
ブログを継続しているけどPVが全然伸びないです、どうしてアクセスが集まらないんだろう。。。
Twitterでは月10万PVとかの人を見かけるけど、どうやったら閲覧数がUPするの?
できれば、アクセスを集めた上でブログのマネタイズも成功させたい。
こんなお悩みを解決します。
・ブログのアクセス数が伸びない原因
・読者ニーズを満たす記事を書くコツ
・アクセスが伸びると収益化はわりと簡単

この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
実際に、僕もブログを始めて4ヶ月間は伸び悩んでいました。
今では月10万PV前後を安定して集められていますが、当時はブログが伸びずに苦しかったです。

ブログが伸び始めたのは5ヶ月目くらいからでして、ポイントは「読者ニーズを満たすブログを書くこと」でした。
アクセスが伸びないブログの大半は、自分の書きたいことを書いてしまっています。
そこで、今回はブログが伸びない原因である「書きたいことを書いてしまう」ことを辞めて、「読者ニーズを満たす記事」を作成する方法をご紹介していきます。
記事後半では、ブログを収益化するコツまで解説しているので、最後までじっくり読んでみてください。
なぜブログのアクセスが伸びない?10大原因を解説

ブログが伸びない原因を10個ご紹介していきます。
当てはまるなと思ったポイントを改善すれば、ブログが伸びていきやすいです。
原因1:ブログ開設から日が浅く、Googleに認識されていない
原因2:テーマやターゲットがあいまいで専門性が低い
原因3:キーワード選定ができていない
原因4:検索意図を無視して書きたいことを書いている
原因5:競合サイトが強いキーワードばかり狙っている
原因6:記事の品質が低い
原因7:記事の本数が少ない、更新頻度が極端に低い
原因8:基本的なSEO対策がされていない
原因9:SNSからのアクセス導線が設計されていない
原因10:アクセス解析やリライトなど、PDCAを回せてない
原因1:ブログ開設から日が浅く、Googleに認識されていない
ブログのアクセスが伸びない原因の一つ目は、ブログを開設して間もないことです。
なぜなら、新しく作ったブログ記事がGoogleの検索エンジンに認識され、検索結果に正しく表示されるまでには、ある程度の時間が必要だからです。
これは「インデックス登録」と呼ばれるプロセスで、どんなに質の高い記事を書いても、このプロセスが終わらなければ検索からのアクセスは見込めません。
僕の経験上も、ブログを開設してから最初の1〜2ヶ月くらいは、アクセスがほとんどない状態が続くのが一般的です。
この期間は、焦らずに質の高い記事作成に集中し、ブログの土台をしっかりと築くことが重要になります。
「ブログはすぐに結果が出るものではない」と理解しておきましょう。

サーチコンソールの検索窓に記事URLを入力して、上記のような画面になれば、「インデックス」されています。
「URLはGoogleに登録されています」
「ページはインデックスに登録済みです」
上記の言葉が出ているか、確認してみましょう。
原因2:テーマやターゲットがあいまいで専門性が低い
二つ目の原因は、ブログで何について書くかや、誰に向けて書くかが曖昧なことです。
テーマが定まっていない雑記ブログは、専門性が低いとGoogleに判断されやすく、SEO的に不利になる傾向があります。
読者にとっても、「このブログは何について書いているんだろう?」と分かりにくく、ファンになってもらいにくいです。
例えば、料理ブログなら、「一人暮らしの簡単節約レシピ」なのか、「本格的なフレンチの作り方」なのかで、書くべき内容もターゲット読者も全く異なりますよね。
ターゲットが曖昧だと、誰にも響かない記事になってしまいます。
ブログのテーマを絞り、特定の読者(ペルソナ)に向けて記事を書くことで、専門性が高まり、読者にも「この記事は私のための記事だ!」と感じてもらえます。
結果として、SEO評価も読者満足度も向上し、アクセスアップに繋がります。
ペルソナ設定については、ブログでペルソナを作る方法を解説【詳細設定は不要】で詳しく解説しています。
原因3:キーワード選定ができていない
三つ目の原因は、SEOの基本であるキーワード選定を意識していない、またはやり方が間違っていることです。
読者の多くは、Googleなどの検索エンジンでキーワードを入力して情報を探しています。
記事を書く際には「読者がどのようなキーワードで検索するか」を想定し、そのキーワードを記事タイトルや見出し、本文中に適切に含める必要があります。
キーワードを全く意識せずに記事を書いてしまうと、読者が検索してたどり着くことができず、アクセスは期待できません。
僕もブログ初期の頃はキーワード選定を疎かにしてしまい、アクセスが伸び悩んだ経験があります。
まずは、読者が検索しそうなキーワードを見つけることから始めましょう。
キーワード選定の方法については、SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】で詳しく解説しているので、参考にしてください。
原因4:検索意図を無視して書きたいことを書いている
四つ目の原因は、読者が何を知りたいか(検索意図)を考えず、自分が書きたいことだけを書いていることです。
ブログは読者に読まれて初めて価値が生まれます。読者が求めていない情報を一方的に発信しても、残念ながら読んでもらえません。
これは芸能人や有名人でない限り、避けて通れない現実です。
例えば、あなたが海外旅行で素晴らしい体験をしたとしても、その体験談だけを書いても読者は興味を示さないかもしれません。
しかし、「【体験談】沖縄旅行で初心者が注意すべき3つのこと」のように、読者の検索意図(沖縄旅行の注意点を知りたい)に寄り添った形であれば、あなたの体験談は価値のある情報になります。
ブログを書く際は、常に「読者はこの記事に何を求めているのか?」という視点を持ち、読者の疑問や悩みを解決することを最優先に考えましょう。
検索意図の重要性については、検索意図とは?調べ方、ブログやSEOに活かす方法を解説!で詳しく解説しています。
原因5:競合サイトが強いキーワードばかり狙っている
五つ目の原因は、競合が強すぎるキーワードばかりを選んで記事を書いていることです。
キーワード検索した際、上位表示されるのが企業サイトばかりの場合、初心者がそのキーワードで上位表示を勝ち取るのは非常に困難です。
これは「レッドオーシャン」と呼ばれる競争の激しい市場で戦っている状態です。
例えば、「クレジットカード おすすめ」や「転職 おすすめ」のような検索ボリュームが大きく、収益性の高いキーワードは、企業が巨額の予算とリソースを投じて対策しています。
ここに初心者が真正面から挑んでも、なかなかアクセスを伸ばすことはできません。
解決策としては、「ロングテールキーワード」を狙うことです。
ロングテールキーワードとは、「ブログ 始め方 初心者 スマホ」のように、複数の単語を組み合わせた、より具体的で検索ボリュームが小さいキーワードのことです。
競合が少なく、読者の悩みも明確なため、初心者でも上位表示を狙いやすいです。
ロングテールキーワードについては、【SEO】ロングテールキーワードとは?選び方と記事の書き方を解説で詳しく解説しています。
原因6:記事の品質が低い
六つ目の原因は、公開している記事の質が低い、または情報が浅いことです。
たとえキーワード選定が適切でも、記事の内容そのものが読者の期待に応えられなければ、読者はすぐに離脱してしまいます。
Googleも読者の満足度を重視しており、内容の薄い記事や、不正確な情報を含む記事は評価されにくくなっています。
「質の高い記事」とは、読者の疑問や悩みに的確に答え、さらにプラスアルファの情報(例えば、関連情報や具体的な行動プランなど)を提供できている記事です。
他のサイトに書かれている情報をまとめただけのような記事ではなく、あなた自身の経験や考察、独自の切り口を加えることで、記事の価値は大きく向上します。
記事を書く際は、
- 読者がこの記事を読むことで何を得られるのか?
- どんな疑問が解決するのか?
を常に意識し、情報の正確性、網羅性、独自性を追求することが重要です。
質の高い記事作成はアクセスアップの基本です。
質の高い記事作成の方法は、【初心者向け】ブログの書き方を計400本書いてきた筆者が解説にて解説しているのでご覧ください。
原因7:記事の本数が少ない、更新頻度が極端に低い
七つ目の原因は、ブログ全体の記事数が少ない、または記事の更新頻度が低いことです。
記事一本一本の質はもちろん重要ですが、ある程度の記事数がなければ、ブログ全体のアクセス数を増やすのは難しいです。
記事は、読者があなたのブログにたどり着くための「入口」の役割を果たします。
記事数が多ければ多いほど、様々なキーワードで検索結果に表示される可能性が高まり、アクセスの総量が増えやすくなります。
更新が長期間止まっているブログは、読者からもGoogleからも「放置されているサイト」と見なされやすくなります。
定期的に新しい情報を発信し続けることで、読者の関心を維持し、検索エンジンにもブログが活発であることをアピールできます。
まずは目標として50記事、100記事を目指して、質の高い記事をコンスタントに公開していくことがアクセスアップの鍵となります。
ブログの更新頻度については、ブログ更新頻度はSEO的にどのくらいが最適?【結論:週2〜3回】でも解説しています。
原因8:基本的なSEO対策がされていない
八つ目の原因は、キーワード選定以外の基本的なSEO対策ができていないことです。
キーワードを意識して記事を書くだけでなく、
- 検索エンジンが記事の内容を正しく理解し
- 読者にとっても魅力的に見えるように
いくつかの技術的な設定や工夫が必要です。
①:読者の目を引かない記事タイトルやメタディスクリプション
検索結果に表示される記事タイトルやメタディスクリプションは、読者がクリックするかどうかを判断する非常に重要な要素です。
タイトルにキーワードが含まれていなかったり、内容が分かりにくかったりすると、せっかく検索上位に表示されてもクリックしてもらえません。
タイトルは30文字前後で内容を的確に表し、読者の興味を引くような魅力的なものにしましょう。
メタディスクリプションも100文字程度で記事の要約を記述し、クリックを促す工夫が必要です。
タイトルの決め方は失敗しないブログ記事のタイトルの決め方【クリック率を上げる】、メタディスクリプションについてはメタディスクリプションとは?SEOに効く?書き方を例文付きで解説で詳しく解説しています。
②:サイト構造が複雑で分かりにくい、効果的な内部リンクがない
ブログ全体の構造が複雑だったり、関連する記事同士がリンクで繋がっていなかったりすると、読者はサイト内で迷子になりやすく、Googleのクローラー(情報収集ロボット)もサイト全体を効率的に巡回できません。
カテゴリー分けを整理し、関連性の高い記事同士を内部リンクで適切に繋ぐことで、読者の利便性が向上し、サイト全体のSEO評価も高まります。
重要な記事へ内部リンクを集めることも意識しましょう。
原因9:SNSからのアクセス導線が設計されていない
九つ目の原因は、SNSをブログへのアクセス導線として活用できていないことです。
ブログ開設初期は、SEOによる検索流入が少ないため、SNSからのアクセスは貴重な流入源となります。
XやInstagramなどのSNSでブログ記事を紹介したり、日々の発信を通じてファンを獲得したりすることで、ブログへのアクセスを増やすことができます。
ただ記事を更新したことを告知するだけでなく、投稿を見た人が「読んでみたい!」と思えるような工夫(例えば、記事の要点や読むメリットを伝えるなど)が必要です。
ブログのテーマと関連性の高い情報をSNSで継続的に発信することで、専門家としての認知度を高め、ブログへの誘導に繋げやすくなります。
ブログとSNSの連携については、ブログとSNSはセットで運営すべき?【結論:YES】でも解説していますので、参考にしてください。
原因10:アクセス解析やリライトなど、PDCAを回せてない
最後の原因は、記事を公開した後に、その効果を測定し、改善する活動をしていないことです。
ブログは記事を公開して終わりではありません。
どの記事が多く読まれているのか、どのキーワードでアクセスが集まっているのか、読者は記事を読んで満足しているのかなどを、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールといったツールを使って分析する必要があります。
分析結果に基づいて、アクセスが少ない記事や読者の満足度が低い記事は「リライト(書き直し)」を行い、内容を改善していく必要があります。
例えば、情報が古くなっていれば最新情報に更新したり、読者の疑問に十分に答えられていない部分があれば加筆したりします。
この改善サイクルを回し続けることが、ブログ全体のアクセスアップに不可欠です。
リライトの具体的な方法については、ブログ記事のリライトでアクセスを増やす方法【SEOに効果的なやり方】で詳しく解説しています。
ブログのアクセスが伸びない原因の解決策8つ

ブログが伸びない原因を特定できたら、次はいよいよ具体的な改善策に取り組む番です。
初心者の方でもすぐに実践できる、効果実証済みの解決策を8つ厳選してご紹介します。
解決策1:検索意図をリサーチすること
解決策2:SEOで勝てるキーワード選定戦略
解決策3:検索意図を100%満たす記事を書く
解決策4:基本的なSEO対策と記事作成時のポイント
解決策5:内部リンクを最適化する
解決策6:SNSを活用してファンを作る
解決策7:アクセス解析とサイト改善を進める
解決策8:ブログを継続するモチベーション維持術
一つひとつ丁寧に取り組むことで、あなたのブログは見違えるように成長するはずです。
解決策1:検索意図をリサーチすること
アクセスアップの最初のステップは、読者の「検索意図」を正確に理解することです。
読者がどんな情報を求めて検索しているのかを深く理解できれば、そのニーズに応える記事を作成でき、結果としてアクセスが増えます。
検索意図のリサーチには、主に2つのアプローチがあります。
①:キーワードに隠された読者の悩みを深掘りする
まず、記事で狙うキーワードを決めたら、そのキーワードで検索する人が「具体的に何を知りたいのか?どんな疑問を解決したいのか?」を徹底的に考えます。
例えば、「ブログ 伸びない」で検索する人は、単にアクセス数が少ないという事実だけでなく、
「なぜ伸びないのか具体的な原因を知りたい」
「どうすればアクセスが増えるのか具体的な方法を知りたい」
「他の人はどうやって乗り越えたのか知りたい」
といった、より深いニーズを持っている可能性があります。
Google検索結果の上位記事を分析したり、関連キーワード(ラッコキーワードなどで調査可能)をチェックしたりすることで、検索意図をより正確に掴むことができます。
②:SNSやYahoo!知恵袋から読者のリアルな声を集める
キーワードだけでは見えてこない、読者のより生々しい悩みや疑問は、SNSやQ&Aサイトで探すのが効果的です。
Xで「ブログ 伸びない」と検索したり、Yahoo!知恵袋で関連する質問を探したりすると、具体的な悩みや、多くの人がつまずいているポイントが見えてきます。
僕もよくXで情報収集をして、記事ネタや内容の参考にしています。
これらのリアルな声は、読者の検索意図をより深く理解し、共感を呼ぶ記事を作成するための貴重なヒントになります。
解決策2:SEOで勝てるキーワード選定戦略
検索意図を理解したら、次はSEOで上位表示を狙えるキーワードを選定する戦略が重要です。
やみくもに記事を書いても、競合が強すぎたり、検索需要がなかったりするキーワードではアクセスは伸びません。
戦略的なキーワード選定が不可欠です。
①:ロングテールキーワードの具体的な探し方
前述の通り、ブログ初心者がアクセスを伸ばすには、ロングテールキーワードを狙うのが基本戦略です。
具体的な探し方は、まず軸となるメインキーワード(例:ブログ)を決め、ラッコキーワードなどのツールで関連キーワードを洗い出します。
その中から、検索ボリュームが100〜1000程度で、かつ検索意図が明確な3語以上のキーワード候補をリストアップします。
例えば、「ブログ 伸びない 原因 初心者」「ブログ アクセス 増やす コツ 具体例」のようなキーワードですね。
これらのキーワードであれば、競合も比較的少なく、読者の悩みにピンポイントで応える記事を作成しやすいです。
②:競合サイトの分析方法とキーワードの選び方
ロングテールキーワードの候補が見つかったら、実際にそのキーワードで検索し、上位表示されている競合サイトを分析します。
上位に企業サイトが多い場合は、そのキーワードでの上位表示は難しいかもしれません。
一方で、個人のブログが多く、記事の内容もそこまで深くない場合は、参入のチャンスがあります。
競合サイトの記事構成、内容の深さ、独自性などをチェックし、「自分ならもっと質の高い記事が書けそう!」と思ったキーワードで勝負しましょう。
すべてのキーワードで勝つ必要はありません。勝てる見込みのあるキーワードを着実に狙っていくことが重要です。
解決策3:検索意図を100%満たす記事を書く
キーワードが決まったら、いよいよ読者の期待を超える高品質な記事を作成します。
読者の検索意図を満たし、「この記事を読んでよかった!」と感じてもらえる記事を作成することが、アクセスアップとファン獲得に繋がります。
品質の高い記事を書くテクニックをいくつか解説していきますね。
①:PREP法を活用した文章構成術
読者は時間をかけずに答えを知りたがっています。
そのため、結論→理由→具体例→結論の順番で文章を書いていく「PREP法」を意識して文章を構成しましょう。
- Point(結論): まず記事や見出しの結論を最初に提示する。
- Reason(理由): なぜその結論に至ったのか、理由を説明する。
- Example(具体例): 具体的な例や体験談を挙げて、結論と理由を補強する。
- Point(結論): 最後に改めて結論を述べ、内容をまとめる。
この型を用いることで、論理的で非常に分かりやすい文章になり、読者の離脱を防ぐことができます。
僕も記事を書く際は、必ずこのPREP法を意識しています。
②:体験談を交えて記事の独自性を高める
他のサイトにはない、あなた自身の体験談や具体的な事例は、記事の独自性と信頼性を高める上で非常に有効です。
例えば、ブログが伸び悩んだ経験があるなら、「僕も〇〇で悩みましたが、△△を試したら改善しました」といった具体的なエピソードを盛り込むことで、読者は共感し、記事の内容をより深く理解してくれます。
ただし、「自分の書きたいこと」にならないよう注意が必要です。
あくまで読者の悩みを解決するための補強材料として、効果的なタイミングで体験談や事例を活用しましょう。
③:定期的にリライトをして品質を保つ
記事は公開したら終わりではなく、定期的に情報を見直し、改善していく必要があります。
情報が古くなったり、読者のニーズが変化したりすることもあります。
公開済みの記事を定期的にチェックし、最新情報に更新したり、より分かりやすく書き直したり(リライト)することで、記事の価値を常に高く保つことができます。
特にアクセスが少ない記事や、検索順位が中途半端な記事はリライトの効果が出やすいです。
サーチコンソールなどを活用してリライト対象記事を選定し、改善を繰り返しましょう。
リライトについてはブログ記事のリライトでアクセスを増やす方法【SEOに効果的なやり方】で詳しく解説しています。
解決策4:基本的なSEO対策と記事作成時のポイント
高品質なコンテンツを作成すると同時に、検索エンジンに記事の内容を正しく伝え、読者にクリックしてもらうための基本的なSEO設定も重要です。
難しい専門知識は不要ですが、最低限押さえておくべきポイントがいくつかあります。
①:タイトルとディスクリプションを最適化する
検索結果で最も目立つのが記事タイトルです。
タイトルが魅力的でなければ、どんなに良い記事でも読んでもらえません。
タイトルには必ず狙うキーワードを含め、30文字前後で記事の内容が具体的に伝わるように工夫しましょう。
「〇〇の理由」「△△する方法」「□□選」のように、読者が内容をイメージしやすい言葉を入れるのがおすすめです。
メタディスクリプションは、検索結果のタイトルの下に表示される記事の要約文です。
ここでもキーワードを含めつつ、読者が「この記事を読みたい!」と思うような、記事を読むメリットを100文字程度で伝えましょう。
タイトル作成のコツは失敗しないブログ記事のタイトルの決め方【クリック率を上げる】、メタディスクリプションはメタディスクリプションとは?SEOに効く?書き方を例文付きで解説を参考にしてください。
②:見出しタグ(Hタグ)で記事構造をわかりやすく伝える
記事内の見出し(H2, H3, H4など)は、読者にとっても検索エンジンにとっても、記事の構造を理解するための重要な目印です。
見出しを適切に使うことで、読者は記事の全体像を把握しやすくなり、読みたい箇所にすぐに移動できます。
また、検索エンジンも見出しの内容から記事のトピックを理解しやすくなります。
H1は記事タイトルに使い、本文中の大見出しにはH2、中見出しにはH3、小見出しにはH4…というように、階層構造を意識して正しく使い分けましょう。
見出しには関連するキーワードを自然に含めることもSEO対策として有効です。
SEO効果を高める画像最適化(ファイル名、altタグ設定のコツ)
記事内に画像を適切に使うことは、読者の理解を助け、記事を読みやすくする上で効果的です。
さらに、画像を最適化することはSEO対策にも繋がります。
具体的には、画像ファイル名を内容に合った分かりやすい英語(例: blog-not-grow-reason.jpg)にし、WordPressなどにアップロードする際に「alt(代替)テキスト」に画像の内容を説明するキーワードを含んだ文章を設定します。
これにより、画像検索からのアクセス流入も期待できます。
画像のファイルサイズが大きいとページの表示速度が遅くなり、SEO評価や読者の離脱率に悪影響を与えるため、画像を圧縮してファイルサイズを小さくすることも重要です。
画像最適化については、ブログに最適な画像サイズ・容量とは?【画像圧縮の方法も解説】で詳しく解説しています。
解決策5:内部リンクを最適化する
内部リンクとは、自分のブログ内の記事同士を繋ぐリンクのことです。
関連性の高い記事へ内部リンクを設置することで、読者は興味のある情報を次々と読み進めることができ、ブログ内の滞在時間(回遊率)が向上します。
これは読者満足度の向上に繋がり、結果的にSEO評価にも良い影響を与えます。
例えば、「ブログ アクセス 伸びない 原因」の記事の中に、「具体的な解決策はこちら」として「ブログ アクセス 増やす方法」の記事へのリンクを貼る、といった具合です。
重要な記事(収益記事など)に関連記事から内部リンクを集めることで、その記事のSEO評価を高める効果も期待できます。
記事を書く際には、常に関連する過去記事へのリンクを設置できないか意識しましょう。
サイト全体の構造を意識した内部リンク戦略が重要です。
解決策6:SNSを活用してファンを作る
ブログのアクセスを増やす上で、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSの活用は非常に効果的です。
ブログ開設初期はSEO効果が出るまでに時間がかかるため、SNSは貴重なアクセス源となります。
記事を更新したらSNSで告知するのはもちろん、ブログのテーマに関連する有益な情報を日々発信することで、フォロワーを増やし、ブログへの安定したアクセス導線を構築できます。
単に記事URLを貼るだけでなく、
「この記事を読むと〇〇が解決します」
「△△で悩んでいる人におすすめ」
のように、ターゲット読者に響くようなメッセージを添えることが重要です。
フォロワーとの積極的な交流を通じて、ブログのファンを獲得することも意識しましょう。
SNS戦略についてはブログとSNSはセットで運営すべき?【結論:YES】やTwitterのフォロワーを0から増やす方法【最初にやること9つ】も参考にしてください。
解決策7:アクセス解析とサイト改善を進める
ブログのアクセスを継続的に伸ばしていくためには、データを活用した効果測定と改善が不可欠です。
無料で利用できるGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを導入し、定期的にブログの状況を確認しましょう。
- Googleアナリティクス: どんな記事が多く読まれているか、どこからアクセスがきているか、読者の滞在時間はどれくらいかなどを把握できます。
- Googleサーチコンソール: どんなキーワードで検索されているか、検索結果での表示回数やクリック率、検索順位などを確認できます。
これらのデータを分析することで、「どの記事をリライトすべきか」「どんなキーワードに需要があるのか」「サイトに技術的な問題はないか」といった改善点が見えてきます。
データに基づいた改善サイクルを回すことが、ブログ成長の鍵です。設定方法はWordPressでグーグルアナリティクスを設定する方法【GA4対応】やWordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法をご覧ください。
解決策8:ブログを継続するモチベーション維持術
最後に、ブログアクセスを伸ばす上で最も重要と言っても過言ではないのが、諦めずに継続することです。
ブログはすぐに結果が出るものではなく、多くの人が途中で挫折してしまいます。
アクセスが伸びない時期は特につらく、モチベーションを維持するのが難しいですよね。僕も何度もブログをやめようかと思いました。
モチベーションを維持するためには、まず「ブログは長期戦である」ことを理解し、短期的な結果に一喜一憂しないことが大切です。
小さな目標を設定し、それを達成するごとに自分を褒める、ブログ仲間を見つけて励まし合う、作業環境を変えて気分転換するなどの工夫も有効です。
なぜブログを始めたのか、ブログを通じて何を達成したいのかという「目的」を時々思い出すことも、継続の助けになります。
モチベーション管理については【逆説的】ブログのモチベーションを上げるコツ【継続した者が勝つ】やブログを継続するコツを運営歴6年の筆者が解説【続けることが大切】、挫折しそうな時はブログで挫折する原因と3つの解決策を歴6年の僕がわかりやすく解説も参考にしてみてください。
それでもブログが伸びない時に試したい上級テクニック3選
基本的な対策は一通り試したけれど、それでもアクセスが思うように伸びない…。
そんな時は、もう少し専門的なテクニックに挑戦してみるのも一つの手です。ここでは、さらなるアクセスアップを目指すための上級者向けテクニックを3つご紹介します。
①:専門家の監修、インタビュー記事で権威性を高める
一つ目の上級テクニックは、外部の専門家に記事の監修を依頼したり、インタビューを実施したりすることです。
自分でカバーしきれない専門的な知識や、より深い洞察を提供したい場合に有効な手段です。
専門家が執筆・監修した記事や、第一線で活躍する人物へのインタビュー記事は、コンテンツの「権威性」と「信頼性」を飛躍的に高めます。
例えば、医療系の情報を発信しているブログであれば医師に監修を依頼したり、投資に関するブログであれば著名な投資家にインタビューしたりする、といった形です。
これにより、読者は他では得られない質の高い情報を得ることができ、ブログのファンになってくれる可能性が高まります。
もちろん、専門家への依頼にはコストがかかる場合が多いですが、ブログの質を格段に向上させ、競合サイトとの差別化を図るための強力な一手となり得ます。
②:質の高い被リンク獲得の取り組みをする
二つ目のテクニックは、質の高い「被リンク」を獲得するための戦略的な取り組みです。
被リンクとは、他のウェブサイトから自分のブログへ向けられたリンクのことです。
質の高いサイトからの被リンクは、Googleからの評価を高める重要な要素(外部SEO)の一つとされています。
しかし、被リンクは自然に増えるのを待つだけではなかなか集まりません。
戦略的に被リンクを獲得する方法としては、以下のようなものが考えられます。
WEBライターとして、法人メディアに寄稿しつつ、著者ページで自分のブログにリンクをもらうのは、ハードルが低く実行しやすい手法です。
ただし、低品質なサイトからの大量のリンクや、金銭でリンクを購入する行為は、ペナルティを受けるリスクがあるため絶対に避けましょう。
あくまで、コンテンツの質を高め、自然な形でリンクを獲得することを目指すのが正攻法です。
③:SEOツールで分析をして、改善作業を行う
三つ目のテクニックは、有料のSEO分析ツールを導入し、より高度なデータ分析に基づいて改善活動を行うことです。
アナリティクスやサーチコンソールでも分析は可能ですが、有料ツールを活用することで、
- 競合サイトの詳細な分析
- より多くのキーワード発見
- 被リンク状況の把握
- サイト内部の問題点の発見
など、無料ツールだけでは得られない詳細なデータを得ることができます。
代表的な有料SEOツールとしては、以下のようなものがあります。
- Ahrefs(エイチレフス): 競合分析、キーワード調査、被リンク分析など、オールインワンで高機能。ただし、上級者向け。
- Rank Tracker(ランクトラッカー): 検索順位チェックに特化しつつ、キーワード調査や競合分析も可能。買い切りプランあり。
>> 【割引あり】Rank Trackerの料金やメリット、使い方、ダウンロード手順を解説
これらのツールは月額費用がかかりますが、データに基づいた的確な改善を行うことで、ブログの成長を加速させることが期待できます。
予算や目的に合わせて導入を検討してみましょう。
僕の場合、Rank Trackerは1ヶ月目から導入しており、おかげでロングテールキーワードで上位を獲得し、収益化につながりました。
おすすめのツールは【2025年】ブログアフィリエイトにおすすめのツール11選【歴6年が解説】やおすすめ検索順位チェックツール9選【無料あり】でも紹介しています。
ブログアクセスが伸びると収益化はわりと簡単【広告費で稼ぐ】

アクセスを集められたら、マネタイズはそこまで難しくないです。
基本的に、ブログのビジネスモデルは広告費となります。
具体的には、
①アドセンス広告:広告が1クリックされるごとに報酬が発生する
②アフィリエイト広告:商品やサービスが購入・申込されると報酬が発生する
の2つがブログの収益化の方法です。
2つの違いは下記の図をご覧ください。

アフィリエイトで稼ぐには、ASPに登録する必要があります。
おすすめのASPは、以下の5つです。
- a8.net:案件数No.1でオールジャンルに強い
- afb(アフィb):幅広いジャンルに対応、管理画面も使いやすい
- バリューコマース:旅行、金融、ECサイトなどに強い
- もしもアフィリエイト:プログラミングスクール系、通信系に強い
- アクセストレード:金融系、通信系に強い
すべて無料で登録できるので、審査だけ済ませておきましょう。
おすすめのASPについては、ブログ初心者におすすめのアフィリエイトASP16選にて解説しています。
読者ニーズを満たしつつマネタイズする【解決策が大事】
マネタイズできるポイントは、ズバリ、「読者が行動するタイミング」です。
なぜなら、人が行動を起こすと、何かを購入したり、何かに申し込んだりするからです。
例えば、英語を身につけて人生を変えたい人は、英語塾に申し込んだり、単語帳を買ったりします。
ここで、
- 英語塾:英語学習塾のアフィリエイト
- 単語帳:Amazonのアフィリエイト
とかだと、マネタイズできます。
このように、読者ニーズに答えつつ、読者が行動できるような動線を作るのが大事です。
アフィリエイト商品の選び方については、アフィリエイト商品選びのコツを解説【売れる商品の探し方】をご覧ください。
よくある質問:アドセンス vs アフィリエイト【不毛な議論】

ブログのマネタイズでよくある質問です。
結論からいうと、両方とも使いましょう。
Googleアドセンスをブログに貼り付けつつ、アフィリエイト記事も書いてマネタイズする感じです。
例えば、当ブログの収益バランスは、アドセンス:アフィリエイト=2:8くらいです。どちらも使っていますが、特にデメリットは感じていません。
大事なのは、読者ニーズを満たしつつ、アクションを起こすタイミングで広告リンクをクリックしてもらうことです。
当ブログでは、マネタイズ方法をアフィリエイト広告1本に絞りました。
なぜなら、アフィリエイト広告の方が単価が高いからです。
ブログ全体でも、売りたいアフィリエイト商品から逆算して、キーワード選定やコンテンツ制作をしているため、アフィリエイトに全振りしました。
初心者のうちはアドセンスとアフィリエイトを両方使って、徐々にアフィリエイト1本に絞っていくのがおすすめです。
まとめ:ブログで伸びない原因を1つずつ解消しよう!

今回は、ブログのアクセスが伸び悩む原因と、その具体的な解決策について詳しく解説してきました。
ブログのアクセスが伸びない時には、必ず何かしらの原因があります。
感情的になったり諦めたりする前に、ご紹介した原因の中から自分のブログに当てはまるものがないか冷静に分析し、改善策を実行してい。
本記事の内容をまとめておきます。
- ブログが伸びない原因は、開設時期、テーマ、キーワード、記事の質と量、SEO対策、SNS連携など、複合的なので1つずつ改善する。
- アクセスアップの鍵は「読者ファースト」。検索意図を深く理解し、読者の悩みを解決する高品質な記事を作成する。
- キーワード選定は戦略的に行う。初心者は「ロングテールキーワード」を狙う。
- 基本的なSEO対策(タイトル、ディスクリプション、見出しタグ、内部リンク、画像最適化)を実施する。
- SNSを活用して初期アクセスを獲得し、ファンを増やす。
- データ分析に基づいたリライトや改善を継続的に行う。
- アクセスが増えれば収益化のチャンス。アフィリエイトを中心に検討する。
- ブログは長期戦。すぐ結果が出なくても諦めずに継続することが重要。
こんな感じですね。
僕も4ヶ月目くらいまでは、自分の書きたいことを優先して全然ブログが伸びませんでした。
最初はツラいかもですが、読者ニーズを満たす高品質なブログを書き続けましょう。
アクセスが集まってくると、マネタイズの難易度が下がるので、まずはアクセスを集めることに集中するとOKです。
ブログのアクセス数を集める方法は、ブログのアクセス数を増やす方法7つを解説にて詳しく解説しました。