悩んでいる人WEBライターを始めたけど、ポートフォリオの作り方がわからない。どの媒体で何を書いたらいいのかな?
こんなお悩みを解消します。
本記事の内容
- ポートフォリオが必要な理由
- ポートフォリオに載せるべき9項目
- ポートフォリオの具体例テンプレ
- 採用したくなるポイント・注意点
本記事の信頼性


この記事を書いている僕はブログ歴7年、累計1億円以上の収益を得てきました。WEBライターとして文字単価10円で案件依頼を受けたこともあります。また、WEBライターに記事発注をしたこともあり、ライターと発注者の両方の経験をもとに情報を発信しています。
ポートフォリオは、あなたのスキルを証明する「WEB上の履歴書」です。
実は、ポートフォリオの作り方には明確なコツがあります。
クライアントが求めている情報を適切に載せることで、未経験からでも採用率をグッと高めることが可能です。
僕は現在、ブログで生計を立てていますが、過去にはWEBライターとしてGMOペパボ様が運営する「ロリポップ!」のオウンドメディアなどで執筆を担当していました。
逆に、自分が運営するメディアや、IT企業でのWEBマーケティング担当時代には、多くのライターさんに記事発注をしてきた経験もあります。
つまり、「仕事を受ける側」と「仕事を頼む側」、両方の視点を持っています。
本記事では、双方の視点を持つ僕が「ポートフォリオの実例テンプレ」「採用したくなるポートフォリオの作り方」と「必須項目」を実例付きで解説します。
「ポートフォリオを作る手順をすぐ教えて!」という方は、下記ボタンを押すと飛びます。



記事を読みながら実践すれば、案件獲得に直結する強力なポートフォリオが完成しますよ。
Webライターの始め方については、下記で解説しているのでご覧ください。


WEBライターにポートフォリオが必要な3つの理由


WEBライターとして稼ぎたいなら、ポートフォリオは必須アイテムです。
なぜなら、ポートフォリオがないと、あなたの実力をクライアントに正しく伝えられないからです。
具体的にどのような役割があるのか、3つの理由を解説します。
- スキルと実績の証明になる
- クライアントの安心材料になる
- 営業ツールとして機能する
①:スキルと実績の証明になる
1つ目の理由は、自分のスキルと実績を客観的に証明できるからです。
クラウドソーシングなどの提案文で「私は文章力があります」「SEOに詳しいです」と書くだけでは、クライアントは判断できません。
口頭でのアピールよりも、実際に書いた記事を1本見せるほうが、はるかに説得力があります。
「百聞は一見にしかず」という言葉通り、成果物を見せることが採用への最短ルートです。
②:クライアントの安心材料になる
2つ目の理由は、クライアントに安心感を与えられるからです。
発注者は常に「この人に依頼して大丈夫かな?」「トンマナ(記事の雰囲気やルール)を守れるかな?」という不安を抱えています。
過去の執筆記事があれば、どんな文章構成で作るのか、読者への語りかけはどうかといった点が事前にわかります。
事前に作風がわかれば、ミスマッチを防げるため、依頼のハードルが下がります。
③:営業ツールとして機能する
3つ目の理由は、24時間働く営業ツールとして機能するからです。
案件に応募する際、提案文にポートフォリオのURLを貼るだけで、あなたの代わりに実績をアピールしてくれます。
魅力的なポートフォリオを作っておけば、それを見たクライアントから「ぜひ記事を書いてほしい」とスカウトが届くことも珍しくありません。
自分から営業をかけなくても仕事が入ってくる状態を作るためにも、ポートフォリオは欠かせない存在です。
僕自身、メディア運営者としてライターさんを採用する立場を経験しましたが、実績がわからない人への発注は避けていました。
理由はシンプルで、納品物のクオリティが担保できないリスクが高すぎるからです。
逆にお伝えすると、未経験であっても「自身のブログでこれだけ書いています」というポートフォリオがあれば、安心してテストライティングを依頼できます。
【採用率UP】ポートフォリオに掲載すべき9つの項目【構成例】


ポートフォリオには、クライアントが採用判断に必要な情報を網羅的に掲載する必要があります。
情報が不足していると、問い合わせの手間が発生し、それだけで選考対象から外れてしまう可能性があるからです。
具体的に掲載すべき9つの項目を解説します。
- 自己紹介
- 経歴・経験
- 保有資格や専門性
- 興味のあること・趣味
- 得意ジャンル
- 執筆実績(公開可能な記事リンクなど)
- 業務の対応範囲(構成作成、画像選定、入稿など)
- 参考となる文字単価、記事単価
- 連絡先
①:自己紹介
まずは、あなたがどんな人物かを知ってもらうための自己紹介です。
- 名前(活動名やペンネーム可):ライターのTsuzukiと申します。
- 簡単な挨拶:私のWEBライターとしてのポートフォリオをご紹介します。
- 現在の活動状況:WEBライター歴7年で、金融系・転職系メディアでの記事ライティングを担当することが多いです。
人柄が伝わるような写真をアイコンに設定すると、親近感が湧き、信頼獲得につながりやすくなります。
②:経歴・経験
これまでの職歴や経験を簡潔にまとめましょう。
WEBライターの経験だけでなく、過去の社会人経験も重要なアピール材料です。
たとえば、「元銀行員」であれば金融ジャンル、「元看護師」であれば医療ジャンルの記事執筆において、専門性を評価されるケースが多くあります。
途中までは僕の経歴ですが、こんなイメージですね。
- 2019年3月:立命館大学経営学部を卒業
- 2019年4月:IT系の事業会社に入社。WEBマーケティング部でSEOを担当。1年100記事ほど外部ライターに発注しながら作成。
- 2020年5月:会社から独立して、個人ブログのTsuzuki Blogをメインに活動開始。SEO業務の経験、ブログ執筆の経験をもとにWEBライティング案件も受注開始。
- 2021年◯月:転職メディアの「◯◯」で記事執筆を担当。1年で120本を納品し、月3万PVから月50万PVまで伸ばす一助となる。
- 2023年◯月:FP2級を取得。金融系ライターとしても活動スタート。
- 2023年◯月:金融メディアの「◯◯」で記事執筆を担当。半年で36本を納品。SEOディレクターに昇格し、WEBライター5名を抱えるチームを担当。
- 2025年◯月:WEBライター向けブログの「◯◯」を開設。これまでのWEBライター経験をもとに、WEBライター向け・企業のWEBライティング担当者向けに情報発信。
どうして、その選択をしたのか、クライアント側が「なるほど」と思える書き方をできればベストです。
③:保有資格や専門性
WEBライターとしてのスキルだけでなく、専門性を裏付ける資格があれば記載します。
FP(ファイナンシャルプランナー)や宅建士などの国家資格はもちろん、以下のようなWEB関連のスキルも有効です。
- WordPressの入稿・装飾スキル
- SEO検定
- 薬機法管理者
- 中小企業診断士
- 銀行での業務経験
- 転職経験(エージェント利用で3回など)
クライアントが運営するメディアと相性の良い資格や専門性があれば、「この人にお願いしてみたい」と思ってもらえます。
自分の人生を棚卸しながら、どんなことを書けるか考えてみましょう。
④:興味のあること・趣味
意外と重要なのが、興味のあることや趣味の項目です。
「キャンプが趣味」「ゲームが好き」「美容家電によく買い換える」といった情報は、そのまま体験談記事やレビュー記事の執筆依頼につながります。
あなたにとってはただの趣味でも、クライアントにとっては喉から手が出るほど欲しい「一次情報(体験談)」の源泉かもしれません。



保有資格や専門性であまり書くことがない人は、この項目でカバーしておきましょう。
⑤:得意ジャンル
どの分野の記事執筆が得意かを明記します。
「何でも書けます」と書くよりも、「金融、転職、ガジェットが得意です」と絞り込んだほうが、専門性の高いライターを探しているクライアントの目に留まります。
得意ジャンルの記事実績がある場合、URLを示せると良いです。
もし、案件対応したことがなかったり、URL公開がNGな場合、ブログ内にそのジャンルの記事を書いて、クライアントに見てもらうような工夫をしましょう。
実績がない場合は、「今後書いていきたいジャンル」として勉強中の分野を挙げるのもありです。
独学でWEBライターとしてレベルアップする勉強法は、下記記事で解説しました。まだ実績がない方は、この記事を読みつつライターとしての腕を磨きましょう。


⑥:執筆実績
ポートフォリオの核となる部分です。
- 過去に執筆した記事のURL
- 担当した範囲(構成、執筆、画像選定など)
- ターゲット読者
などを記載します。
担当した範囲は、できるだけ具体的に書くようにしましょう。業務を依頼するイメージがわきやすいです。
実際の成果物を見せることで、文章力や構成力をダイレクトに証明できます。
⑦:業務の対応範囲
執筆以外にどこまで任せられるかを記載します。
WEBライターの仕事は文章を書くだけではありません。
- キーワード選定
- 構成案の作成
- WordPressへの直接入稿
- アイキャッチ画像の作成
上記のような周辺業務も対応可能であれば、クライアントの手間が省けるため、採用の優先度が上がります。
⑧:参考となる文字単価、記事単価
依頼時の目安となる単価を提示します。
「文字単価1.5円~」「記事単価5,000円~」のように記載しておくと、予算感が合うクライアントからの相談が増えます。
機会損失を防ぐために、「ご予算に合わせて相談可能です」と一言添えておくのがおすすめです。
⑨:連絡先
仕事の依頼を受け付ける窓口です。
お問い合わせフォームや、XのDM、チャットワークIDなどを記載します。
あわせて「24時間以内に返信します」といった対応スピードの目安を書くと、急ぎの案件を抱えるクライアントにとって安心材料になります。
WEBライターのポートフォリオの具体例テンプレート


ポートフォリオに入れるべき9項目をまとめた実例を貼っておきます。
テンプレートのように、ご自身の経験などに置き換えてご利用ください。



僕は専業WEBライターではないので、一部、架空の内容を混ぜて書いています。ご了承ください。
①:自己紹介
名前:Tsuzuki 職種:SEOライター / 金融・転職系ライター
はじめまして、ライターのTsuzukiと申します。
WEBライター歴7年、主に金融系・転職系メディアでの記事ライティングを担当しております。
「読者の悩みを解決し、クライアントの利益に貢献する記事」をモットーに、SEOを意識した執筆を行っております。 これまでの経験を活かし、貴社メディアの成長に貢献できれば幸いです。
②:経歴・経験
SEOディレクションからライティング、メディア運営まで、WEBメディアに関わる一連の業務を経験してきました。
- 2019年3月:立命館大学経営学部を卒業
- 2019年4月:IT系事業会社に入社。WEBマーケティング部でSEOを担当。
- オウンドメディアの立ち上げ・運営に従事。年間100記事以上を外部ライターへ発注・ディレクションし、SEOの基礎と「発注者視点」を学びました。
- 2020年5月:会社から独立し、個人ブログ「Tsuzuki Blog」をメインに活動開始。
- 自身のブログ運営で培ったSEOノウハウを活かし、WEBライティング案件の受注も開始しました。
- 2021年4月:転職メディア「◯◯」にて記事執筆を担当。
- 1年間で120本を納品。検索順位の改善に貢献し、月間PV数を3万から50万へ伸ばす一助となりました。
- 2023年1月:FP2級を取得。金融系ライターとしても活動を本格化。
- 2023年6月:金融メディア「◯◯」にて記事執筆およびSEOディレクターを担当。
- 半年で36本の記事を納品後、ディレクターに昇格。WEBライター5名のチームマネジメントを行い、記事品質の担保と納期管理に従事しました。
- 2025年4月:WEBライター向けブログ「◯◯」を開設。
- 自身の経験を還元するため、WEBライターや企業の担当者向けに情報発信を行っています。
③:保有資格や専門性
記事の信頼性を高めるため、以下の資格・スキルを保有しております。
- 保有資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
- SEO検定 1級
- スキル・経験
- WEBマーケティング実務経験:IT企業でのSEO担当経験から、キーワード選定や構成案作成など、上流工程からの対応が可能です。
- WordPress入稿・装飾:ブロックエディタを使用した入稿、装飾、画像選定まで一貫して対応できます。普段、SWELLを使うことが多いです。
- メディア運営経験:月間34万PV、最高月380万円を達成した個人ブログの運営経験があり、収益化を意識したライティングが得意です。
④:興味のあること・趣味
実体験に基づいたレビュー記事や、熱量の高い記事執筆もお任せください。
- キャンプ:月に1回はソロキャンプに行きます。キャンプギアのレビュー記事なども執筆可能です。
- ガジェット:最新のApple製品やデスク周りのガジェットが好きで、頻繁に買い換えています。使用感を詳細にレポートできます。
- ブログ運営:2018年からブログを運営しており、最新のSEOトレンドやツール情報の収集が日課です。
⑤:得意ジャンル
以下のジャンルにおいて、豊富な執筆経験と専門知識がございます。
- 金融
- クレジットカード、NISA、iDeCo、仮想通貨など。FP2級の知識を活かし、初心者にも分かりやすく解説します。
- 転職・キャリア
- 転職エージェント、退職代行、フリーランスの働き方など。自身も転職や独立を経験しており、ユーザーの悩みに寄り添った記事執筆が可能です。
- WEBマーケティング・ブログ
- SEO対策、アフィリエイト、WordPressの使い方など。専門用語を噛み砕き、実践的なノウハウを提供します。
⑥:執筆実績(一部抜粋)
クライアント様より許可をいただき、記名記事として執筆した実績の一部をご紹介します。
1. レンタルサーバー「ロリポップ!」様 オウンドメディア
- 記事URL:ブログとは?稼ぎ方など初心者にも分かりやすく解説
- 担当範囲:構成案作成、執筆、画像選定、WordPress入稿
- ターゲット:ブログに興味があるが、始め方や仕組みがわからない初心者
- ポイント:専門用語を極力使わず、図解を多用して「ブログの仕組み」を直感的に理解できるように工夫しました。検索意図を網羅し、ビッグワードでの上位表示を狙った構成にしています。
2. ASP「アクセストレード」様 オウンドメディア(アフィリエイト大学)
- 記事URL:アフィリエイト初心者のお悩みをズバッと解決!
- 担当範囲:企画、構成案作成、執筆
- ターゲット:アフィリエイトを始めたばかりで、成果が出ずに悩んでいる初心者
- ポイント:初心者から寄せられる「よくある質問」に対し、自身の経験に基づいた具体的かつ実践的な回答を提示しました。読者のモチベーションを高めつつ、次のアクションを促す内容に仕上げています。
※その他、記名なし(無記名)での金融・転職ジャンルの執筆実績も多数ございます。詳細は下記よりお問い合わせください。
⑦:業務の対応範囲
執筆だけでなく、以下の周辺業務も巻き取ることが可能です。
- キーワード選定・構成案作成:SEOツール(Ahrefs、ラッコキーワードなど)を使用し、競合調査に基づいた勝てる構成を作成します。
- 執筆:SEOライティング、セールスライティングに対応。
- 画像選定・作成:フリー素材の選定や、Canvaを使用した簡単な図解・アイキャッチ作成。
- WordPress入稿:装飾、内部リンク設置、メタディスクリプション設定まで行い、公開直前の状態で納品可能です。
- 取材・インタビュー:交通費をいただければ取材も可能です。写真撮影、音声録音などもいたします。対談や鼎談でのインタビュー記事もオンライン・オフラインともに対応できます。
- ディレクション業務:SEOディレクター勤務経験があるので、WEBライターチームの取りまとめなども可能です。キーワード選定〜記事外注、マニュアル作成、ライター採用など一括でお任せください。
⑧:参考となる文字単価、記事単価
ご予算や業務範囲に合わせて柔軟に対応いたします。まずはご相談ください。
- 文字単価:3.0円〜(執筆のみ)
- 記事単価:15,000円〜(構成作成〜入稿まで / 5,000文字程度の場合)
※専門性が高いジャンルや、取材・撮影を伴う場合は別途お見積もりさせていただきます。
⑨:連絡先
お仕事のご依頼・ご相談は、以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。 原則として、24時間以内に返信いたします。
- お問い合わせフォーム:(GoogleフォームなどのURLを記載)
- X(Twitter):@1276tsuzuki (DM開放しております)
- Chatwork ID:◯◯◯◯(コンタクト申請の際は「ポートフォリオを見た」と添えていただけますと幸いです)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 貴社メディアの価値を高めるお手伝いができることを楽しみにしております。
大切なのはクライアント目線で「依頼したい」と思えるか?
以上、ポートフォリオの実例でした。
あなた自身がクライアント目線で見て、この人にライター依頼をしてみたいと思いましたか?
もし、YESなら「どの部分に惹かれたのか?」を言語化して、マネてみましょう。
もしも、NOなら「なぜ依頼したいと思わなかったのか?」を考えて、「依頼したいと思う内容」に変更して取り入れてみてください。



自分が作成したポートフォリオに対しても、同じような視点でチェックしてみましょう!
クライアントが採用したくなるポートフォリオの特徴


多くのポートフォリオを見てきましたが、採用したくなるものには共通点があります。
それは「発注者の知りたいことが、ストレスなく理解できる」という点です。
僕がIT企業でSEOディレクターをしていた頃や、自身のメディアでライターさんを採用する際に、特に重視していたポイントを4つ紹介します。
- ポートフォリオ自体が読みやすい
- 業務対応範囲を具体的に書いている
- 参考の文字単価に納得感がある
- 執筆実績がURL付きで示されている
①:ポートフォリオ自体が読みやすい
まず見ているのは、ポートフォリオ自体の文章構成です。
ポートフォリオは、あなたのライティングスキルを証明する最初の「記事」とも言えます。
結論から書かれているか、適度に改行が入っていて読みやすいか、誤字脱字がないかといった基本的な文章力が審査されています。
読み手への配慮が行き届いたポートフォリオであれば、「記事を書いてもらう際も、読者ファーストで書いてくれそうだな」と期待が膨らみます。
②:業務対応範囲を具体的に書いている
「記事執筆ができます」と一言書くだけでは不十分です。
発注者は、自分の業務をどこまで巻き取ってくれるかを知りたがっています。
たとえば、「構成案の作成から対応可能」「WordPressへの入稿、装飾、画像選定まで一貫して対応可能」と具体的に書かれていると、依頼のイメージが湧きやすくなります。
できることが多いライターは、ディレクターの工数を削減してくれるため、採用の優先度が高くなります。
③:参考の文字単価に納得感がある
提示されている単価と、実績やスキルのバランスが取れているかも重要なポイントです。
実績が少ないにもかかわらず相場より高い単価設定だと、依頼を躊躇してしまいます。
逆に、高いスキルを持っているのに安すぎる単価だと、「品質に問題があるのではないか」と不安になることもあります。
自分の現在のレベル感に合わせた、納得感のある単価設定を心がけましょう。
④:執筆実績がURL付きで示されている
実績はテキストやスクリーンショットだけでなく、実際の記事へ飛べるURL付きで示すことが大切です。
実際のWebページでどのように表示されているかを確認することで、装飾の使い方や改行のタイミングなど、Webライティング特有のスキルを判断できます。
もしURLが出せない案件ばかりの場合は、自分のブログ記事をサンプルとしてURL付きで載せておくのがベストです。
【ツール別】WEBライターのポートフォリオの作り方


ポートフォリオを作成するためのツールはいくつか存在します。
それぞれのツールに特徴があるため、自分の目的や現在のスキルレベルに合わせて選ぶことが大切です。
代表的な3つのツールと、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
- 本気で稼ぐなら「WordPressブログ」一択
- 手軽に作るなら「note」
- 実績まとめなら「Googleドキュメント/スプレッドシート」
①:本気で稼ぐなら「WordPressブログ」一択
WEBライターとして本気で稼ぎたいなら、迷わず、WordPressでブログを開設することをおすすめします。
WordPressでポートフォリオサイトを作ること自体が、強力なスキル証明になるからです。
多くのWEBメディアはWordPressで構築されているため、「WordPressへの直接入稿」や「装飾」ができるライターは重宝されます。
また、自分でブログ運営をすることでSEOの知識が身につき、記事の質も向上します。
僕自身、この「Tsuzuki Blog」をWordPressで運営していたおかげで、高単価な案件のスカウトをいただく機会が多くありました。



初期費用は少しかかりますが、将来的にブログ自体が収益を生む資産になる可能性も秘めています。
②:手軽に作るなら「note」
まずは手軽にポートフォリオを作りたいという方には、「note」がおすすめです。
アカウントを作成するだけで、すぐに記事を書き始められます。
デザインがシンプルで洗練されているため、余計な装飾に時間を取られず、中身の文章で勝負できる点が魅力です。
無料で利用でき、サーバー契約などの手間もかからないため、WEB制作の知識がない初心者でも安心して始められます。
③:実績まとめなら「Googleドキュメント/スプレッドシート」
最も簡易的かつ実用的な方法が、Googleドキュメントやスプレッドシートを活用することです。
職務経歴書のように情報を箇条書きでまとめ、共有リンクを発行するだけでポートフォリオとして機能します。
デザイン性には欠けますが、情報を更新しやすく、企業案件の管理表としても活用できるため、多くのライターが利用しています。
提案文にサッとURLを貼るだけで実績を共有できる手軽さは、忙しいクライアントにとってもメリットです。
実績なし・未経験からポートフォリオを作る手順


「実績がないからポートフォリオに載せるものがない」と悩む必要はありません。
実績がないなら、自分で作ってしまえば良いのです。
未経験の状態から、採用されるレベルのポートフォリオを完成させるまでの3ステップを解説します。
ステップ1:自分のブログを開設する
まずは、ポートフォリオの土台となるブログを開設しましょう。
無料ブログでも可能ですが、前述の通り「WordPressブログ」であれば、開設したこと自体がひとつのスキル証明になります。
サーバー契約やドメイン取得など、最初は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば一生モノの資産になります。
WordPressブログの開設手順については、以下の記事で画像付きで詳しく解説していますので、こちらを見ながら進めてみてください。


ステップ2:得意・好きなジャンルで記事を5〜10記事書く
ブログが開設できたら、記事を書いていきます。
テーマは、自分の得意なことや好きなことで構いません。
例えば、「おすすめの節約術」「愛用しているガジェットのレビュー」「趣味のキャンプギア紹介」など、実体験に基づいた記事は評価されやすい傾向にあります。
目安として5〜10記事ほどあると、文章力の安定感や、記事構成のパターンをアピールできます。



これがそのまま、あなたの「執筆実績」になります。
記事の書き方については、下記記事を見ながら進めてみましょう。


ステップ3:プロフィールページを作成してまとめる
記事がある程度溜まったら、ブログ内に「プロフィールページ」を固定ページで作成します。
ここで、先ほど紹介した「ポートフォリオに掲載すべき9つの項目」を網羅的に記載しましょう。
執筆実績の項目には、ステップ2で書いたブログ記事のURLを貼ります。
完成したプロフィールページをブログのメニューバーやトップページに設置すれば、立派なポートフォリオサイトの完成です。
ポートフォリオ作成時の注意点3つ


ポートフォリオは自分のアピールをするための場ですが、作り方を間違えると逆に信頼を損なう恐れがあります。
せっかくのチャンスを逃さないために、作成時や運用時に気をつけるべき3つの注意点を解説します。
- 守秘義務と著作権を守る
- 統一感と納得感を意識する
- 情報は定期的に更新する
①:守秘義務と著作権を守る
最も重要なのは、クライアントとの守秘義務と著作権を守ることです。
納品した記事の著作権は、基本的にクライアント(発注者)に譲渡されます。
そのため、自分の判断だけで勝手に「実績」としてポートフォリオに掲載してはいけません。
無断掲載が発覚すると、契約違反でトラブルになるだけでなく、ライターとしての信用を完全に失います。
実績として載せたい場合は、必ずクライアントに許可を取りましょう。
もし許可が降りない場合は、「不動産関連メディアにて、住宅ローンに関する記事を執筆」のように、メディア名を伏せて概要のみを記載する方法が安全です。
②:統一感と納得感を意識する
ポートフォリオ全体を通して、情報の統一感と納得感を持たせることが大切です。
発注者は、自己紹介から実績、単価設定までを見て、「このライターに依頼する妥当性」を探しています。
たとえば、「金融ジャンルが得意」と書いているのに、実績一覧には「美容」や「エンタメ」の記事しか並んでいなければ、クライアントは違和感を覚えます。
また、未経験で実績がないにもかかわらず、相場よりも高い文字単価を設定している場合も同様です。
「なぜこのジャンルが得意なのか(経歴とのリンク)」「なぜこの単価なのか(スキルとのバランス)」といった点に矛盾がないよう、全体を調整しましょう。
③:情報は定期的に更新する
ポートフォリオは一度作ったら終わりではなく、定期的に情報を更新し続ける必要があります。
もし、最新の実績が「1年前」で止まっていたら、クライアントはどう思うでしょうか。
「もうライター活動を辞めてしまったのかな?」「最近は依頼が来ていないのかな?」と不安になり、問い合わせを躊躇してしまいます。
新しい記事を書いたり、できる業務が増えたりしたタイミングで、こまめに内容をアップデートしましょう。
XやインスタのURLを貼って、そちらで情報発信をまめにすることも大切です。
常に最新の状態にしておくことで、活動的で意欲のあるライターだという印象を与えられます。
まとめ:質の高いポートフォリオで案件を獲得しよう


今回は、WEBライターのポートフォリオの作り方について解説しました。
ポートフォリオは、あなたのスキルと実績を証明する「最強の営業ツール」です。
しっかりと作り込むことで、未経験からでも信頼を獲得し、高単価な案件へチャレンジする切符を手に入れられます。
大切なのは、一度作って終わりにするのではなく、実績が増えるたびに更新して「育てていく」ことです。
最初は実績がゼロでも構いません。まずはWordPressブログを開設し、自分の得意なテーマで記事を1本書いてみてください。
そのたった1本の記事が、あなたのWEBライターとしてのキャリアを切り拓く大きな一歩になります。ぜひ今日から、あなただけのポートフォリオ作りを始めてみてください。

