そろそろGoogleアドセンスの審査を受けようと思っています。ブログ初心者の僕でも、Googleアドセンスの審査に合格するコツを教えてほしい!
こんなお悩みを解決します。
・Googleアドセンスの審査前に準備すべきこと
・Googleアドセンスの審査で禁止されていること2つ
・Googleアドセンスの審査を受けて登録する方法
・Googleアドセンスの審査で落ちた時の対処方法3つ
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、Googleアドセンスの審査に合格するコツと、落ちた時の対処方法についてご紹介していきます。
初心者がブログを収益化するときに、最もハードルが低いのがGoogleアドセンスです。
なぜなら、1回広告を貼り付けると、読者にあわせて広告を自動配信してくれるからですね。
上記は、当ブログのGoogleアドセンス収益の推移データです。
ブログを始めた2019年1月から、約2年ほどを示しています。
Googleアドセンスは見込み収益のほとんどが確定するので、そのまま収益が振り込まれます。
そんなGoogleアドセンスの審査に通過する方法をご紹介していくので、これからアドセンスで収益化を目指す人は最後までじっくり読んでみてください。
それでは、前置きは終わりにして、始めていきます。
Googleアドセンスの審査とは?
Googleアドセンスとは、オンラインコンテンツから収益を得ることができるサービスのことです。
登場する関係者は、下記のとおり。
- 広告主:広告を出している企業
- Google:広告主とブロガーの仲介役
- サイト運営者:ブロガー
- 読者:ブログを訪れる人
アドセンスに審査がある理由は、広告主が安心して掲載できるサイトを選抜するためですね。
広告主は、読者に人気のあるブログに広告を出したいですよね。そのための審査です。
魅力的なブログを作れば、おのずとアドセンス収益も上がります!
アドセンスの審査の流れ
アドセンスの審査の流れは、下記です。
- AdSenseアカウントを作成する
- AdSenseアカウントを有効化する
- 支払い情報を入力して審査結果を待つ
- 広告の掲載を開始する
スムーズに申請できれば、10〜15分ほどで完了します。
Google公式が出している審査の流れをみたい方は、Google AdSense ヘルプをどうぞ。
アドセンスの審査を申請すること自体は超簡単です!
アドセンスの審査に必要なもの
アドセンスの審査に必要なものは、「Webサイト」です。
必ず、独自ドメインを取得しているブログを使う必要があります。無料ブログでアドセンス申請することはできません。
まだブログを作成していない方は、独自ドメインでブログを作っておきましょう。
アドセンスには「WordPress」がおすすめ
アドセンス収益を上げたいなら、ブログサービスは「WordPress(ワードプレス)」がおすすめです。
・独自ドメインを取れる
・アドセンスを自由に貼れる
・SEO評価が蓄積されやすい
アドセンスで稼ぐブログの大半は、GoogleからのSEO集客がメインになります。
SEOとも親和性の高いWordPressを選んでおくといいですよ。
WordPressブログの作り方は、下記の記事で詳しく解説しています。
アドセンス審査に合格しやすいブログの特徴
アドセンスの審査を通るには、広告主が安心して掲載できるサイトだとお話しました。
では、具体的にどんなブログだと審査に通りやすいのでしょうか?
アドセンス審査に合格しやすいブログの特徴
アドセンス審査に合格しやすいブログの特徴は、下記です。
- 1テーマに特化している:関連性の高い記事が多い。
- ターゲットが明確である:誰に向けて書かれている記事かパッとわかる。
- 読者ファーストである:読者の知りたいことから順番に書いている、テキストだけでなく図解などを活用している、専門用語には解説を入れるなど。
- コンテンツの独自性が高い:実体験をベースに書いている、独自のデータを使っている、他の記事では書かれていないことが書いてあるなど。
- ページ構造がわかりやすい:ブログの上部にナビゲーションバーを設置して、記事にアクセスしやすくなっているなど。
- アドセンス規約に違反していない:AdSense プログラム ポリシーを遵守している。
目安として、1記事2,000〜5,000文字、記事数15〜30本ほどだと考えておくといいかなと。
「コーヒー豆についてのブログ」など、1つのテーマに特化していると、関連性の高いコンテンツを作れるのでおすすめです。
また、ナビゲーションバーとは、下記のようなものになります。
ページ構造については、ブログサービスにWordPressを使い、WordPressテーマを導入しておけば問題ありません。
おすすめのWordPressテーマについては、下記で詳しくご紹介しています。ナビゲーションバーなども、テーマで簡単に作れますよ。
Googleとしては、上記のようなサイトであれば広告主に安心して紹介できそうですよね。
アドセンス審査に通りやすいサイトの例
アドセンス審査に通りやすいサイトの例は下記です。
・20代サラリーマン向けに、おすすめの副業を紹介するサイト
・料理好きな人向けに、料理のレシピ・器具・本などを紹介するサイト
・ダイエットしたい人向けに、おすすめフィットネスを紹介するサイト
上記のように、誰に対してどんな内容で記事を書いているかわかるサイトは、審査に合格しやすいといえます。
Google公式の「AdSense プログラム ポリシー」にも掲載されているので、こちらを参考にしてみてください。
あまりにニッチなテーマだと、ターゲットの数も絞られてくるので、やや人数の多いテーマで記事を書けるといいかなという肌感です。
アドセンス審査に落ちやすいブログの特徴
一方、アドセンス審査に落ちやすいブログの特徴は下記です。
- 規約に違反している
- ポリシーに違反している
- コンテンツが不十分である
といったところですね。
上記を満たしているはずなのに、よく起こるのが、「価値の低い広告枠」という理由で落とされる件です。
この場合の対処法として、下記サイトが参考になります。
>> ポリシー違反「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイトについて)」の10の対策【Googleアドセンス】
思い当たる点があれば、1つずつ解消していきましょう。
最近だと、AIを使っているブログ記事なども対象になってきます。
必ず、自分の手で修正したり、体験談を加筆したりしましょう。
Googleアドセンス審査の申請方法
アドセンスの審査を受けて登録する手順について、ご紹介していきます。
手順①:Googleアカウントを取得・ログインする
手順②:アドセンス公式HPでURLとメールアドレスを入力する
手順③:Googleアドセンスのアカウントを作成する
手順④:お客様情報を入力する
手順⑤:電話番号の確認と認証
手順⑥:サイトをアドセンスとリンクする
手順⑦:申請完了
手順①:Googleアカウントを取得・ログインする
Googleアドセンスは、Googleアカウントで利用することになります。
Googleアカウントを持っていない人は、作成しましょう。
すでに、アカウントを持っている人は、ログインしておいてください。
手順②:アドセンス公式HPでURLとメールアドレスを入力する
続いて、Googleアドセンスの公式HPへアクセスします。
- 審査用のサイトURL
- 申請者のメールアドレス(ログイン済み)
- Adsense情報をメールで受け取る(任意)
上記の3つを入力して、先に進みます。
手順③:Googleアドセンスのアカウントを作成する
「国または地域」の欄で、「日本」を選択します。
利用規約の確認と、チェックボックスのチェックをしたら、「アカウントを作成」をクリックしましょう。
手順④:お客様情報を入力する
「名前と住所」「電話番号(任意)」を記入して、送信します。
上記の住所は、Googleアドセンスの報酬を受け取るために必要です。
手順⑤:電話番号の確認と認証
電話番号を入力して、SMSで「確認コード」を受け取りましょう。
6桁の「確認コード」を受け取ったら、入力して送信してください。携帯もしくはスマホで行います。
※本手順はスキップされる場合がありますが、気にせず進んでOKです。
手順⑥:サイトをアドセンスとリンクする
続いて、サイトとGoogleアドセンスを紐付ける作業です。
GoogleアドセンスのコードをWordPress内に貼り付けることで、Googleは審査をしてくれます。WordPressブログも、開いておきましょう。
まずは、「コードをコピー」をクリックします。
「WordPress管理画面」→「外観」→「テーマの編集」をクリックして、「テーマヘッダー(header.php)」をクリックしてください。
その後、下記のような位置にコードを貼り付けます。(先ほどコピーしたものを貼り付けてください。)
貼り付けたら、「ファイルを更新」をクリックします。
「ファイルを更新」をクリックし忘れないようにしましょう!
Googleアドセンスのページに戻り、「サイトにコードを貼り付けました」をチェックを入れましょう。
上記のように「コードが見つかりました」と表示されればOKです。
手順⑦:申請完了
後日、Googleアドセンスの審査結果がメールで送られてきます。
上記のようなメールがくれば、合格となります。
審査期間としては、数日から数週間、場合によっては数ヶ月かかることがありますので、気長に待ちましょう。
審査作業、お疲れさまでした。
アドセンスを設置する手順3つ
審査中でも、Googleアドセンスを貼り付けることができます。
合格しないと空白が表示されるだけとなりますが、審査通過すると自動的に表示されるようになるので、先に貼っておいても損はありません。
そこで、Googleアドセンスの基本的な貼り方についてご紹介します。
その⓪:初心者は自動広告を貼ってみよう
初めてGoogleアドセンスを設置する場合、Googleが自動で広告を表示してくれる「自動広告」が手っ取り早くておすすめです。
「サイトごと」→「コードを取得」をクリックしましょう。
コードが表示でされるので、「コピー」をクリックします。
その後、WordPressの管理画面へいき、<head></head>
にコードを貼り付けます。
当ブログでは、AFFINGER6というテーマを使っているので、下記のように表示されていますが、「テーマ名 <head></head> コード」とかでググるとやり方が出てくるはずです。
これで、自動的に配信されます。
「広告が多すぎてウザいかも」という場合、自分で広告ユニットを作成して、好きな位置に貼り付けることも可能です。
やり方を解説します。
その①:新しい広告ユニットを作成する
広告ユニットを作成することで、広告を設置することができます。
主に、
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
- Multiplex広告
の4つがあり、好きな広告ユニットを掲載することができます。
例えば、ディスプレイ広告で広告ユニットを作成する時は、「ディスプレイ広告」をクリックします。
その次に、広告ユニットに名前をつけます。
記事下に貼るとして、「記事下」と名付けて、「作成」をクリックします。
次のステップに進みます。
その②:広告コードをコピーする
「作成」をクリックすると、下記のように広告ユニットが完成します。
広告コードを発行するために、「コピー」をクリックしてください。
その③:広告コードをサイトに貼り付ける
コピーした広告コードを、WordPressに貼り付けます。
例えば、ウィジェットで広告を貼り付けることができます。
上記のように貼り付ければ、OKです。
Googleアドセンスの審査に合格したら、自動的に広告が配信されます。
・サムネイル上(タイトル下)
・目次上
・記事下2箇所
・関連コンテンツ
当ブログのGoogleアドセンス設置位置は、上記になります。(※2021年1月にアドセンスを外しました。)
以前は、サイドバーや記事内にも貼っていましたが、ユーザーのことを考えて減らしました。
広告ばかりだと、ぶっちゃけ、ちょっとウザいですよね。笑
WordPressの有料テーマを利用すれば、アドセンスを収益性の高い位置に簡単に貼れたりするので、まだ導入していない方は検討してみてください。
アドセンス審査でNGな禁止事項2つ
GoogleアドセンスでNGとなる条件があります。絶対に、下記の2つに当てはまらないように気をつけましょう。
①:アドセンスで禁止されているコンテンツ
Googleアドセンスの規約で禁止されているコンテンツは、避けましょう。申請する前も、申請してからも気をつけるべきです。
◼️違法なコンテンツ
違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ◼️知的財産権の侵害
著作権の侵害に当たるコンテンツ。偽造品の販売または販売促進を目的とするコンテンツ。◼️動物への残虐行為
①動物への残虐行為や不当な暴力を助長するコンテンツ
例: 闘鶏や闘犬など娯楽目的で動物への残虐性を煽る行為
②絶滅危惧種から作られた製品の販売を促進するコンテンツ
例: トラ、サメのヒレ、象牙、トラの皮、サイの角、イルカ油の販売◼️危険または中傷的なコンテンツ
組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて個人または集団の排斥を促し、差別を助長し、誹謗しているコンテンツ◼️不正行為を助長する商品やサービス
例: パスポート、卒業証書、認可状などの偽造、学期末レポートの販売または配布、代筆や身代わり受験、薬物検査対策の情報や商品◼️不適切な表示に関連するコンテンツ
①誤解を招く表現
例: Google サービスを偽装している、企業のロゴを不正に使用している
②信頼性がなく有害な文言
例: 政府からの公式な情報とは相反する公的投票手順、年齢や出生地に基づく選挙候補者の適格性、選挙結果、国勢調査への参加についての情報
③欺瞞行為
例: フィッシングなどのソーシャル エンジニアリング
④操作されたメディア
政治、社会問題、国民の関心事に関して、操作されたメディアを通じてユーザーを欺いているコンテンツ◼️性的描写が露骨なコンテンツ
性的なテキスト、画像、音声、動画、ゲームを含むコンテンツ
例: 性行為(性器、肛門、口を使った性行為など)、マスターベーション、ポルノ漫画や変態画像、写実的なヌード
◼️報酬を伴う性的行為
報酬を見返りとした性的行為を助長していると解釈される恐れのあるコンテンツ
例: 売春、コンパニオン サービスやエスコート サービス、性的なマッサージ、体を密着させるサービスを提供するサイト、および援助交際や、参加者の一人が別の参加者に金銭、贈り物、経済的支援、指導、その他のメリットを提供することを前提とした性的やりとり(いわゆる「シュガーデート」など)◼️国際結婚の斡旋
出典:Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー
外国人との結婚を促進するコンテンツ
例: 国際結婚斡旋、婚活ツアー
◼️ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ
家族向けのように見せかけながら、一般の視聴者には不適切な成人向けのテーマを含んでいるコンテンツ(例: 子供や子供に人気のキャラクターによるセックスや暴力などの描写)
など
上記のような禁止コンテンツの利用は、控えましょう。
②:アドセンスの貼り方が規約に違反している
こちらは、広告の表示方法の問題です。
主に、審査合格後、広告を掲載する時に気をつけるべき内容です。
◼️誤クリックの回避
・誤クリックの誘導
Google 広告をクリックするようユーザーに促す行為は、どのような方法であっても認められません。・広告の不自然なアピール
Google 広告を不必要または不自然にアピールすることは禁止されています。・画像と広告の並列配置
サイトに表示される個々の広告に特定の画像を関連付けて配置することは禁止されています。・報酬の提供
広告のクリックに対して報酬や見返りを提供する行為は固く禁止されています。◼️適切な広告配置
・価値の高い広告枠
広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くならないようにします。・自動更新広告
ユーザーが更新をリクエストしない限り、ページやページの要素を更新することはできません。・手続き完了ページ、離脱ページ、ログインページ、エラーページでの広告掲載
出典:広告のプレースメントに関するポリシー
コンテンツを含まないページ(手続き完了ページ、離脱ページ、ログインページ、エラーページなど)に広告を掲載することは許可されません。
しっかりと、規約を守り広告が停止されないようにしましょう。
アドセンス審査に落ちたときの対処法3つ
Googleアドセンスの審査に落ちてしまったときの、対処方法についてご紹介していきます。
①:コンテンツに問題がないかチェックする
②:規約違反していないかチェックする
③:運営者情報・お問い合わせフォーム・プライバシーポリシーを設置する
ちなみに、アドセンスに関するお悩みは、Google AdSense のヘルプ コミュニティを見ると解決策を見つけることができますよ。
①:コンテンツに問題がないかチェックする
下記に当てはまるコンテンツがある場合は、改善してから再審査に臨みましょう。
- 記事数が10本以下
- 記事1本の文字数が1,000文字以下
- アフィリエイトリンクが貼ってある
- 著作権に違反する画像を使っている
- ターゲットが誰かわからない記事が多い
こんな感じですね。
ちなみに、よくある理由として、
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには Google 広告が表示されません。
上記のような理由があげられます。
Google AdSense のヘルプ コミュニティでは、下記のような回答がついているので、ぜひ参考にしてみてください。
>> 価値の低い広告枠でGoogleAdsenseの審査が通らない
コンテンツの質と量が担保されていないと、Googleアドセンスの審査に合格するのは難しいです。
②:規約違反していないかチェックする
Googleアドセンスで禁止されているコンテンツを掲載していると、審査に合格することができないので気をつけましょう。
- アダルト系
- 誹謗中傷系
- 知的財産権系
上記などは、再審査を受ける前に、1本1本の記事を隅々までチェックしておきましょう。
知らず知らずのうちに当てはまってしまうことがあるので、注意です!
③:運営者情報・お問い合わせフォーム・プライバシーポリシーを設置する
下記の3つも、サイトの中に設置してみましょう。
お問い合わせフォームの作り方は、WordPressのお問い合わせフォームを10分で作る方法にて解説しました。
プライバシーポリシーの作り方は、ブロガー必見!プライバシーポリシー・免責事項の書き方【サンプルあり】にて解説しています。
当ブログで作成したページのリンクを貼っているので、参考にしてみてください。
サイト運営者情報は、PC版だとサイドバー、スマホ版だとフッターにあります。
まとめ:Googleアドセンス審査前の10のチェックリスト
最後に、Googleアドセンスの審査を受ける前の、10のチェックリストをご紹介します。
- ターゲットが明確である
- 1テーマに絞られている
- 記事数が15〜30本ある
- 1本の文字数は2〜4,000文字
- 記事コンテンツの独自性が高い
- 記事は結論ファーストで書いている
- ナビゲーションバーが設置されている
- アフィリエイトリンクは外している
- 規約違反のコンテンツはない
- 運営者情報、問い合わせフォーム、プライバシーポリシーを設置している
上記すべてがYESならば、審査を通過する可能性は大きいと言えます。
まずは、Googleアドセンス審査に合格して、収益化の準備を進めましょう。
今回は、以上です。