キーワードを意識しようっていうけど、ブログにはどんな風にキーワードを入れればいいの?適切なキーワードの入れ方や、選び方について教えてほしい!
こんなお悩みを解決します。
・キーワードの入れ方
・キーワードの探し方
・キーワードの選び方
・キーワードツール3選
本記事を書いている僕はブログ歴5年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
今回は、キーワードの入れ方について解説します。
ブログにキーワードを入れる理由は、SEOからのアクセスを集めるためです。
本記事では、キーワードの入れ方・キーワードの探し方・キーワードの選び方という3つのステップで「ブログ記事に適切にキーワードを入れる方法」についてご紹介していきます。
ちなみに、当ブログもキーワードを意識することで、SEO上位を量産できました。
ちなみに、こちらのツールはRank Tracker(ランクトラッカー)というツールでして、手軽に検索順位をチェックできるツールです。
詳しくは、 Rank Trackerの使い方・料金を解説【SEO対策ツール】にてご紹介していますので、気になる方はどうぞ。
ちょっと前置きが長くなりましたが、ご紹介していきます。
【ブログ】キーワードの入れ方を解説【SEO】
ブログでキーワードを入れるべきポイントは、下記です。
・タイトル
・H2見出し
・メタディスクリプション
・本文(共起語とセット)
1つずつ、解説していきますね。
タイトル
タイトルにキーワードを入れましょう。
コツとしては、下記2つですね。
- キーワードは左に詰める
- 長さを30文字前後にする
上記を意識して、タイトルにキーワードを入れます。
例えば、 [ ブログ オワコン ] というキーワードの場合、こんな感じです。
キーワードは左に詰めて、タイトルは30文字前後で書くことを意識しましょう。
なお、魅力的なタイトルの付け方については、ブログアフィリエイト記事のタイトルの決め方7つ【SEOを意識】にて解説していますので、興味のある方はご覧ください。
H2見出し
H2見出しにも、キーワードを入れます。
コツとしては、下記の2つです。
- タイトルと対応させる
- キーワードは自然に入れる
こちらも、具体例をお見せしますね。
上記のようなイメージで、H2見出しにキーワードを入れていきましょう。
ちなみに、読者の悩みに答えるように書くと、いい見出しができますよ。具体的に書くのがポイントですね。
あまりイメージが掴めないという方は、当ブログの記事を参考にしてみてください。ほとんどの記事で、H2見出しにキーワードを含めています。
ちなみに、H3までキーワードを入れると、ゴチャゴチャして見えるのでご注意を。
記事自体、読みにくくなってしまうので、H3までは意識しなくても大丈夫です。
メタディスクリプション
メタディスクリプションにも、キーワードを入れます。
メタディスクリプションとは、検索結果でタイトル下に表示される「補足的な説明文」のことですね。
書き方のコツとしては、下記の3つです。
- キーワードを入れる
- 記事内容を要約する
- 100文字におさめる
こちらも具体例を出してみます。
Googleの検索結果では、検索クエリ(キーワード)と一致するメタディスクリプションの文字が、太文字で強調されます。
メタディスクリプションの設定方法については、WordPressテーマに付属している設定機能を使いましょう。
おすすめのWordPressテーマについては、【2022年】WordPressのおすすめブログテーマ9選【有料版・無料版】にて解説しているのでチェックしてみてください。
詳しくは、SEOで損しないメタディスクリプションの書き方9つ【最適な文字数も解説】にて解説しているので、チェックしてみてください。
本文には「共起語+キーワード」
本文には、「共起語+キーワード」を入れていきましょう。
共起語というのは、キーワードと一緒に使われることの多い言葉のことです。
例えば、「仕事」という言葉だったら、「職業」「転職」「一覧」「求人」「社員」「情報」「企業」が共起語になりますね。
そこで、キーワードの共起語を、本文に散りばめていくのです。
共起語のチェック方法としては、上記の共起語検索というツールを活用しましょう。
とはいえ、無理に共起語を詰め込むと、不自然な文章になります。
あくまでも、違和感のない程度に入れることを覚えておいてください。
キーワードの入れすぎに注意する
ここまで、
- タイトル
- H2見出し
- メタディスクリプション
の3つにキーワードを入れるというお話をしました。
SEOにおいてキーワードを入れるのは重要なのですが、キーワードの入れすぎには注意しましょう。
記事を音読をしてみて、違和感を感じない分量であればOKです。
ブログキーワードの探し方【無料ツールあり】
そもそも、ブログに入れるキーワードをどうやって探すのか解説していきます。
キーワードの探し方については、SEOキーワード選定の方法を4つの手順で解説【選び方のコツ】にて詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
探す前にSEOの基本を理解しよう
キーワードを探す前に、SEOの基本を理解しておきましょう。
本記事でご紹介している内容は、基礎中の基礎になります。
今回の内容を押さえたら、SEO関連の本を自分でも読んでみましょう。
下記記事の、1冊目・6冊目がおすすめです。余裕のある方は、他の本についても読んでおいて損はありません。
上記の本を読みつつ、実践から学んでいきましょう。
その①:思いつきでキーワード候補を出す
まずは、思いつきでキーワード候補を出します。
読者の気持ちになって、
- どんな悩みを抱えているか?
- どんな言葉で検索するか?
といった視点で、キーワード候補をリストアップしてみましょう。
例えば、プログラミングに関するブログの場合。
- [ プログラミング 始め方 ]
- [ プログラミングスクール 料金 比較 ]
- [ エンジニア 転職 年収 ]
上記のような感じで、自分が読者だったらどんな言葉で検索するか?をイメージしながら、10個〜20個ほどリストアップしていきます。(単語数は、1語〜3語がおすすめ)
ポイントは、読者の視点に立ってキーワードを出してみることです。
「このキーワードを検索するとき、読者は何を知りたいと思っているんだろう?」と想像することで、SEOの肝である「読者の検索意図」への理解が深まります。
※もし、まだブログのジャンル(テーマ)が決まっていないという方は、ブログのジャンル(テーマ)の選び方のポイント3つ【稼ぎたい方へ】をチェックしてみてください。
その②:ラッコキーワードでサジェストキーワードを洗い出す
キーワード候補を出したら、次は、ラッコキーワードというツールを使ってサジェストキーワードを洗い出していきます。
※ラッコキーワード=旧関連キーワード取得ツール
サジェストキーワードとは、Googleで検索するときに表示される、候補となるキーワードのことです。ユーザーに合わせておすすめのキーワードが表示されます。
上記のような感じですね。
このサジェストキーワードを、一括で取得してくれるツールがラッコキーワードです。
ラッコキーワードの検索窓に、キーワードを打ち込むと自動的にサジェストキーワードが一覧で表示されます。
上記の、ピンク色の枠で囲った部分(中央)が、サジェストキーワードになります。
その他、50音別やアルファベット別のサジェストキーワード、検索トレンドなんかも表示されるので便利です。
先ほど出した、キーワード候補をラッコキーワードで検索してみましょう。
例えば、上記のような感じですね。
自分一人でキーワードを出すと限界がありますが、ツールを使うことで他のキーワードを見つけることができます。
その③:キーワードプランナーで検索ボリュームをチェックする
最後に、キーワードプランナーというツールで、キーワードの検索ボリュームをチェックしましょう。
キーワードプランナーとは、Google広告を使うときのツールでして、指定したキーワードの月間検索ボリュームを調べることができます。
※月間検索ボリューム:1ヶ月の間に、何回くらい検索されているかの回数
キーワードプランナーの使い方については、下記の記事をご参考ください。
>> 【2020年版】キーワードプランナーの登録方法【チュートリアル】
無料でも使えるのですが、検索ボリュームの数がざっくりとしか出てきません。(※100〜1000みたいな形式)
キーワードプランナーの設定が完了したら、サジェストキーワードを一括取得して、検索ボリュームを調べていきます。
ラッコキーワードの右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックしましょう。
その後、キーワードプランナーにアクセスして、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」とクリックします。
※記事執筆中に、Google広告が英語表示のみになるというバグが発生しています。見にくくてスミマセン。しかし、内容は変わらないのでご心配なく。
ラッコキーワードで取得した、全キーワードをペーストして、「開始する」をクリックしましょう。
「過去の指標」をクリックすると、月間検索ボリュームが表示されます。
こんな感じで、CSVをダウンロードして、エクセルやGoogleスプレッドシートにコピペしておくとみやすいのでおすすめです。
※上記は、GoogleスプレッドシートにCSVをインポートした状態です。見やすいように、行や列を調整しています。
以上で、キーワードを探す手順は完了です。次は、キーワードを選んでいきます。
ブログキーワードの選び方【注意点も解説】
ここまでの手順を実践した方は、結構、脳みそに汗をかいていると思います。あと一息なので、がんばっていきましょう!
いよいよ、ブログに入れるキーワードを選んでいきます。
先ほど、キーワードプランナーで抽出したキーワードリスト(サジェストキーワード+月間ボリューム)を使います。
手順①:ロングテールキーワードを選ぶ
手順②:検索ボリュームをチェックする
手順③:Google検索で上位サイトを確認する
1つずつ、解説していきますね。
手順①:ロングテールキーワードを選ぶ
まずは、ロングテールキーワードを選んでいきましょう。
ロングテールキーワードとは、2語・3語など、複数の単語を組み合わせたキーワードのことです。
上記のように、検索数は少ないけど、ニッチなキーワードを狙っていきます。
どうしてロングテールキーワードを狙うのかといえば、法人メディアなどの競合が少ないからですね。費用対効果の関係で、法人メディアの多くはビッグ・ミドルワードを狙います。
そのため、ロングテールキーワードは、穴場になりやすいんですよね。
詳しくは、ロングテールキーワードで収益UPさせる方法をご覧ください。
これは中級者以上向けなのですが、ロングテールキーワードで記事を書いた後は、ビッグ・ミドルワードに内部リンクを貼ってあげましょう。
上記のような感じですね。
- 評価をあげたいページ=ビッグ・ミドルワードの記事
- 関連ページ=ロングテールキーワードの記事
のように考えてみてください。
手順②:検索キーワードの特徴を理解する
キーワードには、いくつか種類があります。
ざっくり分けると、
- 情報収集用のキーワード
- 購買につながるキーワード
の2つですね。
ここは大事なポイントなので、もう少し詳しく解説します。
- [ SEO対策 とは ]
- [ ブログ ネタ切れ ]
- [ エンジニア 年収 ]
こういったキーワードは、読者が情報収集のために検索しているため、購入にはつながりません。
しかし、競合も少ないので検索上位は狙いやすいキーワードが多いです。
そして、情報収集用のキーワードは、他のサイトから被リンクをもらいやすいので、ブログのドメインパワーUPにもつながります。
そのため、初心者は情報収集用のキーワードから狙ってみましょう。
- [ SEO対策 有料ツール おすすめ ]
- [ ブログ サーバー 比較 ]
- [ エンジニア 転職サイト 20代 ]
上記のようなキーワードの場合、読者は何かを購入したいという前提で検索しているので、SEO上位を取れると収益化を狙うことができます。
しかし、競合が多くなるので、初心者がいきなりSEO上位をとるのは難しいです。まずは、情報収集用のキーワードで上位を量産して、その後に狙うことをおすすめします。
※ちなみに、転職サイトについては購入ではないのですが、転職系のアフィリエイトにつながるので、収益につながるキーワードです。
手順③:Google検索で上位サイトを確認する
最後に、競合サイトを確認することで、「キーワードの難易度」と「どんなコンテンツが評価されているか」の2点を調べていきます。
今回は、 [ プログラミング 学習 始め方 ] というキーワードで記事を書く前提で、Google検索してみます。
ちなみに、検索するときはシークレットモードを使うのがおすすめです。シークレットモードとは、閲覧履歴に左右されない検索結果を表示してくれるモードのことです。
>> シークレット ブラウジング(Google Chrome ヘルプ)
キーワードの難易度については、検索1ページ目に個人ブログがあるかチェックしてみましょう。
もし、法人メディアや公的機関のサイトしかない場合、上位を狙う難易度は非常に高いことがわかります。
[ プログラミング 学習 始め方 ] の場合、個人ブログが1ページ目に2つほどあるので、難易度としては低〜中くらいですね。
1ページ目に個人ブログがないときは、そのキーワードは後回しでOKです。(しかし、読者にとって必要な情報である場合、難易度が高くても記事を作りましょう。)
SEOにおける暫定的な正解コンテンツとは、上位サイトのコンテンツです。
なぜなら、読者にとって現状のベストな回答を、Googleが検索結果に表示しているからですね。そのため、上位サイトを分析することで、どんなコンテンツが評価されているかチェックすることができます。
具体的にどこを見るかといえば、
- どんなタイトルをつけているか?
- 想定読者はどんな人か?(リード文)
- どんな回答を出してるか?(見出し)
上記のような観点をチェックしていきます。
ポイントは、「上位サイトに共通して登場する見出し」を見つけることですね。
コンテンツを丸パクリするのはNGですが、上位サイトで評価されているコンテンツを調べて、自分の記事に取り込むのは大事なことです。
実際、記事を書くときは、上記にプラスしてあなた自身の独自性を活かすことを意識しましょう。失敗体験を含めた「実体験を具体的に書く」などは、とても効果的です。
おすすめキーワードツール【無料版・有料版】
ブログに入れるキーワードを見つけるために、役に立つツールをご紹介します。
その①:ラッコキーワード(無料)
その②:キーワードプランナー(一部有料)
その③:共起語検索(無料)
1つずつ、解説します。
その①:ラッコキーワード(無料)
1つ目は、ラッコキーワードです。
サジェストキーワードを探すのに役に立つツールでして、SEOキーワードを探すときには必須ツールになります。
検索窓に調べたいキーワードを入力して、サジェストキーワードを表示させましょう。
- 五十音順
- アルファベット順
- WEBトレンド(おまけ)
上記について、調査が可能です。
その②:キーワードプランナー(一部有料)
2つ目は、キーワードプランナーです。
Google広告の機能の1つでして、無料でも使えますが、より細かい数字を出したいならGoogle広告を出稿する必要があります。
- 検索ボリューム
- 競合性(難易度)
- 広告の入札単価
上記のような項目について、調べることができるツールです。
広告主向けのツールではあるのですが、入札単価の高いキーワードは収益性が高いことや、キーワードごとの検索ボリュームが違いが分かります。
その③:共起語検索(無料)
3つ目は、共起語検索という無料ツールです。
共起語検索では、検索ワードの共起語を調べることができます。
共起語とは、そのキーワードが検索されるときセットで使われる言葉のことです。
そのため、本文や見出しを作るときに、共起語を入れると読者ニーズに答えやすくなります。
まとめ:ブログには適切にキーワードを入れよう!
今回は、キーワードの入れ方・探し方・選び方の3つについて解説しました。
なんとなくキーワードを選んで記事を書いていたという方は、もったいないので、キーワードを意識して記事作成していきましょう。
本記事でご紹介した「サジェストキーワードの抽出→キーワードプランナーにかける→検索ボリュームの抽出」といった順番で、キーワードを選んでいきましょう。
SEOを意識した記事の書き方については、SEOで検索上位を取るための記事ライティング【設計で8割が決まる】にて解説していますので、ご覧ください。
また、ブログでアフィリエイト収益を得たいという方は、アフィリエイトで稼ぐ手順を解説する【月5万円コース】をチェックしてみましょう。
今回は以上です。