ロングテールキーワードってなに?SEOに効果があるって聞いたけど、実際はどうなんだろう、、、ロングテールキーワードの選び方や、記事の書き方についても知りたい。
こんな疑問を解決します。
・ロングテールキーワードの基礎知識
・ロングテールキーワードで収益UPさせる方法
・ロングテールキーワードの選び方
本記事を書いている僕はブログ歴5年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
今回は、SEOで大切な概念であるロングテールキーワードの選び方と、ロングテールSEOのメリットについてわかりやすく解説していきます。
2021年、個人ブロガーにとってSEOはどんどんキツくなっていると言われていますが、ロングテールからニッチなキーワードで攻めることで、収益につなげることも可能です。
そして、ビッグワードでの上位表示も、無理な話ではありません。
これからSEOに挑戦したい方にこそ、SEO攻略の1つの要素であるロングテールキーワードの重要性を知ってほしいです。
本記事を読み終えると、ロングテール知識ゼロの状態から、ロングテールキーワードで収益UPさせる方法について理解することができます。
それでは、前置きはこの辺にして、ご説明していきます。
※そもそも、SEOキーワードって何?どうやって選べばいいの?という方は、下記の記事を先にご覧ください。
>> SEOキーワード選定の方法を4つの手順で解説【選び方のコツ】
ロングテールキーワードの基礎知識
収益UPの方法を知る前に、そもそもロングテールキーワードとは何か?という基本的な情報についてご紹介していきます。
①:ロングテールキーワードとは?
②:ロングテールSEOとは?
③:ロングテールキーワードのメリット
①:ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、検索数の少ない複合キーワード(例:〇〇 〇〇 〇〇)のことを指します。
例えば、大手ECサイトを運営するAmazonは、ロングテール戦略で大きな成長をとげたと言われています。
当時、人気の少ない商品を買う方法がなかったのですが、Amazonは人気のない商品もECサイトを通して販売することで、ニッチな需要に応えました。
上記のような感じで、人気ではないけどコアなファンがついている商品は、販売経路さえあれば確実に売れていきます。
ロングテールキーワードも同じように、ニッチなキーワードを狙って記事を書くときに使うキーワードです。
②:ロングテールSEOとは?
ロングテールSEOとは、上記のようなニッチなキーワードを狙うことで、検索流入を増やすSEOの手法です。
例えば、「SEO」のようなビッグワードは競合が強いですが、「SEO おすすめ 本」のようなロングテールキーワードであれば、上位表示を狙うことも可能です。
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないため、記事を量産することでビッグワードに対抗する必要があります。
ロングテールキーワードの選定方法については、後ほど解説していきます。
③:ロングテールキーワードのメリット
ロングテールキーワードを利用するメリットは、ロングテール記事を積み重ねてビッグワードで上位表示させられることです。
もう少しかみ砕いて解説すると、以下のようになります。
・検索意図が明確で分かりやすい
・法人メディアは攻めにくい(予算的に)
・積みあがればビッグワードも狙える
ロングテールキーワードをがんばると、検索されたニッチなニーズを満足させて収益UPしつつ、積みあげることでビッグワードでも上位表示を狙えるようになります。
ちなみに、キーワードの入れ方については、【ブログ】キーワードの入れ方とおすすめツールを解説【SEOで上位を狙おう】にて解説しています。
大きな資本で攻める企業サイトがカバーしにくいロングテールキーワードを狙えば、個人サイトでも企業サイトに勝つことだってできます。
ロングテールキーワードで収益UPさせる方法
続いて、実際にロングテールキーワードで収益UPさせる方法について解説していきます。
①:ロングテールで収益UP
②:ロングテール→ビッグワード
③:ロングテール記事は3,000文字
①:ロングテールで収益UPする仕組み
ロングテールで収益UPする仕組みは、「サイトアクセス→広告クリック→コンバージョン」です。
「ふつうのSEOアフィリエイトと何も変わらないじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にブログやアフィリエイトの収益構造は一緒です。
通常のSEOアフィリエイトとちがうポイントは、検索ボリュームが少ないため、記事を大量につくることでアクセス数を稼ぐ必要があることです。
例えば、検索ボリューム5,000のビッグワードで1位をとった時と、検索ボリューム500のロングテールキーワードで1位をとった時では、アクセス数に10倍の差がでます。
つまり、ロングテールで収益UPする方法は、ニッチな記事を大量につくるということになります。
②:ロングテールを積み上げてビッグワードをとる
「いまはロングテールキーワードを狙うけど、いつかはビッグワードでも上位表示させたい」
このように思われる方に朗報です。
ロングテールキーワードは、積み重ねていくとビッグワードでもSEO上位を狙うことが可能です。
例えば、冒頭のツイート内容にあった「映画 おすすめ」というビッグワードを狙うために、「映画 おすすめ 恋愛」「映画 おすすめ 邦画」「映画 おすすめ アクション」などのロングテールを1つずつ狙っていきます。
「映画 おすすめ」60,500
↑ 内部リンク
「映画 おすすめ 恋愛」880
「映画 おすすめ 邦画」2,900
「映画 おすすめ アクション」210
上記のように、まずはロングテールキーワードで上位を狙います。
その後、ビッグワードの記事へと内部リンクを設置することで、ロングテール記事へのアクセスをビッグワード記事へとつなげる事ができます。
③:ロングテール記事に必要な文字数は3,000文字以上
ロングテール記事に必要な文字数は、3,000文字です。
理由としては、ロングテールキーワードとはいえ、最近のSEOはコンテンツが命です。検索意図を満たしつつ、ユーザーを100%満足させる記事を書くには、3,000文字ほどが必要です。
ぶっちゃけ、1記事1,000文字ほどでは、ロングテールといえども上位を狙うことは厳しいといえます。
文字数が正義ではありませんが、ロングテール記事でも最適なコンテンツを作り上げることを意識しましょう。
ロングテール=情報量が少ないという場合が多いので、コンテンツ内容が充実したロングテール記事を投下することで、上位を目指せるはずです。
ロングテールキーワードの選び方
最後に、ロングテール記事のキーワード選定の方法について、お話ししていきます。
①:ビッグワード+関連キーワード
②:検索ボリュームは気にせずOK
③:キーワード選定をしたら記事量産
①:ビッグワード+関連キーワード
ロングテール記事のキーワードの選び方は、「ビッグワード+関連キーワード」です。
関連キーワードとは、ビッグワードと一緒に検索されることの多いキーワードや、サジェストキーワードです。
例えば、Googleの検索窓に「映画 おすすめ」というビッグワードを入力すると、サジェストワードが表示されます。
上記の「2018」「洋画」「邦画」などがサジェストワードです。ロングテール記事は、このようなサジェストワードを参考にしつつ、キーワード選定していきましょう。
②:検索ボリュームは気にせずOK
「ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないから、書いても意味がないんじゃないか?」
こんな風に思われる方も多いと思います。しかし、ロングテール記事を書くときは、基本的に検索ボリュームは気にしなくてもOKです。
検索ボリュームが少ない記事でも、思わぬキーワードで流入する事がよくあります。
例えば、僕が勤務している会社で、検索ボリューム590の記事で1位をとったとき、月間アクセス数が9,000pvになったことがありました。
ロングテールを狙ったにも関わらず、他のキーワードでも3位にくい込んでおり、流入が集まりました。
このように、検索ボリュームにとらわれずに、ニッチなキーワードを攻めていきましょう。
③:キーワード選定をしたら記事量産
狙いたいロングテール記事のキーワード選定が完了したら、あとはひたすらに、コンテンツ内容が充実した記事を量産していきましょう。
ロングテールSEOは陣取りゲームとも言われています。
キーワード選定をしてからコツコツと記事を積み上げていくことで、ビッグワードでも上位表示させられるようになるはずです。
まとめ:ロングテールSEOでニッチに攻めていこう!
今回は、ロングテールキーワードで収益UPする方法をご紹介してきました。
ロングテールSEOは地道な作業が多いですが、1本1本のコンテンツを充実させていきましょう。
今回は以上です。