悩んでいる人ブログでキーワード選定をしたいので、やり方を教えて!
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- キーワード選定で9割決まる理由
- 稼げるキーワードBuyクエリとDoクエリ
- キーワード選定のやり方
- ずらしキーワードの選び方
本記事の信頼性


この記事を書いている僕はブログ歴7年、累計1億円以上の収益を得てきました。この経験をもとに、ブログ・アフィリエイトのノウハウを発信しています。
今回は、SEOキーワード選定のやり方について解説します。


当ブログでは、上記のように30個強のキーワードでSEO1位を獲得してきました。
おかげで月380万円のアフィリエイト報酬を達成することができました。
ブログで稼ぐには、SEO集客が必要で、SEOにおいてキーワード選定は生命線です。
「ブログで稼ぐならキーワード選定が9割」といっても過言ではありません。ここを間違えてしまうと、どんなに素晴らしい文章を書いても、誰にも読まれず、稼ぐことはできません。
そのくらいSキーワード選定は重要です。本記事では、そんなSEOキーワードの選び方をわかりやすくご紹介しています。
ぶっちゃけ、本質を理解すればキーワード選定は難しくありません。
この記事を読み終えると、あなたもSEOキーワード選定を攻略できますよ。キーワードを選んだ後にやるべきことまで解説してますので、安心してください。
前置きが長くなりました。それでは、キーワードの選び方を解説していきます。
なぜ、ブログは「キーワード選定」で9割決まるのか?


ブログ運営において、キーワード選定はもっとも重要な工程です。
極端な話、キーワード選定さえ間違っていなければ、文章力が多少拙くてもアクセスは集まります。
逆に、どんなに美しい文章を書いても、誰も検索しないキーワードを選んでしまうと、読まれることはありません。
僕自身が痛いほど経験した失敗談を交えて、その理由をお話しします。
【失敗談】検索ボリュームがない記事を書いても「無」だった話
僕がブログを始めた頃、大学時代に経験した「海外インターン」に関する記事を大量に書いていました。
「海外インターン メリット」「海外インターン 準備」といったキーワードで記事を量産し、実際にいくつかの記事では検索上位を取ることができました。
しかし、アクセス解析を見てガクゼンとします。
半年経っても、アクセスがほとんど増えていなかったからです。
理由は単純で、そもそも「海外インターン」について検索する人が少なすぎたから。
検索ボリューム(月間に検索される回数)が極端に少ないキーワードで1位を取っても、サイトに訪れる人はほんの一握りです。
さらに、ジャンルには紹介できるアフィリエイト案件がありませんでした。がんばって記事を書いても、海外インターンの記事では1円もアフィリエイト報酬を稼げませんした。



「自分が書きたいこと」と「読者が求めていること」は違うのだと、痛感した出来事です。
SEOキーワード選定=「お店を出す場所」を決めること
キーワード選定は、リアルなビジネスで例えるなら「お店を出す場所選び」に似ています。
人通りがまったくない砂漠のど真ん中に、どんなに美味しいラーメン屋を出しても、お客さんは来てくれません。
ブログも同じです。
検索ボリュームがないキーワードで記事を書くのは、砂漠にお店を出すようなもの。
一方で、人通りが多い駅前(検索ボリュームが大きいキーワード)にお店を出せば、多くの人に見てもらえます。
ただし、駅前の一等地にはすでに大手チェーン店(企業サイト)が立ち並んでいることが多いです。
個人ブロガーが勝つためには、「ある程度の人通りがありつつ、ライバル店が少ない路地裏」を見つける必要があります。



この「勝てる場所探し」こそが、キーワード選定の本質です。
ブログで稼げるキーワードは「Buyクエリ」と「Doクエリ」


ブログで収益化を目指すなら、キーワードの種類を正しく理解する必要があります。
初心者にありがちな失敗=「Knowクエリ」ばかり書いてしまう
ブログ初心者は、知らず知らずのうちに「Knowクエリ(知りたい)」ばかり書いてしまいがちです。
例えば、「英語 歴史」や「ブログ 意味」といった、知識を求めているキーワードが該当します。
しかし、知識を求めている読者は、疑問が解決すれば満足してページを離れてしまうため、商品は売れません。
最近は、「AI による概要」でまとめられてしまうので、Knowクエリのキーワードは上位記事すら読まれることが減りました。
ブログで稼ぐために狙うべきは、次の2種類のキーワードです。
稼げるキーワード①:Buyクエリ(買いたい)
もっとも収益に近いのが「Buyクエリ」です。
「商品名 評判」「英会話スクール おすすめ」「サーバー 比較」など、購入を具体的に検討している読者が検索します。
読者はすでに「お金を払う準備」ができている状態です。
あとは「どの商品にするか」「どこで買うか」を迷っているだけなので、背中を押してあげるだけで成約につながります。
アフィリエイトにおいて、このBuyクエリで上位表示を取れるかどうかが、収益の桁を大きく左右します。



競合は強くなりますが、避けては通れない重要なキーワード群です。
稼げるキーワード②:Doクエリ(~したい)
現状を変えるために、何か行動を起こしたい読者が検索するキーワードです。
「英語 勉強法」「ブログ 始め方」「クレジットカード 作り方」などが当てはまります。
一見すると「方法を知りたい」だけのように思えますが、行動するには必ず「道具」や「サービス」が必要です。
例えば、英語を勉強するには教材やスクールが必要ですし、ブログを始めるにはサーバーやドメインの契約が欠かせません。
読者の悩みを解決する手順を解説し、その解決策として商品を紹介すれば、自然な流れで購入してもらえます。
手順を解説する記事や、ハウツー系の記事はDoクエリに該当し、読者からの信頼を獲得しながら収益化できる優秀なキーワードです。
キーワード選定を行う際は、この「Buyクエリ」と「Doクエリ」を軸に探していくのが鉄則です。
ブログのSEOキーワード選定のやり方
ここからは、具体的なキーワード選定の手順を解説します。
その前に、今回のキーワード選定で必ず使うことになるツールからご紹介していきますね。
【前提】ラッコキーワードの有料プランに登録する
ブログで本気で稼ぎたいなら、キーワード選定にはラッコキーワードが必要です。
ラッコキーワードを使うメリットは、
- キーワードを網羅的に探し出せる:サジェストキーワード、関連キーワード、潜在的な検索キーワードなどをワンクリックで出せる
- キーワードの需要を可視化できる:月間検索ボリュームを一括で調査できる
- 競合のキーワードを分析できる:競合サイトの獲得キーワード、集客コンテンツを一括でリサーチできる
- 月990円から使えてコスパが良い:他のキーワードツールだと、月1万円以上はしますが、ラッコキーワードは月990円から使えて安い
といったところです。ブログで稼ぎたいなら絶対に使わない手はありません。
おすすめは一番お得な「ライトプラン」です。
登録手順を解説します。
ラッコキーワードの公式サイトから、「料金プラン」をクリックしましょう。


料金プランのページが表示されます。
流れとしては、
- 上のタブで「月払い」か「年払い」を選ぶ
- 好きなプランの「始める」をクリックする
- ラッコIDを登録する
- お支払いを完了する
- ラッコキーワードを使い始める
という感じです。
年払いだと、料金が40%お得になります。
年間11,880円もしますが、ブログで稼ぐための投資だと思って、資金を投下しましょう。


「始める」をクリックすると、ラッコIDの登録画面になるので、メールアドレスで登録してアカウントにログインしましょう。


ラッコIDに登録したら、ラッコキーワードのトップ画面に切り替わるので、もう一度、「料金」をタップして、プランに申し込んでいきます。
有料プランの申し込み画面は下記です。


- 対象プラン:ライトがおすすめ
- 期間:1ヶ月 or 12ヶ月
- お支払い方法:クレジットカード、PayPal、銀行振込から選ぶ
上記3点を確認して、お支払いを完了しましょう。
これで、ラッコキーワードをフル活用できるようになりました。
手順①:ブログのメインキーワードを決める
まずは、キーワード探しの出発点となる「メインキーワード」を決めます。
これは、あなたのブログのテーマそのものです。
例えば、ブログについて発信するなら「ブログ」や「アフィリエイト」、英語学習なら「英語学習」や「英会話」、転職なら「転職」が軸キーワードになります。
この段階では、まだ「勝てるかどうか」を気にする必要はありません。
自分が発信したいジャンルの、もっとも大きな言葉(ビッグキーワード)をひとつ選んでください。
この軸キーワードを起点にして、実際に記事を書くための細かいキーワードを掘り下げていきます。


手順②:ラッコキーワードでサジェストを一括取得する
メインキーワードが決まったら、ラッコキーワードで「サジェストキーワード」を一括取得します。
サジェストキーワードとは、Googleの検索窓に文字を入力したときに自動で表示される「検索候補」のことです。
検索窓にメインキーワード(例:「ブログ」「転職」「レンタルサーバー」など)を入力し、検索ボタンを押すだけで、数百〜数千個のキーワード候補がずらりと表示されます。
ここに出てくるキーワードは、多くのユーザーが実際に検索している「リアルな悩み」のリストです。


ブログで使う実用的なキーワードを集めるために、下記の設定を加えます。
- 一括取得:ON
- キーワード増量:ON
- 単語数:2+
- 月間検索数:100〜10,000
複数の検索エンジンから調べるために「一括取得」をON、データ取得範囲を広げるために「キーワード増量」をONにします。
ロングテールキーワードを狙うために「単語数」を2+にして、ニーズのないキーワードで書かないために「月間検索数」を100〜10,000で設定していきましょう。


これで、メインキーワードのサジェストキーワードの一覧を取得できました。



続いて、月間検索数とSEO難易度を取得していきましょう。
メインキーワードからサジェストキーワードを取得する以外にも、競合メディアのキーワードを参考にする方法もあります。
下記のタブを開くと見れますので、気になる方はタップしてみてください。
競合メディアのキーワードを参考にする方法
例えば、 [ 1人暮らし 家具 おすすめ ] で検索して1ページ目に出てきた、WEBメディアやブログなどを、ラッコキーワードで分析します。


検索1位のWEBメディアを分析してみました。
ラッコキーワードの「サイト調査」をクリックして、ドメインを入力して、「検索」をクリックします。


「検索」をクリックすると、推定アクセス数、100位圏内のキーワードの数が表示されます。


下にスクロールすると、どんなキーワードで何位に入っており、どのくらいのアクセス数があるのかなど、一覧で表示することができます。


ラッコキーワードの無料プランだと、獲得キーワードは25件までしか分かりません。
25件だとさすがにリサーチ量が不足するので、月1,000件まで利用できるライトプラン(月990円)がおすすめです。



競合サイトがどんなキーワードで検索上位を取っているのかリサーチすることで、あなたが狙うべきキーワードがわかってくるはずです。
手順③:キーワードの「月間検索数」を取得する
ここが、ラッコキーワードを使う最大のメリットです。
従来の方法では、取得したキーワードをコピーして、Googleキーワードプランナーに貼り付けて……という面倒な作業が必要でした。
しかし、ラッコキーワードなら、画面上でそのまま「月間検索数(検索ボリューム)」を表示させることができます。
「月間検索数を取得」というボタンをクリックするだけで、キーワードの検索需要が数値化されます。
右上の「月間検索数を取得」をクリックすると、検索ボリューム調査が自動で始まりますよ。


一括キーワード調査の画面になるので、「SEO難易度取得」にチェックを入れて、「データ取得」をクリックしましょう。


調査が完了すると、下記のようになります。


- SEO難易度:数字が大きいほどSEO上位を取る難易度が高い(1〜100)
- 月間検索数:1ヶ月に何回Googleで検索されているか?
- 変化率:過去12ヶ月の検索ボリュームに対する、直近1ヶ月の検索ボリュームの割合。数字が大きいほど、最近よく検索されていることがわかる。
- CPC($):高いほど収益性の高いキーワード
- 競合性:Google広告の入札の競合性が高い=人気のキーワード
上記のように表示されます。
右上にある「CSV」をクリックして、ダウンロードしましょう。


「合計グラフ」というタブをクリックすると、過去12ヶ月の検索ボリューム数がグラフで表示されます。



次は、ダウンロードしたCSVを展開して、キーワードを絞り込んでいきます。
手順④:検索ボリュームと勝てる見込みで絞り込む
ラッコキーワードで取得したデータを、宝の山に変える作業です。
画面上で取得したCSVファイルをダウンロードし、エクセルまたはGoogleスプレッドシートで開いてください。
こんな感じで、色をつけたり、左右を揃えると見やすいですよ。


膨大なキーワードリストの中から、実際に記事を書くべき「勝てるキーワード」だけを残していきます。
以下の手順で、容赦なく行を削除していきましょう。
- ブログテーマに合わないキーワードを削除する
- 収益に繋がらないKnowクエリなどを削除する
- 上位を法人メディアが独占しているキーワードを削除する
- 検索意図が同じキーワードを1つにまとめる
それぞれ、詳しく解説します。(1はすでにラッコキーワードで削除済み)
ブログテーマに合わないキーワードを削除する
例えば、「ブログ」がテーマなのに「松居一代 ブログ 2ちゃんねる」のようなキーワードが含まれていることがあります。


ブログの読者層が求めていない情報は、ノイズになるので削除しましょう。
収益に繋がらないKnowクエリなどを削除する
「言葉の意味」を調べるだけのキーワードは、商品を売るのが難しいです。


「〇〇とは」といった単純な知識系クエリで、収益化のイメージが湧かないものはリストから外します。
上位を法人メディアが独占しているキーワードを削除する
キーワードを実際にGoogleで検索してみて、1ページ目が企業サイトや公式サイトで埋まっている場合は削除対象です。
個人ブログが入り込む隙間がない場所で戦っても、時間を浪費するだけです。
ただし、「ブログ 始め方」など、自分のブログテーマにとって、必要な記事はキーワードリストに残すようにしましょうね。
検索意図が同じキーワードを1つにまとめる
「ブログ 始め方」と「ブログ 作り方」のように、検索する言葉は違っても、読者が知りたい内容(検索意図)が同じ場合があります。
これらは1つの記事でまとめて対策できるため、代表的なキーワードを1つ残して、他は削除(または備考欄にメモ)します。
もし、検索意図が同じキーワードに複数の記事を書いてしまうと、カニバリゼーション(重複)が起こり、SEO評価が分散されてしまうので注意です。
メインキーワード以外にもリストを作成しましょう
メインキーワードの取得が終わったら、下記のようなキーワードも、同じ手順に沿ってキーワードリストを作っていきましょう。
- 商標キーワード:具体的な商品名のサジェストを出す。例:レンタルサーバーなら「ConoHa WING」「エックスサーバー」など。
- 悩みキーワード:ブログの想定読者の悩みのサジェストを出す。例:転職ブログなら「仕事」「年収」など。
この作業を終えて、最終的に100〜300個ほどのキーワードが残れば最高です。
なぜなら、1キーワードに対して1記事作るからですね。もしも500個くらいになっても、書き切る根気があれば問題ありません。
逆に、50個以下になってしまった場合は、選んだテーマ自体が小さすぎる可能性があります。



その場合は、メインキーワードを見直して、もう少し広いテーマで再検索することをおすすめします。
手順⑤:実際に検索してライバル(競合)をチェックする
最後に、選んだキーワードを実際にGoogleで検索して、ライバルチェックを行います。
このときは必ず、ブラウザの「シークレットモード」を使ってください。普段使っているブラウザだと、過去の検索履歴が影響して、正しい検索順位が表示されないからです。
検索結果の1ページ目(上位10記事)を見て、勝てる見込みがあるかを判断します。
撤退すべきキーワード(勝てない)
- 企業サイト(ドメインがco.jpなど)
- 公式サイト
- Amazonや楽天などのECサイト
これらが上位を独占している場合、個人ブログが入り込む隙間はありません。
GOサインのキーワード(勝てる)
- Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイト
- 個人の無料ブログ(noteやアメブロなど)
- 更新が止まっている個人ブログ
- 記事の内容が薄いサイト
これらはお宝キーワードの可能性が高いです。
個人ブロガーが稼ぐために重点的に狙うべきは、月間検索数100〜500程度の「ロングテールキーワード」です。
| 検索ボリューム | 難易度 | 判断基準 |
|---|---|---|
| 1,000以上 | 高 | 企業サイトが強いため、初心者は避けるべき |
| 100〜500 | 中〜低 | 個人でも上位表示を狙いやすい「お宝ゾーン」 |
| 0〜10 | 低 | 検索需要がないため、基本は避ける |
ボリュームが1,000を超えるキーワードは、企業サイトなどの強豪がひしめいているため、初心者が戦うのは無謀です。とはいえ、ブログのテーマ的に必要な記事は書くようにしましょうね。
逆に、ボリュームが0〜10のキーワードも基本的には避けましょう。



僕の失敗談のように、書いても誰にも読まれない記事になってしまいます。
これで、基本的なキーワード選定は完了です。
あとは、1キーワードに対して1つの記事を書いていきましょう。
SEOキーワードを意識したブログ記事の書き方は、下記記事でご紹介しているのでご覧ください。


企業サイトに勝つための「ずらしキーワード」の選び方


真正面からビッグキーワードを狙っても、企業サイトや公式サイトには勝てません。
しかし、視点を少し「ずらす」だけで、個人ブログでも上位表示できる穴場は無限に見つかります。
企業サイトが参入しにくい、あるいは対策しきれない領域を攻めるのが、弱者の戦略です。
ここでは、僕も実践している効果的な「ずらしキーワード」の選び方を5つ紹介します。
①:コンプレックス・失敗回避系(ネガティブ訴求)
もっとも強力なのが、ネガティブな感情を含んだキーワードです。
人は「得すること」よりも「損したくない」「失敗したくない」という感情のほうが強く動きます。
企業サイトはブランドイメージを守るため、ネガティブなキーワードで記事を書くことを嫌がります。
ここが個人ブロガーの独壇場です。
- 「〇〇 失敗」「〇〇 最悪」「〇〇 騙された」
- 「〇〇 できない」「〇〇 辛い」「〇〇 辞めたい」
- 「〇〇 嘘」「〇〇 怪しい」「〇〇 使えない」
例えば、「プログラミングスクール おすすめ」は激戦区ですが、「プログラミング挫折する人 特徴」「プログラミングスクール 卒業生 使えない」なら勝機があります。
ネガティブな検索意図に対して、「実際はこうすれば失敗しないよ」と解決策を提示できれば、信頼を獲得しつつ商品を紹介できます。
②:ロングテール(3語・4語の掛け合わせ)
2語のキーワード(例:英語 勉強法)でも勝てない場合は、さらに語句を追加して3語、4語と絞り込んでいきます。
ターゲットを限定すればするほど、企業サイトは専用のページを作りにくくなります。
- 「英語 勉強法 社会人 独学」
- 「ブログ 始め方 大学生 スマホ 無料」
- 「転職 30代 未経験 事務」
検索ボリュームは少なくなりますが、その分、検索した読者の悩みは深くて具体的です。



「まさに私のことだ!」と思ってもらえる記事が書ければ、少ないアクセスでも成約につながります。
③:一次情報・レビュー(やってみた系)
公式サイトの情報ではなく、「実際のユーザーの生の声」を求めている読者を狙います。
企業サイトの記事は、外注ライターが書いていることも多く、どうしても内容が一般的になりがちです。
個人ブロガーの最大の武器は、実体験に基づいた「一次情報」です。
- 「〇〇 3ヶ月使ってみた」「〇〇 1年後 レビュー」
- 「〇〇 デメリット 素直な感想」
- 「〇〇 買ってみた 効果なし?」
良い点だけでなく、悪い点も含めて本音でレビューすることで、記事の信憑性が高まります。
特に、「デメリットを知った上で購入したい」という慎重な読者にとって、個人のレビュー記事は非常に価値があります。
④:お悩み解決・Q&A系(文章型キーワード)
検索窓に単語ではなく、文章に近い形で入力されるキーワードを狙います。
Yahoo!知恵袋で相談されるような、具体的で切実な悩みがこれに当たります。
- 「〇〇 審査 落ちた なぜ」
- 「〇〇 登録できない 対処法」
- 「〇〇って実際どうなの?」
- 「〇〇 ログインできない パスワード忘れた」
これらは検索意図が非常に明確です。
「なぜ審査に落ちたのか知りたい」「今すぐ登録したいのにエラーが出て困っている」といった状況が手に取るようにわかります。
的確な解決策を提示できれば、読者の満足度は非常に高くなり、Googleからも評価されやすくなります。
⑤:意外な穴場「解約・退会」キーワード
多くの人が見落としがちなのが、サービスの「解約」や「退会」に関するキーワードです。
企業サイトは「入会」については詳しく書きますが、「解約」については目立たないように書く傾向があります。
しかし、ユーザー心理としては「契約する前に、簡単に解約できるか知っておきたい」と考えるものです。
- 「〇〇 解約方法」「〇〇 解約できない」
- 「〇〇 退会 手順」「〇〇 解約金」
解約方法をわかりやすく図解で解説してあげることで、「いつでも解約できるなら安心して申し込める」という心理が働き、結果的に成約につながることがあります。
すでに契約しているユーザーが解約方法を探している場合でも、別の代替サービスを紹介するチャンスになります。
キーワード選定で失敗しないための注意点


ここまでSEOキーワード選定の手順と、選定したキーワードに基づいた記事の書き方を解説してきました。
最後に、キーワード選定や記事作成を進める上で、失敗を防ぎ、より効果を高めるための注意点を5つご紹介します。
これらを押さえておくことで、無駄な作業を減らし、着実に成果へと繋げることができますよ。
①:「1検索意図=1記事の原則」を守る
記事を作成する際には、「1つの検索意図に対して、1つの記事を作成する」という原則を徹底しましょう。
1つの記事にあれもこれもと異なる検索意図の内容を詰め込んでしまうと、記事のテーマがぼやけてしまい、Googleが「この記事は結局、何について最も詳しく書かれているのか?」を正しく評価しにくくなります。
その結果、どのキーワードを狙っているのかが不明確になり、どのキーワードでも検索順位が上がりにくくなる可能性があります。
1つの記事で1つの明確な検索意図にフォーカスし、その意図に対して深く、網羅的に答えること。



これがGoogleからの適切な評価を得て、カニバリゼーションを防ぐための基本戦略です。
②:最初はキーワード数を絞って取り組む
キーワード選定を進めると、対策したいキーワードがたくさん見つかると思います。
しかし、特にブログ初心者のうちは、最初から全てのキーワードに手を出そうとしないことが大切です。
なぜなら、質の高い記事を1本書くだけでも、リサーチ、構成案作成、執筆、画像選定、装飾など、想像以上に多くの時間と労力がかかるからです。
選定したキーワードの中から、優先度の高いものを50〜100個程度に絞り込み、それらの記事作成に集中しましょう。
100〜300個のキーワードリストを作った人も、最初に取り組むキーワードを優先度順に50〜100個ほど選ぶといいですよ。
絞り方としては、「アフィリエイトの成約に近いキーワード」を最優先にすればOKです。
④:ユーザーが実際に使う言葉を選ぶ
キーワードを選ぶ際には、専門用語や業界用語、あるいは自分だけが使うような言葉ではなく、ターゲットとなる読者が実際に検索で使うであろう「自然な言葉」を選ぶようにしましょう。
たとえば、あなたが引越し業者のブログを運営していて、「緩衝材」について記事を書くとします。
正式名称は「気泡緩衝材」かもしれませんが、多くの一般ユーザーは「プチプチ」という言葉で検索するのではないでしょうか?
もしターゲットが一般ユーザーなのであれば、「プチプチ」をキーワードの中心に据えて記事を書かないと、せっかく良い記事を書いても読者に見つけてもらえません。
キーワードを選ぶ際は、
- その言葉で実際に検索してみて、サジェストや関連検索にどんな言葉が出てくるか?
- ターゲット読者は普段の会話でどちらの言葉を使っているか?
といった視点で、読者の言語感覚に寄り添うことが大切です。
⑤:関連記事を増やし、内部リンクを調整する
SEO上位を目指すなら、関連記事を増やしましょう
なぜなら、検索ボリュームの多い記事では、記事単体でSEO上位をとるのが難しいからですね。
ブログ全体の記事で戦うために、サイト構造を意識して、記事同士を内部リンクでつないであげることが大切になってきます。
ブログのサイト構造としては、大きく分けて「ツリー構造」と「トピッククラスターモデル」の2種類あります。お好きな方を使ってみてください。
サイト構造①:ツリー構造


ツリー構造とは、上記のようなイメージです。
1つのキーワードから枝分かれして、派生のキーワードにつながっているため、木を模したツリー構造と呼ばれています。
ツリー構造でブログサイトを作るイメージは下記ですね。
◾️トップページ
新着記事の一覧
◾️カテゴリー
「ブログノウハウ」「ブログの始め方」「運営レポート」
◾️「ブログノウハウ」カテゴリーの記事
「ブログ 集客」「ブログ 稼ぎ方」「ブログ 記事 書き方」などなど
サイト構造②:トピッククラスターモデル
「トピッククラスターモデル」とは、トピックごとにキーワード群をまとめるサイト構造です。


SEO難易度の高いキーワードを「ピラーページ」として、周りの「クラスターページ」から内部リンクを張ってあげるイメージです。
上の図でいえば、黒い丸=ピラーページ、黄色い丸=クラスターページになります。
関連記事を増やして、内部リンクを設置していきましょう。


SEOキーワード選定に役立つツール


SEOキーワード選定に役立つツールを3つご紹介します。
①:ラッコキーワード
②:Ahrefs(エイチレフス)
③:Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
①:ラッコキーワード


ラッコキーワードは、キーワード調査を一括で行える便利ツールです。
①:サジェストキーワード調査
②:Q&Aサイト調査
③:競合サイト調査
④:検索ボリューム調査
⑤:関連キーワード調査
1つのツールで、上記のような多様なキーワードを調査できます。
特に、今まではGoogle広告のキーワードプランナーを使っていた「検索ボリューム調査」をラッコキーワードできるようになったのは大きい変化です。
ラッコキーワードの料金プランでは「ライトプラン」がおすすめです。


ブログ初心者の場合、「ライトプラン(月990円〜)」を選んでおきましょう。
②:Ahrefs(エイチレフス)


Ahrefsは、シンガポールに本社を置く海外企業のSEOツールです。海外の利用者が多いのですが、ツールは日本語でも使えます。
①:キーワード調査
②:検索ボリューム調査
③:競合サイト調査
Ahrefsは被リンク分析が強みのツールなのですが、キーワード調査にも利用できます。
Ahrefsの料金プランは、下記のような感じです。


SEO初心者が導入するにはちょっと高いので、中級者〜上級者になったタイミングで導入するのがおすすめです。
③:Ubersuggest(ウーバーサジェスト)


Ubersuggestは、無料でも使えるキーワード分析ツールです。
①:キーワード調査
②:検索ボリューム調査
③:競合サイト調査
Ubersuggestは上記のような機能を無料で使うことができます。
しかし、1日の利用制限があるので注意です。例えば、検索ボリューム調査なら1日3回までしか使うことができず、24時間はリセットされません。
制限なしで使うには、有料プランへの変更が必要で、料金は下記です。


ラッコキーワードよりは高く、Ahrefsよりは安いといった料金設定です。
ブログのキーワード選定に関するよくある質問


最後に、ブログのキーワード選定についてよくある質問にお答えしていきます。
まとめ:ブログで稼ぐにはキーワード選定が9割【本気でやろう】
本記事の内容をまとめます。
ブログのキーワード選定のステップは、
- 手順①:ブログのメインキーワードを決める
- 手順②:ラッコキーワードでサジェストを一括取得する
- 手順③:キーワードの「月間検索数」を取得する
- 手順④:検索ボリュームと勝てる見込みで絞り込む
- 手順⑤:実際に検索してライバル(競合)をチェックする
の5つの手順を踏みましょう。
SEOはキーワードの陣取り合戦です。キーワードを意識せずに、どれだけ質の高い記事を書いても、アクセスは集まりません。
Googleがアップデートを行ったり、競合が増えたりと、終わりなき戦いですが、コツコツと積み上げていけば、着実に成果のあがる分野でもあります。
今回の記事を読みつつ、実際に手を動かしてみてください。
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