
アフィリエイトにはどんな種類があるのか知りたい。初心者の僕でも、稼ぎやすいジャンルや、アフィリエイトの始め方についても教えてほしい。
このようなお悩みを解消します。
・アフィリエイト広告の種類
・商材、媒体、集客方法の種類
・おすすめのアフィリエイト手法

この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
アフィリエイトに挑戦してみたいけれど、「種類が多すぎて、何から始めたらいいの?」と悩んでいませんか。
アフィリエイトには本当に多くの手法があり、どれが自分に合っているのかを見極めるのは大変ですよね。
でも安心してください。この記事では、そんなあなたのために、アフィリエイトの全種類を徹底的に解説します。
この記事を読めば、それぞれの特徴やメリット・デメリットが明確になり、あなたに最適なアフィリエイトの進め方が見つかるはずです。
アフィリエイトの種類を網羅的に理解できるだけでなく、実際に始めるためのヒントや注意点まで具体的にご紹介します。
月100万円以上をブログで稼ぐ僕の経験も踏まえながら、わかりやすくお伝えしますね。
それでは、本文へと進みましょう。
アフィリエイトとは?基本の仕組みをおさらい

まず、「アフィリエイトってそもそも何?」という基本からおさらいしましょう。
アフィリエイトとは「成果報酬型広告」のこと
アフィリエイトとは、インターネットを使った広告手法の一つで、「成果報酬型広告」とも呼ばれます。
あなたのブログに広告を掲載し、その広告経由で申し込みが入ると、その成果に応じて報酬が支払われる仕組みです。
簡単に言うと、あなたが誰かに商品を紹介して、その人が買ってくれたら紹介料がもらえる、お店の「紹介制度」みたいなものですね。
このアフィリエイトの仕組みには、主に4つの登場人物がいます。
下記の図のようなイメージですね。

アフィリエイトの全体像を掴むことで、どんな種類の広告があるのか、どうやって収益を上げていくのかが理解しやすくなります。
アフィリエイトで報酬が発生する流れ
では次に、具体的にどうやってアフィリエイトで報酬が発生するのか、その流れを見ていきましょう。
報酬発生までの主なステップは、以下の通りです。
この一連の流れを理解しておくことが、アフィリエイトで収益を上げるための第一歩です。
例えば、僕がブログで特定の商品を紹介する場合、まずはASPでその商品の広告を探し、提携申請をします。
承認されたら、その商品の魅力や使い方を詳しく解説した記事を作成し、記事内に広告リンクを設置します。
読者がその記事を読んで「欲しい!」と思い、リンクから商品を購入してくれると、僕に報酬が入る、という流れですね。
このように、アフィリエイターは読者に役立つ情報を提供しつつ、広告主の商品販売をサポートすることで報酬を得ています。
アフィリエイト広告の種類4つ

アフィリエイトの基本的な仕組みがわかったところで、次に具体的にどのような広告の種類があるのかを見ていきましょう。
アフィリエイト広告は、報酬が発生する「条件」によって、主に4つの種類に分けられます。
①:成果報酬型アフィリエイト
②:クリック課金型アフィリエイト
③:インプレッション型アフィリエイト
④:固定掲載型アフィリエイト
どの種類を選ぶかによって、収益の上げやすさや取り組むべき対策も変わってきます。
結論から言うと、これからアフィリエイトを始めるなら「成果報酬型アフィリエイト」が最もおすすめです。
その理由も踏まえながら、それぞれの特徴を詳しく解説しますね。
①:成果報酬型アフィリエイト
成果報酬型アフィリエイトは、掲載した広告を通じて商品が購入されたり、サービスが申し込まれたりといった「成果」が発生した場合に報酬が得られる仕組みです。
これが、最も一般的で、多くのアフィリエイターが取り組んでいるアフィリエイトの形です。
例えば、あなたがおすすめの化粧品を紹介し、読者がその紹介記事から商品を購入してくれたら報酬が発生する、といったイメージですね。
メリットとしては、1件あたりの報酬単価が高い案件が多いことです。専門的なジャンルや高額な商品・サービスの場合、1件で数万円の報酬になることもあります。
一方でデメリットは、読者に商品を購入してもらったり、サービスに申し込んでもらったりする必要があるため、成果発生までのハードルが他の種類に比べて高いことです。
読者の購買意欲を高める質の高いコンテンツ作成や、集客力が求められます。
しかし、この「読者の役に立つ情報を提供し、行動を促す」というスキルは、アフィリエイトで大きく稼ぐためには必須です。
だからこそ、最初に取り組むべき種類として成果報酬型をおすすめします。
②:クリック課金型アフィリエイト
クリック課金型アフィリエイトは、掲載した広告が読者にクリックされるだけで報酬が発生する仕組みです。
商品購入やサービス申込みといった成果は必要なく、広告がクリックされれば報酬が得られるため、初心者にも取り組みやすいのが特徴です。
代表的なものに「Google AdSense(グーグルアドセンス)」があります。

あなたのブログ内容や訪問した読者の興味に合わせて、広告が自動で表示されるので、自分で広告を選ぶ手間もありません。
メリットは、成果発生のハードルが低いことです。アクセス数が増えれば、それに比例してクリック数も増えやすく、収益につながりやすいと言えます。
デメリットは、1クリックあたりの報酬単価が低いことです。一般的に数円から数十円程度なので、大きな金額を稼ぐには大量のアクセスが必要になります。
ブログ運営を始めたばかりで、まずは少額でも収益化を体験してみたいという方には良いかもしれません。
僕もブログ初期はGoogle AdSenseを利用していました。
アドセンス広告の審査に受かるコツは、Googleアドセンスの審査に合格するコツ【チェックリスト付き】で詳しく解説しています。
③:インプレッション型アフィリエイト
インプレッション型アフィリエイトは、広告が読者の画面に表示された回数(インプレッション数)に応じて報酬が発生する仕組みです。
クリックや商品購入といったアクションは一切不要で、広告が見られるだけで報酬が発生するため、4種類の中で最も成果発生のハードルが低いと言えます。
メリットは、とにかく成果発生のハードルが極めて低い点です。多くの読者に見てもらえるサイトであれば、それだけで収益が期待できます。
しかし、デメリットとして、報酬単価が非常に低いことが挙げられます。1,000回表示されて数円~数十円程度が相場なので、これでまとまった収益を上げるのはかなり難しいです。
そのため、インプレッション型アフィリエイトをメインで扱っているASPは少なく、アフィリエイターが主戦力としてこのタイプを選ぶことはあまりありません。
④:固定掲載型アフィリエイト
固定掲載型アフィリエイトは、広告主と直接契約を結び、特定の期間、あなたのサイトの広告枠に広告を掲載することで報酬を得る仕組みです。
「純広告」と呼ばれることもあります。正確に言えば、アフィリエイト広告ではないですが、一応ご紹介しておきますね。
月額契約や年契約など、契約期間に応じてまとまった報酬が支払われます。
メリットは、契約期間中は安定した収入が見込める点です。成果の発生件数に左右されないため、収益が読みやすいのが特徴です。
デメリットは、実績のある大手メディアや、特定のジャンルで高い影響力を持つサイトでないと、この形態で契約するのは難しい点です。
広告主から見て、広告を掲載する価値があるサイトだと認められる必要があります。
ブログを始めたばかりの段階ではあまり現実的な選択肢ではありませんが、将来的にサイトが大きく成長すれば、このような収益化の方法も視野に入ってくるでしょう。
アフィリエイトは14種類【3つに分けて解説】

今回ご紹介するアフィリエイトは14種類です。
どうしてこんなに数が多いかというと、「媒体・集客方法・商材の3つ」に分けて、アフィリエイトをご紹介していくからです。
アフィリエイトは組み合わせて運営【媒体 × 商材 × 集客方法】
今回、12種類のアフィリエイトをご紹介しますが、1つだけを選ぶより、掛け合わせて使うイメージを持ってもらう方がいいと思います。
例えば、当ブログでいえば、
- 媒体:ブログ
- 集客方法:SEO/SNS
- 商材:物販/ASP/アドセンス
を組み合わせて運営しています。
実際に、上記の方法で、月100万円を稼ぐことができました。
1つの種類に囚われることなく、複数のアフィリエイト手法を組み合わせましょう。
初心者が稼ぎやすいアフィリエイトの種類はない【選択より作業が命】
ぶっちゃけ、稼ぎやすいアフィリエイトはありません。
どの媒体や集客方法、商材を選んでも、稼げるようになるまでは、それなりに時間と労力がかかるものです。
その前提を踏まえた上で、初心者におすすめするとすれば、ブログアフィリエイトをベースにするのがおすすめです。
最初は、ブログでSEOやSNSといった集客方法を学びつつ、物販・ASP・アドセンスで収益化を目指しましょう。
アフィリエイトを始める方法【超簡単です】
初心者におすすめの「ブログアフィリエイトを始める方法」は、3つの手順を踏むだけで完了です。
①:ブログ開設する
②:ASPに登録する
③:高品質な記事を書く
上記の3つです。
ブログを開設する方法は10分でできるWordPressブログの始め方【初心者向けの開設方法】にて50枚以上の画像を使って、わかりやすくご説明しています。
おすすめのASPは、ブログ初心者におすすめのアフィリエイトASP【失敗しない選び方・登録方法】をご覧ください。
そして、高品質な記事の書き方については、【初心者向け】ブログの書き方を計400本書いてきた筆者が解説にて解説しています。
3つの記事を読みながら、手を動かしてみるとアフィリエイトのスタートラインに立てますよ。アフィリエイトで稼ぐのは、簡単な道ではないですが、アフィリエイト記事は資産化していくものですので、挑戦して損はありません。
ここからは、14種類のアフィリエイトをざっとご紹介していきます。
アフィリエイトの媒体は4種類

アフィリエイトに取り組む際、まず考えるべきなのが「どこで情報を発信するか」、つまり「媒体選び」です。
どの媒体を選ぶかによって、アフィリエイトの手法や戦略、そして収益化までの道のりも大きく変わってきます。
ここでは、代表的なアフィリエイト媒体を4種類ご紹介し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
①:Webサイト
Webサイト、特にブログや特化サイトを使ってアフィリエイトを行うのは、最も王道とも言える手法です。
自分のドメインを取得し、レンタルサーバーを契約してWordPressのようなブログシステムを導入すれば、誰でも自分のメディアを持つことができます。
特徴は、デザインやコンテンツ内容など、情報発信の自由度が非常に高い点とSEO対策に向いている点が挙げられます。
メリットは、作成した記事やコンテンツがインターネット上に残り続けるため、長期的に見て「資産」となる点です。
一度上位表示されれば、ある程度は継続的なアクセスと収益が期待できますし、自分の知識や経験といった専門性を存分に活かせます。
僕もこのWebサイト(ブログ)を主戦場としており、月100万円以上の収益を上げています。
ブログの始め方については、ブログの始め方を初心者向けに分かりやすく解説【収益化までご案内】で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
一方でデメリットは、成果が出るまでに時間がかかることが多い点です。サイト設計や記事作成、SEO対策など、学ぶべきことも多く、継続的な努力が必要になります。
WordPressでのブログ運営は、自由度が高い反面、ある程度の知識も求められますね。しかし、学んでいけばOKなので問題ないです。
②:SNS
XやInstagramなどのSNSも、アフィリエイト媒体として活用できます。
特徴は、なんといってもその拡散力の高さと手軽さです。面白い投稿や役立つ情報は瞬く間に広がり、多くの人の目に触れる可能性があります。
メリットは、初期費用がほとんどかからずに始められる点と、フォロワーとの距離が近く、ファンを直接獲得しやすい点です。
共感や信頼を得られれば、商品紹介への反応も良くなるでしょう。
例えば、Instagramで商品の使用感を発信したり、Xでセール情報をリアルタイムに共有したりといった活用法があります。
ブログとSNSを連携させる方法については、ブログとSNSはセットで運営すべき?【結論:YES】でも解説しています。
デメリットとしては、各プラットフォームの文字数制限や表現の制約があり、伝えられる情報量に限りがある点です。
また、アカウント凍結のリスクや、プラットフォームの規約変更によってアフィリエイト活動が制限される可能性も考慮しなければなりません。
③:YouTube
YouTubeのような動画プラットフォームも、アフィリエイト媒体として非常に人気があります。
特徴は、動画というリッチな表現方法で商品やサービスを紹介できる点です。テキストや画像だけでは伝わりにくい商品の魅力や使い方を、視覚的に分かりやすく伝えられます。
メリットは、情報が伝わりやすく、視聴者との信頼関係を築きやすい(ファン化しやすい)点です。実際に商品を使っている様子を見せることで、より強い購買意欲を喚起できます。
動画の概要欄にアフィリエイトリンクを設置したり、YouTube自体が提供する広告システム(YouTubeアドセンス)で収益化することも可能です。
デメリットは、動画の企画、撮影、編集といったスキルが必要になる点です。
クオリティの高い動画を作成するには時間と手間がかかりますし、チャンネル登録者数や再生時間など、収益化の条件が厳しい場合もあります。
④:メルマガ
メールマガジン(メルマガ)も、古くからあるアフィリエイト媒体の一つです。最近では、LINE公式アカウントなども同様の役割を担っていますね。
特徴は、読者に対して直接、クローズドな情報を届けられる点です。読者リスト(メールアドレスやLINEの友だち)を持っていることが前提となります。
メリットは、特定の情報に関心のある読者層に直接アプローチできるため、高い成約率が期待できることです。また、定期的な情報発信を通じて読者との信頼関係を深め、リピーターを育成しやすいのも強みです。
デメリットとしては、まず読者リストを集める必要がある点です。
ブログやSNSなど、他の媒体で集客し、メルマガ登録へ誘導するといった手間がかかります。また、メルマガ配信システムの利用にはコストがかかる場合もあります。
アフィリエイトの集客方法は5種類

アフィリエイトで収益を上げるためには、あなたの媒体(ブログやSNSなど)に読者を集める「集客」が欠かせません。
どのような集客方法を選ぶかによって、アフィリエイトの戦略や効果も大きく変わってきます。
ここでは、主なアフィリエイトの集客方法を5種類ご紹介し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
①:SEOアフィリエイト
SEOアフィリエイトは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンからの集客を狙う方法です。「SEO」とは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略ですね。
具体的には、読者が検索するキーワードを予測し、そのキーワードで検索結果の上位に自分の記事が表示されるように、コンテンツの質を高めたり、サイト構造を最適化したりします。
メリットは、一度上位表示されれば、安定的に長期間アクセスが見込める点です。また、特定の情報を求めて検索している読者が多いため、購買意欲の高いユーザーを集めやすい傾向にあります。
僕のブログも、このSEOアフィリエイトを主軸に集客を行っています。SEOの仕組みや具体的な対策については、SEOの仕組みと検索上位を獲得するための5つの対策で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
デメリットとしては、SEO対策の専門知識が必要であること、そして成果が出るまでに時間がかかることです。Googleのアルゴリズムは常にアップデートされるため、継続的な学習と改善が求められます。
②:SNSアフィリエイト
SNSアフィリエイトは、XやInstagramなどのSNSを活用して集客する方法です。
前の章で「媒体」としてSNSをご紹介しましたが、ここでは「集客手段」としての側面に焦点を当てます。具体的には、SNSの投稿から自分のブログ記事へ読者を誘導したり、直接アフィリエイトリンクを紹介したりする方法があります。
メリットは、情報の拡散力が高く、短期間で多くの人の目に触れる可能性がある点です。また、フォロワーとのコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、ファンになってもらうことで、継続的なアクセスや成果につながることもあります。
デメリットは、SNSのプラットフォームごとにユーザー層や好まれる情報が異なるため、それぞれの特性に合わせた情報発信が必要な点です。また、炎上リスクや、アフィリエイト色の強すぎる投稿が敬遠される可能性も考慮する必要があります。
③:PPCアフィリエイト
PPCアフィリエイトは、有料の広告(リスティング広告など)を出稿して集客する方法です。「PPC」とは「Pay Per Click」の略で、広告がクリックされるたびに費用が発生する仕組みを指します。
GoogleやYahoo!の検索結果画面の上部や、Webサイトの広告枠などに自分の広告を表示させ、直接アフィリエイトしたい商品ページや自分の記事に読者を誘導します。
メリットは、広告費をかければすぐにでも集客を始められる即効性と、地域や年齢、興味関心などでターゲットを細かく絞り込める点です。
デメリットは、当然ながら広告費用がかかることです。広告の運用スキルやキーワード選定、広告文作成などの専門知識も必要で、適切な運用ができないと費用対効果が悪くなる可能性があります。そのため、初心者にとってはハードルが高い集客方法と言えるでしょう。
④:メルマガアフィリエイト
メルマガアフィリエイトは、メールマガジンを配信して集客する方法です。
これも「媒体」としてご紹介しましたが、「集客手段」としては、メルマガ読者に対して定期的に有益な情報を提供し、その中でアフィリエイト商品を紹介したり、ブログ記事へ誘導したりする形になります。
メリットは、読者との間に継続的な接点を持つことができるため、信頼関係を構築しやすく、高い成約率が期待できる点です。特定の分野に興味を持つ読者リストに対して、ピンポイントで情報を届けられます。
デメリットは、まずメルマガ読者を集める必要がある点です。ブログやSNSでメルマガ登録を促すなど、集客のための別の施策が必要になります。また、読者に価値を感じてもらえない内容だと、すぐに解除されてしまう可能性もあります。
⑤:セルフバック
セルフバックは、アフィリエイター自身が広告主の商品を購入したり、サービスに申し込んだりすることで報酬を得る方法です。「自己アフィリエイト」とも呼ばれますね。
ASPの管理画面には、セルフバックが可能な案件が多数用意されています。クレジットカードの発行や資料請求、動画配信サービスの無料お試し登録などが代表的です。
メリットは、確実に報酬を得られる点と、アフィリエイトの仕組みを実際に体験できる点です。商品やサービスを実際に利用することで、レビュー記事を書く際の説得力も増します。
僕もアフィリエイトを始めたての頃、セルフバックで数万円を稼ぎ、そのお金をブログ運営の初期費用に充てました。
セルフバックの具体的なやり方や注意点については、【簡単】アフィリエイトのセルフバックで稼ぐ3つの手順【注意点あり】で詳しく解説していますので、ぜひ試してみてください。
デメリットは、あくまで一時的な収入であり、継続的な収益化手段ではないことです。また、同一案件で何度もセルフバックすることは基本的にできません。
アフィリエイトの商材は5種類

アフィリエイトで何を紹介するか、つまり「商材選び」も非常に重要なポイントです。
商材によって、アフィリエイトの戦略、難易度、そして得られる収益も大きく変わってきます。
ここでは、代表的なアフィリエイトの商材を5種類ご紹介し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
あなたの得意な分野や、発信したい情報と照らし合わせながら見ていきましょう。
①:物販アフィリエイト
物販アフィリエイトは、Amazonや楽天市場などで販売されている具体的な「モノ」(商品)を紹介し、購入されると報酬が発生する仕組みです。
家電、コスメ、食品、書籍など、形あるあらゆる商品が対象となります。実際に自分で使ってみた感想や、他の商品との比較などを記事にすることで、読者の購買を後押しします。
メリットは、紹介できる商品数が非常に豊富であること、そして実際に商品を使用することでレビュー記事などが書きやすい点です。読者も普段から利用している通販サイトの商品であれば、安心して購入しやすい傾向があります。
僕もブログで愛用しているガジェットや書籍を紹介することがあります。売れるアフィリエイト商品の選び方については、売れるアフィリエイト商品の選び方・探し方【初心者におすすめジャンルあり】でも詳しく解説しています。
デメリットとしては、一般的に報酬単価が低い傾向にあることです。商品価格の数パーセントが報酬となる場合が多く、大きな収益を上げるには多くの商品を販売する必要があります。
②:ASPアフィリエイト
ASPアフィリエイトは、ASPを通じて、企業が提供する様々なサービスや情報を紹介するアフィリエイトです。
物販だけでなく、クレジットカードの申込み、保険の資料請求、オンラインスクールの入会、転職サービスへの登録など、多岐にわたるジャンルの商材があります。
メリットは、物販アフィリエイトに比べて高単価な案件が多い点です。1件の成約で数千円から数万円の報酬が得られることも珍しくありません。また、多様なジャンルの案件があるため、自分の専門性や興味に合わせて商材を選びやすいのも魅力です。
デメリットとしては、人気のジャンルでは競合が多いこと、そして商材によっては専門的な知識や詳細な解説が求められることがある点です。読者にサービスの価値を理解してもらい、行動してもらうための工夫が必要になります。
有名どころとしては、下記の5つなので無料登録しておきましょう。
- a8.net:案件数No.1でオールジャンルに強い
- afb(アフィb):幅広いジャンルに対応、管理画面も使いやすい
- バリューコマース:旅行、金融、ECサイトなどに強い
- もしもアフィリエイト:プログラミングスクール系、通信系に強い
- アクセストレード:金融系、通信系に強い
いずれも、無料で登録することができますよ。
オープンASPとクローズドASPの違い
ASPには、誰でも登録しやすい「オープンASP」と、実績のあるアフィリエイターが招待される「クローズドASP」があります。
オープンASPは、初心者でも比較的簡単に登録でき、豊富な案件の中から自由に選んで提携できます。A8.netやもしもアフィリエイトなどが代表的ですね。
一方、クローズドASPは、ASP側からの招待や、既に参加している人からの紹介がないと登録できない場合が多いです。その分、オープンASPにはない好条件の独占案件があったり、担当者がついて手厚いサポートを受けられたりすることがあります。
まずはオープンASPで実績を積み、クローズドASPからの招待を目指すのが一般的なステップです。
③:クリック課金型アフィリエイト
クリック課金型アフィリエイトは、「アフィリエイト広告の種類4つ」の章でも触れましたが、商材という観点で見ると「特定の商材を選ばずに収益化できる手法」と言えます。
代表的なのはGoogle AdSenseで、あなたのサイトに広告コードを設置すると、サイトの内容や訪問者に関連性の高い広告が自動で表示され、それがクリックされると報酬が発生します。
メリットは、紹介する特定の商材を選ぶ必要がないため、記事の内容に縛られにくい点です。どんなジャンルの記事でも、アクセスさえ集められれば収益化の可能性があります。
デメリットは、1クリックあたりの単価が低いため、大きな収益を上げるのが難しい点です。また、Google AdSenseの審査に合格する必要があり、規約違反をすると広告配信が停止されるリスクもあります。アドセンスの審査については、Googleアドセンスの審査に合格するコツ【チェックリスト付き】を参考にしてください。
④:アプリ型アフィリエイト
アプリ型アフィリエイトは、スマートフォンやタブレット向けのアプリを紹介し、そのアプリがインストールされたり、特定の条件(例:チュートリアル完了)を満たしたりすると報酬が発生する仕組みです。
ゲームアプリやツール系アプリ、ニュースアプリなど、様々な種類のアプリがアフィリエイトの対象となっています。
メリットは、特に無料アプリの場合、ユーザーが気軽にインストールしやすいため、成果発生のハードルが低い点です。新しいアプリや話題のアプリを紹介することで、多くのインストールを期待できます。
デメリットとしては、報酬単価が比較的低い傾向にあることです。1インストールあたり数十円から数百円程度が一般的です。また、アプリのキャンペーン終了やサービス提供の終了によって、急に案件がなくなるリスクもあります。
⑤:トレンドアフィリエイト
トレンドアフィリエイトは、その時々で話題になっているニュース、芸能、イベントなどの「流行(トレンド)」をテーマにした記事を書き、アクセスを集めて収益化する手法です。
特定の商材を深く掘り下げるのではなく、多くの人が関心を持つトピックで大量のアクセスを集め、主にクリック課金型広告(Google AdSenseなど)で収益を上げることが多いです。
メリットは、話題性のあるキーワードで記事を書くことで、短期的に大きなアクセスを集めやすい点です。うまくトレンドに乗れれば、ブログを始めたばかりでも多くの読者に見てもらえる可能性があります。
デメリットは、トレンドは移り変わりが早いため、継続的に新しい情報を追いかけ、記事を更新し続ける必要がある点です。また、情報の鮮度が命であり、一つのトピックで長期的に稼ぎ続けるのは難しいでしょう。そのため、安定した収益を求める場合には不向きかもしれません。
初心者におすすめのアフィリエイトの組み合わせ

ここまで、アフィリエイトの広告タイプ、媒体、集客方法、商材と、様々な切り口で種類を解説してきました。
「結局、初心者は何から始めればいいの?」と感じている方も多いかもしれませんね。
結論として、僕がアフィリエイト初心者の方に最もおすすめする組み合わせは、「ブログ × SEO × ASPアフィリエイト」です。
これに加えて、補助的に「物販アフィリエイト」や「クリック課金型アフィリエイト(Google AdSenseなど)」を組み合わせるのが、最も成果を出しやすく、かつ長期的に稼ぎ続けるための王道パターンだと考えています。
なぜこの組み合わせが初心者におすすめなのか、その理由を具体的に説明しますね。
ブログ(Webサイト)は情報発信の基盤になるから
ブログは、あなた自身のメディアとして、自由に情報を発信できる強力なプラットフォームです。
特定のプラットフォームの規約変更に左右されにくく、コンテンツを積み上げていくことで、長期的な資産となります。
WordPressを使えば、初心者でも比較的簡単に本格的なブログを始められます。
ブログの始め方や収益化のノウハウについては、アフィリエイトの始め方完全ガイド【初心者が月3万円稼ぐロードマップ】で詳しく解説しています。
SEOによる集客は安定性が高いから
SEO対策によって検索エンジンで上位表示されれば、継続的に安定したアクセスを集めることができます。
SNSのように情報がすぐに流れてしまうことなく、読者が情報を求めているタイミングであなたの記事を見つけてくれるため、購買意欲の高いユーザーにリーチしやすいのが大きなメリットです。
ASPアフィリエイトは高単価案件が多いから
ASPには多様なジャンルの広告案件があり、中には1件で数千円~数万円といった高単価なものも少なくありません。
物販アフィリエイトやクリック課金型アフィリエイトだけでは大きな収益を上げるのが難しい場合でも、ASPアフィリエイトを組み合わせることで、収益の大幅アップを目指せます。
物販やアドセンスは取り組みやすいから
ASPアフィリエイトで成果を出すにはある程度の記事作成スキルや集客力が必要です。
しかし、物販アフィリエイト(Amazonや楽天など)は身近な商品を紹介しやすく、クリック課金型アフィリエイトは広告を貼るだけで収益が発生する可能性があります。
これらを補助的に導入することで、アフィリエイト初期のモチベーション維持や、収益源の分散につながります。
もちろん、これが唯一の正解というわけではありません。
しかし、僕自身もこの「ブログ × SEO × ASPアフィリエイト」を軸に活動し、月300万円以上の収益を達成することができました。
まずはこの王道の組み合わせでアフィリエイトの基礎を学び、経験を積んでいくのが、成功への近道だと考えています。
アフィリエイトの種類を選ぶ際の注意点

アフィリエイトには多くの種類がありますが、どれでも手当たり次第に始めれば良いというわけではありません。
やみくもに選んでしまうと、時間と労力をかけたにもかかわらず、全く成果が出ないという事態にもなりかねません。
ここでは、アフィリエイトの種類を選ぶ際に、特に注意しておきたいポイントを3つ解説します。これらを押さえて、賢くアフィリエイトの第一歩を踏み出しましょう。
①:SEOアフィリエイトでは、YMYLジャンルを避ける
まず、特にSEOで集客するWebサイトアフィリエイトに取り組む場合、「YMYL」と呼ばれるジャンルは慎重に検討するか、避けるのが賢明です。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、人々のお金や健康、人生に大きな影響を与える可能性のある情報分野を指します。具体的には、金融(投資、保険、ローンなど)、医療・健康(病気、薬、サプリメントなど)、法律、ニュースなどが該当します。
なぜこれらのジャンルを避けるべきかというと、Googleがこれらの情報に対して極めて高い信頼性と専門性、権威性を求めているからです。誤った情報や信頼性の低い情報が検索上位に表示されると、読者の生活に深刻な悪影響を及ぼす可能性があるため、Googleは評価基準を非常に厳しくしています。
個人のブログがこれらの分野で、専門機関や公的機関、長年の実績を持つ企業サイトと真正面から戦って上位表示を獲得するのは、残念ながら非常に困難です。僕も過去にYMYLジャンルに挑戦したことがありますが、Googleのアップデートで検索順位が大きく下がり、収益が激減した苦い経験があります。
ただし、これは主にSEOでの集客を考えた場合の話です。SNSやYouTubeなど、検索エンジン以外のプラットフォームで個人の体験談や意見として発信する分には、YMYLジャンルでも比較的取り組みやすい場合があります。それでも、情報の正確性や倫理観には最大限の注意を払いましょう。
②:興味関心・専門性を活かせる種類を選ぶ
次に重要なのは、あなた自身が「興味や関心を持てるか」「これまでの経験や知識(専門性)を活かせるか」という視点です。
アフィリエイトで成果を出すには、質の高いコンテンツを継続して作成し続けることが不可欠です。しかし、全く興味のないジャンルや、知識のない分野について記事を書き続けるのは、想像以上に苦痛を伴います。
例えば、僕が全く興味のない「盆栽の育て方」についてアフィリエイトをしようとしても、情報収集の段階で挫折してしまうでしょう。仮に記事を書けたとしても、熱意のない文章は読者にも伝わってしまいます。
一方で、あなたが好きなことや得意なことであれば、楽しみながら情報収集ができ、質の高い記事も書きやすくなります。結果として読者にも価値が伝わり、成果にも繋がりやすくなるのです。
アフィリエイトは短距離走ではなくマラソンです。長期的に取り組むためにも、あなたが情熱を注げる、あるいは無理なく続けられる種類やジャンルを選びましょう。
③:市場規模と競合の強さを考慮する
最後に、選んだアフィリエイトの種類やジャンルに「市場規模があるか」、そして「競合が強すぎないか」という点も考慮しましょう。
いくらあなたが専門性を活かせるジャンルでも、その情報を求めている人が極端に少なければ(市場規模が小さすぎれば)、大きな収益は見込めません。例えば、「左利き用の万年筆」に特化したブログを作っても、読者層はかなり限定的になってしまうでしょう。
逆に、非常に大きな市場であっても、すでに強力な企業サイトや有名なブロガーがひしめき合っているレッドオーシャン(競争が激しい市場)では、初心者が割って入るのは容易ではありません。
理想的なのは、ある程度の市場規模があり、かつあなたの強みや切り口で勝負できる余地のある分野を見つけることです。
これを見極めるためには、キーワードの検索ボリュームを調べたり、実際にそのキーワードで検索して上位表示されているサイトを分析したりする必要があります。
ブログジャンルの具体的な選び方については、ブログジャンルの選び方7つとおすすめジャンル11選【アフィリエイトで稼ぐ】でも詳しく解説していますので、参考にしてください。
ニッチすぎず、かといって激戦区すぎない、あなたにとっての「ブルーオーシャン(競争相手の少ない有望な市場)」を見つけ出す視点が大切です。
まとめ:アフィリエイトの種類を決めたらすぐ行動しよう

今回は、12種類のアフィリエイトをご紹介してきました。
「媒体 × 商材 × 集客方法」をざっくりと決めたら、すぐに作業に取りかかりましょう。
初心者におすすめなのは、
- 媒体:ブログアフィリエイト
- 商材:物販/アドセンス/ASP(慣れたら)
- 集客方法:SEO/SNS/セルフバック(初回のみ)
の組み合わせでアフィリエイトを運営することです。
アフィリエイトは結果が出るまでに、時間がかかるので、早めにタネを撒いておきましょう。
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Tweets by 1276tsuzuki今回は以上です。