引き込む②必要性を示す:
なぜその商品が必要なのか、その理由を読み手に示す③その商品やサービスがニーズをみたし、問題の解決策となることを示す:
商品の必要性を理解した読者に、商品がニーズを満たして問題を解決することを示す④広告の商品に、広告で謳っているとおりの利点があることを証明する:
競合商品との比較、ユーザーのレビュー、販売元の権威性、実験データなどを示す⑤行動を促す:
出典:セールスライティング・ハンドブック
読者の背中を押す、特典やサンプルを用意してまず体験してもらうことが重要
読者は、AIDA理論と呼ばれる「注意→興味→欲求→行動の順番」で購買行動を起こす、ということを覚えておきましょう。
ですから、行動までの各ステップを上手に運んであげることが重要です。
コツ③:読者の「BFDフォーミュラ」を理解する
こちらも、『セールスライティング・ハンドブック』で紹介されている、見込み顧客の分析方法です。
- 信念(Belief):買い手は何を信じているだろうか?
- 感情(Feeling):買い手はどんな風に感じているのか?
- 願望(Desire):買い手は何を求めているのか?
上記の3つの頭文字をとって、BFDフォーミュラと名付けられています。
例えば、先ほどのコーヒー豆の想定読者(会社員・WEBマーケター)を、BFDフォーミュラで分析してみましょう。
BFDフォーミュラの具体例
- 信念:仕事においては集中力が何より大事で、特に、朝の段階からカフェインで頭をスッキリ働かせることで生産性をあげたい。
- 感情:商品へのこだわりが強く、誇大広告を打っている商品はあまり買いたいと思えない。
- 願望:仕事で結果を残して、周囲の人々から認められたい。
上記のような特徴を持っているWEBマーケターには、
「専門家が監修!仕事の生産性を1.8倍UPさせる、朝活用のスペシャリティーコーヒー」
などを提供すると、刺さりそうですよね。
また、あまり誇大広告のような文言は使わず、著名人が利用した口コミを合わせて訴求すると、購入のハードルが下がりそうです。
このように、BFDフォーミュラを利用して、ターゲットに合わせた訴求方法を考えてみましょう。
コツ④:理想の未来と、達成するための手段を提示する
セールスライティングでは、理想の未来を読者に提示するのが大事です。
例えば、「毎朝1杯コーヒーを飲む習慣をつけるだけで、生産性が1.8倍UPして、エース社員として活躍することができます。」
といった理想の未来を提示します。
そして、そのために「あなたの体質を分析して、AIが最適化した理想のコーヒー豆を提供できるサービスAを利用しましょう。」
と言われたら、ちょっと興味が湧きますよね?
理想の未来を読者の頭の中に浮かべてもらいい、「そのための最適な手段がコレです!」と提示することで心を動かすことができます。
このように、理想の未来を提示しましょう。
コツ⑤:いま買うべき理由を提示し、読者の背中を押す
最後は、今買うべき理由を提示することで、読者の背中を押してあげましょう。
「問題提起→解決策としての商品→効果の実証」という順番で、心を動かされてきた読者は、購買意欲が徐々に高まっていきます。
ですから、下記のように4つのクロージング方法を活用して、背中を押してあげましょう。
具体的には、
①簡便性(早い・簡単):
例)コーヒー診断を3分で受けて、注文するだけ②希少性(個数・期限):
例)コーヒーの無料診断は、先着100名さま限定です③特典(プレミアム性):
例)今ならコーヒーフィルターが無料で30個ついてきます④保証:
出典:10倍売れるWebコピーライティング
例)商品に不満があれば、全額返金保証がついています
といった感じですね。
ブログアフィリエイトの場合は、商品ごとに、どのクロージングのコツを使うか変わってきます。
商品をしっかりと分析しておきましょう。
セールスライティング10のチェックリスト【公開前に確認】
10のチェックリストを確認することで、セールスライティングが上手にできているか、確認してみましょう。
- BFDフォーミュラで分析できているか?
- 商品のベネフィットは訴求できているか?
- 5つの動機づけは設計できているか?
- 読者に理想の未来を提示できているか?
- 理想の未来を達成する手段を提示できているか?
- 商品に合わせたクロージングができているか?
- 胡散臭いセールスライティングはしていないか?
- 誇大広告や、ウソの内容を書いてはいないか?
- 読者目線で読んだときに買いたいと思えたか?
- 家族や友だちに見せられる内容になっているか?
上記すべてでYESと答えられたら、セールスライティングの効果は出てきます。
読者と商品をしっかりと分析すれば、、売れるセールスライティングができるはずです。
セールスライティングの学習方法2つ
最後に、セールスライティングを学習する2つの方法を解説します。
その①:信頼できる書籍から学ぶ
1つ目は、書籍から学ぶことですね。
おすすめは上記の3冊です。
1冊目と2冊目は、本記事でも引用させてもらったセールスライティングの定番本といえます。
初心者の方は、上の2つを選んでおけばOKです。
もう少し詳しくセールスライティングを学びたい方は、3冊目もどうぞ。
いずれも、ブログアフィリエイトではなく、広告やメールでのセールスライティングがメインで語られているので、活用できそうな部分を盗ませてもらうのがおすすめですね。
その②:手を動かして実践から学ぶ
2つ目は、実際に手を動かしながら学ぶことです。
- ブログを書いてみる
- 本業でも試してみる
- SNSでも試してみる
セールスライティングは相手の心を動かす技術なので、ブログに限らずいろんな場所で応用することができます。
とにかく実践してみて、相手の反応をみながら学んでいくのが最速での成長に繋がりますよ。
まとめ:セールスライティングという魔法の力を手に入れよう
最後まで、本記事をお読みいただきありがとうございます。
今回は、セールスライティングのコツについて、本を引用しながら解説してきました。
いま、あなたは「なんとなく自分でもできる気がする!」と思っているはずです。
セールスライティングは「文章で商品を売る技術」なので、訓練すれば誰でも身につけられます。この記事を読み終えたら、すぐにブログやSNSで実践してみましょう。
この記事をブックマークしつつ、まずは文字を書くところから始めることで、やり方を含めて定着させられるはずです。
今回は以上です。