悩んでいる人記事の質には自信があるのに、いつまで経っても単価が上がらない。単価交渉をして契約を切られたらどうしよう…。
このようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- WEBライターが単価を上げる3つのルート
- 単価交渉の前に知っておくべき予算の壁
- 僕が文字単価10円超えを達成した理由
本記事の信頼性


この記事を書いている僕はブログ歴7年、文字単価10円以上でWEBライター案件を受注した実績があります。会社員時代にクライアント側も経験済みです。
実は、WEBライターが単価を上げるためには、ライティングスキルを磨くだけでは不十分です。
なぜなら、単価の上限はあなたのスキルではなく、クライアントの「予算」で決まっていることが多いからですね。
この記事では、文字単価10円以上を経験し、企業でクライアント側として発注予算を管理していた筆者が解説します。
お伝えするのは、「発注者が単価を上げたくなる心理」と「具体的な単価アップの3つの戦略」です。
これを読めば、今の案件で交渉すべきか、新しい環境に移るべきかが明確になります。



最短で収入アップを実現できるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
WEBライターの始め方については、下記で解説しているのでご覧ください。


結論:WEBライターが単価を上げる3つのルート


WEBライターが文字単価を上げる方法は、実は以下の3つしかありません。
- 既存案件の単価交渉
- 業務範囲の拡大・巻き取り
- 高単価クライアントへの乗り換え
まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。
即効性や難易度を表にまとめました。
| 方法 | 即効性 | 難易度 | インパクト |
|---|---|---|---|
| ①既存案件の単価交渉 | 高 | 中 | 小〜中 |
| ②業務範囲の拡大 | 中 | 中 | 中 |
| ③クライアントの乗り換え | 低〜高 | 高 | 大 |
最も手軽で即効性があるのは「①交渉」です。
今のクライアントとの関係性を活かせるため、成功すれば来月からすぐに収入アップが見込めます。
しかし、Webライターとしての収入の天井を決めるのは、間違いなく「③クライアント(ジャンル)選び」になります。
どんなに交渉がうまくても、元の予算が少ない案件では限界がくるからです。
まずは今の環境で①と②を試し、予算の壁を感じたら③へ進むのが、失敗の少ない王道ルートといえます。
前提:単価交渉の前に知っておくべき「クライアント予算の壁」


単価交渉のテクニックを学ぶ前に、一つだけ知っておくべき残酷な真実があります。
それは「クライアントには予算の壁がある」ということです。
企業がWebメディアを運営する場合、あらかじめ「記事1本あたり〇〇円まで」という予算上限が決まっています。
この上限は、担当者の一存では動かせないことがほとんどです。
例えば、文字単価2.0円が上限の案件で、3.0円の交渉をしても絶対に通りません。
文字単価2円→3円にアップさせるなら、1記事の文字数が2/3に減少してしまうので、提案は通らないのです。
ですから、もし交渉して断られたとしても、必要以上に落ち込むことはありません。
「あなたの実力不足」ではなく、単に「その案件の予算不足(限界)」だっただけというケースも多いからです。
この「予算と単価の仕組み」については、以下の記事で詳しく解説しています。
まずはこの構造を理解した上で、交渉に挑みましょう。



クライアント予算について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。


戦略①:既存クライアントへの単価交渉【成功率を上げるコツ】


クライアントの予算内に余裕がある場合、適切な手順で交渉すれば単価は上がります。
大切なのは「タイミング」と「伝え方」です。
具体的な方法は以下の3つです。
- ①:交渉のベストタイミングを見極める
- ②:発注者のメリットを提示する
- ③:単価交渉のメールテンプレート



ただ「お金を上げて」と頼むのではなく、相手にとってもメリットがある提案をしましょう。
①:交渉のベストタイミングを見極める
交渉の成功率を大きく左右するのが「タイミング」です。
発注者が「今は予算を動かしやすい」「あなたを手放したくない」と感じる瞬間を狙いましょう。
おすすめのタイミングは以下の3つです。
- 契約更新・期変わりのタイミング
- 成果が出た直後
- 修正がなくなった時
特に、企業の決算月や半期ごとの「期変わり(3月、9月など)」は狙い目です。
予算の組み直しが行われるため、新しい単価設定が通りやすくなります。
また、検索順位で1位を取ったり、PVが急増したりした「成果が出た直後」もチャンスです。



あなたの貢献度が数字で見えているため、担当者も上司に掛け合いやすくなるでしょう。
②:発注者のメリット(ROI)を提示する
交渉の際は、必ず「発注者側のメリット」を提示してください。
「生活が苦しいから」「相場より安いから」といった、こちらの事情だけを伝えるのはNGです。
発注者は、支払った費用に対してどれだけのリターン(ROI:投資対効果)があるかを見ています。
例えば、以下のようなポジティブな理由付けが効果的です。
- 「他案件の単価が上がっておりリソース調整が必要だが、御社の案件を優先したい」
- 「修正工数が減った分、浮いたディレクションコストを単価に反映してほしい」
「あなたに払い続ける価値がある」と納得させることが、交渉成功の鍵です。
③:【コピペOK】単価交渉のメールテンプレート
具体的な交渉メールの例文を用意しました。
自分の状況に合わせて調整し、使ってみてください。
件名:記事単価のご相談について(ライター氏名)
————————————————————
〇〇様
お世話になっております。ライターの〇〇です。
現在担当させていただいている記事執筆の件で、ご相談がございます。
おかげさまで他社様からのご依頼も増えており、現在、文字単価〇〇円〜でお引き受けするケースが多くなってまいりました。
私としましては、〇〇様の案件に非常にやりがいを感じており、今後も優先してリソースを割きたいと考えております。
つきましては、次回の発注分より、文字単価を現在の〇.〇円から〇.〇円へ見直していただくことは可能でしょうか。
もちろん、これまで以上に貴社のメディア成長に貢献できるよう、品質向上と納期の厳守に努めてまいります。
もし予算のご都合などで難しい場合は、現状の単価のままで構いません。
引き続き、良きパートナーとしてお付き合いいただければ幸いです。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
ポイントは、最後に「もし難しければ現状維持で構わない」という逃げ道を作っておくことです。



このワンクッションで、「交渉決裂=契約終了」というリスクを回避できます。
戦略②:業務範囲の拡大による単価アップ


「今の予算では、単なる値上げは難しい」と断られても、諦めるのはまだ早いです。
その場合は、「作業範囲の拡大」を提案してみましょう。
クライアントにとって、記事作成にかかるコストは「ライターへの報酬」だけではありません。
ディレクターの人件費や、入稿作業の外注費なども含まれています。
あなたがそれらの作業を「巻き取る(代行する)」ことができれば、別枠の予算から報酬を上乗せしてもらえる可能性が高いのです。
おすすめの巻き取り業務は以下の2つです。
- 構成案の作成・SEO選定
- WordPress入稿・画像選定
①:構成案の作成・SEO選定
もっとも単価アップに繋がりやすいのが「構成案の作成」です。
通常、構成案はクライアント側のディレクターや編集者が作成します。
構成案の作成には、1本あたり1〜2時間ほどの時間とリサーチ能力が必要です。
あなたがSEOキーワードの選定から、見出し構成の作成までを一貫して引き受ければ、ディレクターの負担は劇的に軽くなります。
「ディレクターが1時間かけていた仕事」を代行するわけですから、その分の時給を上乗せしてもらうのは正当な要求です。



単なるライターから「SEOマーケター」へとポジションを上げることで、文字単価3円〜5円の壁を突破しやすくなります。
②:WordPress入稿・画像選定
もうひとつのおすすめは「WordPressへの直接入稿」と「画像選定」です。
執筆したテキストをWordPressにコピペし、装飾を施し、画像を挿入する作業は、意外と手間がかかるものです。
クライアントからすれば、「原稿を受け取ってから公開するまで」の作業が一番面倒だったりします。
ここを巻き取って「確認して公開ボタンを押すだけ」の状態にして納品できれば、重宝されることは間違いありません。
入稿作業費として、記事単価にプラス1,000円〜2,000円程度を交渉するのも一般的です。



特別なスキルがなくても手順さえ覚えればできるので、初心者でも狙いやすい単価アップ戦略といえます。
戦略③:予算上限が高いクライアントへの「乗り換え」


今のクライアントで「予算の壁」にぶつかり、交渉も業務拡大も難しい場合。
その時は、思い切って「環境を変える」のが正解です。
厳しい言い方になりますが、予算のない業界や企業でどれだけ努力しても、単価アップには限界があります。
文字単価0.5円の案件で2倍の成果を出しても、せいぜい1.0円にしかなりません。
しかし、最初から3.0円の予算がある案件に乗り換えれば、スタート地点から報酬は3倍になります。
高単価案件を獲得するための具体的な戦略は以下の2つです。
- 直接契約を狙う
- 自分のブログを「営業資料」として使う
①:直接契約を狙う
高単価を目指すなら、クラウドソーシングや制作会社経由ではなく、企業との「直接契約」を狙いましょう。
仲介業者を通すと、どうしてもマージン(手数料)が発生します。
同じ予算であっても、あなたの手元に残る金額は少なくなってしまうのです。
企業のオウンドメディアにある「ライター募集」ページから直接応募すれば、中抜きがない分、単価は高くなりやすいでしょう。
特に、IT、金融、不動産などの予算潤沢な業界の直案件は、文字単価3円〜5円以上が当たり前の世界です。



「自分にはハードルが高い」と思わず、積極的にチャレンジしてみてください。
WEBライターの中で、単価の高いジャンルは下記記事で解説しています。


②:自分のブログを「営業資料」として使う
ただし、条件の良い直案件は人気が高く、採用倍率も高くなります。
そこで必須となるのが「スキルの証明(=ポートフォリオ)」です。
ここで最強の武器になるのが、あなた自身が運営する「WordPressブログ」です。
「ブログで検索1位を取りました」「収益が発生しています」という実績は、どんな言葉よりも説得力があります。
私自身、ブログの実績を見てお声掛けいただくことがほとんどで、テストライティングなしで高単価案件をいただけています。
まだブログを持っていない方は、ライターとしての名刺代わりとしても、ぜひ開設しておきましょう。



詳しい手順やロードマップについては、以下の記事で解説しています。
10分ほどでサクッと作れますよ。


ブログを作ったら、下記記事を見ながらポートフォリオのページを作成しましょう。


【実録】筆者が文字単価10円超えを達成した理由


ここまでは一般的な戦略をお伝えしてきましたが、ここからは私の実体験をお話しします。
私自身、WEBライターとして文字単価10円以上の案件を担当させていただきました。
また、企業のWebマーケティング担当として、ライターさんに記事を発注する側も経験しています。
「受注する側」と「発注する側」、両方の視点から見えた「高単価の真実」をお伝えします。
- 大手レンタルサーバー会社での執筆事例
- 発注者として「単価を上げたくなるライター」の特徴
①:大手レンタルサーバー会社での執筆事例
私が高単価で執筆させていただいた代表的な案件は、レンタルサーバーの「ロリポップ!」が運営するオウンドメディアです。


これらの案件で高単価をいただけた理由は、単に「文章がうまいから」ではありません。
私自身のブログ(Tsuzuki Blog)で、「ブログの始め方」や「アフィリエイトの稼ぎ方」に関する記事を書き、実際にSEOで上位表示させていた実績があったからです。
クライアントからすれば、僕は「ただのライター」ではなく、「その分野で結果を出している専門家」として映ったということになります。
また、IT・Webサービス業界はLTV(顧客生涯価値)が高く、予算が潤沢にあることも大きな要因でした。



「自分の実績(権威性)」と「予算のある業界」が掛け合わさった時、単価は劇的に跳ね上がります。
②:発注者として「単価を上げたくなるライター」の特徴
一方で、私は発注者として多くのライターさんと関わってきました。
その経験から言えるのは、発注者が単価を上げてでも手放したくないのは「コミュニケーションコストがかからないライター」だということです。
具体的には、以下のような特徴を持つ方です。
- 修正指示がほとんどいらない(一発OKが出る)
- 連絡のレスポンスが早く、納期を絶対に守る
- こちらの意図を汲み取り、プラスアルファの提案をしてくれる
発注者にとって、新しいライターを探し、教育するコストは非常に高いものです。
だからこそ、一度信頼関係を築けた優秀なライターには、「他社に行かないでほしい」という心理が働きます。
「単価を上げるから、来月もぜひお願いします」と言われるのは、この心理が働いた時なのです。



逆に、どんなに単価が安くても、修正が多く連絡が遅いライターには、次の発注をためらってしまいます。
まとめ:予算の壁を見極め、適切なアクションを取ろう


今回は、WEBライターが単価を上げるための具体的な戦略と、その裏側にある「予算の構造」について解説しました。
最後に、記事の要点を振り返ってみましょう。
- 今の案件で信頼を積み、タイミングを見て交渉する
- 交渉がダメなら、構成作成や入稿などの業務拡大を提案する
- 予算の壁を感じたら、高単価ジャンル・直案件へ乗り換える
「単価交渉」と聞くと、どうしても尻込みしてしまうかもしれません。
しかし、それはあなたのワガママではなく、ビジネスパートナーとして正当な権利です。
クライアントの予算構造を理解し、相手にとってもメリットのある提案ができれば、単価は必ず上がります。
もし、今の環境でどれだけ頑張っても報われないと感じるなら、それは「場所」が間違っているだけかもしれません。
その時は、自分のブログを育てて実績を作り、予算のあるクライアントへ堂々と営業をかけましょう。



自分の市場価値を正しく理解して行動すれば、月収は確実に伸びていきます。
ぜひ、今日からできるアクションを始めてみてください。









