悩んでいる人アフィリエイトは稼げないからやめとくべきなんでしょうか?
初心者の僕が、これからアフィリエイトを始めて稼げるのかどうか知りたい。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- アフィリエイトはやめとけ!の理由
- アフィリエイトはやめとけ!の真相
- アフィリエイトで稼げない人の特徴
本記事の信頼性


この記事を書いている僕はブログ歴7年、累計1億円以上の収益を得てきました。この経験をもとに、ブログ・アフィリエイトのノウハウを発信しています。
今回は、アフィリエイトで稼げない人の理由と、稼ぐための手順を解説します。
本記事は、「アフィリエイトを始めてみたいけど、初心者には無理と言われるから迷っている」という人のお役に立てる記事です。
「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」と言われる理由についても、深掘りして解説したのでチェックしてみてください。
前置きはこの辺にして、本文へといきましょう。
「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」と言われる5つの理由


「アフィリエイトは稼げない」「やめといたほうがいい」という声、気になりますよね。
実際にそう言われるのには、いくつかの理由があります。
ここでは、なぜアフィリエイトが稼げないと言われてしまうのか、その主な5つの理由を解説していきます。
①:競合サイトが増え続けているから
②:SEOの難易度が上がり、企業サイトが有利になったから
③:SNSなど集客チャネルが多様化し、ブログだけでは厳しくなったから
④:正しいやり方を知らずに始めてしまう人が多いから
⑤:「楽して稼げる」という甘いイメージとのギャップがあるから
理由1:競合サイトが増え続けているから
アフィリエイトが稼げないと言われる大きな理由の一つは、競合サイトが増え続けていることです。
僕がブログを始めた頃に比べ、副業として個人で参入する人や、本格的に事業として取り組む企業が格段に増えました。
つまり、同じ市場の中で限られた読者や広告費を多くのサイトで奪い合う状況になっているということです。
以前と同じようにただ記事を書くだけでは、多くの競合サイトに埋もれてしまい、成果を出すのが難しくなっています。
理由2:SEOの難易度が上がり、企業サイトが有利になったから
次に、SEOで検索上位を取る難易度が上がったことも理由として挙げられます。
近年、Googleは検索結果の品質を高めるため、アップデートを繰り返しており、「E-E-A-T」が高いサイトが評価されるようになりました。
※E-E-A-T:経験・専門性・権威性・信頼性を示す言葉。
過去のアップデートについては、Googleが下記でまとめてくれているので、ご興味のある方はどうぞ。
過去のアップデートまとめ


上記の変化によって、豊富な資金力や専門家を抱える企業サイトが、個人ブログよりも検索結果で有利な位置を獲得しやすくなっています。
特に、健康やお金に関するジャンル(YMYLと呼ばれます)ではこの傾向が強く、個人の体験談だけでは太刀打ちできないケースが増えました。



個人ブログが検索結果から集客しにくくなったため、「アフィリエイトは稼げない」と感じる人が増えているのです。
理由3:SNSなど集客チャネルが多様化し、ブログだけでは厳しくなったから
ブログ(SEO)だけに頼った集客が難しくなったことも、理由の一つです。
情報収集の方法が多様化しており、Xやインスタ、YouTube、TikTokなど、人々は色んなプラットフォームを利用しています。
SEOからのアクセスだけに頼っていると、集客できるユーザー数が限られてしまいます。
実際に、SNSの投稿を見て商品を購入する人も増えていますよね。



影響力のあるインフルエンサーがSNSを活用してアフィリエイトで大きな成果を上げている例も少なくありません。
集客チャネルが多様化したことで、SEOだけに依存したブログアフィリエイトは相対的に厳しくなり、「稼げない」と言われる要因になっています。
理由4:正しいやり方を知らずに始めてしまう人が多いから
アフィリエイトは誰でも簡単に始められる反面、正しいやり方を知らずにスタートしてしまう人も多く、稼げないパターンが生まれます。
アフィリエイトは記事を書けば稼げるわけではありません。成果を出すには、知識とスキルが必要です。
例えば、ジャンル・案件の選び方、キーワード選定、検索意図を満たす記事作成、広告前後のセールス文、データに基づいた分析と改善などが大切です。
しかし、正しい知識を学ばずに、ただ記事を量産したり、みんなが思いつくキーワードだけで記事を書いても成果は生まれません。
結果的に時間だけを浪費し、「やっぱりアフィリエイトは稼げないんだ」と間違った結論に至ってしまうケースが非常に多いのです。
理由5:「楽して稼げる」という甘いイメージとのギャップがあるから
最後に、「アフィリエイト=楽して稼げる」という甘いイメージと現実とのギャップも、稼げないと感じる人が多い理由です。
インターネット上では「寝ていても収入が」「不労所得」といった魅力的な言葉でアフィリエイトが紹介されることがあります。
しかし、現実はそんなに甘くありません。
>> ブログは不労所得として成立するのか解説【月5万円を目指そう】
アフィリエイトで成果を出すには、地道な努力の積み重ねが不可欠です。
すぐに成果が出るわけでもなく、最初の数ヶ月は報酬ゼロということも珍しくありません。
この現実を知らずに「楽して稼げる」と思って始めると、理想と現実のギャップに耐えられなくなり、「話が違う、稼げないじゃないか」と感じてやめてしまうのです。
「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」でやめる人は向いてない


いきなり辛辣な表現ですみません。
しかし、「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」と聞いて、「そうなんだ、やめとこう」となる人は、アフィリエイトに向いていないと言わざるを得ません。
なぜなら、下記のような「アフィリエイトで稼げるのか検証すべきこと」を放棄してしまっているからですね。
- どうしてアフィリエイトは稼げないのか?
- なぜ、やめておくべきなのか?
- 主張している人はアフィリエイトをやっているのか?
- 自分の可能性を決してしまうことにならないか?
もし仮に、「月1000万→月300万」にアフィリエイト報酬がダウンした人が、「アフィリエイトは稼げなくなった」と言っていたら、どうでしょうか?
「月300万も稼げるなら、アフィリエイトは全然稼げるじゃん!」とツッコミを入れたくなりますよね。
こんな感じで、「アフィリエイトは稼げない」という主張について、「事実はどうなっているか?」を自分の頭で考えることが大切です。



すぐ信じてしまう人は、「今はAIの時代だからAIで稼ごう」と言われ、参入したものの高額商材を買わされて終了とかになりかねません。
「アフィリエイトはやめとけ」の真意とは


結論からいえば、「アフィリエイトで月100万円以上を目指したいのなら、ハードルが高いからやめておけ」ということです。
逆にいえば、「アフィリエイトで月5〜10万円を目指すのなら、まだまだチャンスがある」ということになります。
それぞれの立場からの主張を、詳しく見ていきましょう。
①:アフィリエイトで稼げていない人の主張
アフィリエイトで稼げていない人が、主張しているケースです。
僕はアフィリエイト歴7年ですが、「1年間コツコツがんばったけど、全然稼げなかった。アフィリエイトは稼げない。」という主張を何回も目にしました。
しかし、その人のブログを見てみると、薄っぺらい記事がたくさんあったり、そもそも記事が30本未満だったりと、ちゃんとした努力をしていないことが多かったです。
一方、同じタイミングで始めた人の中にも、月5万円まで稼げるようになった人もいます。
稼げなかった人は、「自分なりに頑張ったけどダメだった」と主張しているのです。
アフィリエイトは慈善事業ではないため、成功する人と、失敗する人が生まれます。成功するには、1日3時間以上かけるなど、真っ当な努力が必要です。
ちょっと厳しい言い方になりましたが、これから始める人が「楽に稼げそう!」と勘違いして失敗してほしくないので、厳しめに言いました。



そもそも、アフィリエイトで全く稼げてなかった人が「アフィリエイトはやめとけ」と主張することは、あまり説得力がないのです。
②:トッププレイヤーの稼げない=月100万円レベル
次は、月に数百万円〜数千万円ほど稼いでいる、トップアフィリエイターの主張です。
トップアフィリエイターの「SEOの難易度が上がったから、アフィリエイトはキツくなった」という主張ですが、稼いでいる金額を見ると「今月は月100万円まで収益が落ちた。泣」みたいな話だったりします。
つまり、アフィリエイトで稼げない=月100万円レベルみたいな話ですね。



たしかに昔より収益は落ちてるかもしれませんが、月100万円で稼げないというのは初心者の感覚からするとズレてますよね
③:【真意】アフィリエイトにはまだ稼げるチャンスがある
ということで、実はアフィリエイトにはまだまだ稼げるチャンスがあります。
アフィリエイトマーケティング協会が2024年に行ったリサーチによると、月3〜5万円を稼いでいる人のうち、約40%がアフィリエイト2年未満です。


「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」と主張しているのは、アフィリエイトで稼げなかった人と、月100万円以上を稼いでいたトッププレイヤーたちがメインでした。
以上を総括すると、「月5〜10万円のアフィリエイト報酬を目指すことはできるし、まだチャンスはある」という結論にいたります。
アフィリエイトで稼げない人の理由8つ


アフィリエイトで稼げない人の理由を8つご紹介します。
この7つに当てはまらないように、気をつけましょう。
①:アフィリエイトに時間をかけていない
アフィリエイトで稼げない人の大半は、そもそも時間をかけていません。
NPO法人アフィリエイトマーケティング協会のデータによると、アフィリエイト収入は時間をかけているほど多いという相関関係が認められています。


月5〜10万稼いでいる人のうち1日3時間以上かけているのは、21.7%で、月10〜20万になると44.6%が1日3時間以上かけていることがわかります。
高品質なアフィリエイト記事を1本作るのには、プロでも4〜5時間ほどかかります。
そのため、1日3時間以上かけていても不思議はありません。
初心者でも高品質なアフィリエイト記事を書く方法は、下記にて解説しています。
>> 初心者でも失敗しない!ブログの書き方を超わかりやすく解説【7つの手順】
収入がない人は1日1時間以下
逆に、収入がない人のうち、1日1時間以下の人が78.6%です。インプットの時間も含まれているので、作業時間はもっと短いと思います。
アフィリエイトで稼げていない人の多くは、そもそも時間をかけていないことが稼げない原因になっています。
記事を1本書くのに3〜4時間はかかると思うので、1日1時間以下だと、そもそも土俵に立てていない感じですね。



厳しいかもですが、「1日1時間でアフィリエイト収入を月10万円稼ごう」という考えは甘いと思います。時間が足りません。
②:ジャンル選定ができていない
アフィリエイトは、ジャンル選びで稼げるかが変わってきます。
下記のジャンルを選んでいて稼げていないという人は、ジャンル選定を見直すのがおすすめです。
- YMYLジャンル
- レッドオーシャンジャンル
- 興味も関心もゼロのジャンル
YMYLジャンルについては、SEOで戦うのが厳しくなるので、避けましょう。
レッドオーシャンは、アフィリエイトと聞いてパッと思いつくような定番ジャンル(クレジットカードや脱毛、転職系など)のこと。



もしも、レッドオーシャンで戦うなら、「三井住友カード専門ブログ」みたいに、特化ブログを作ってみましょう。
このように、ジャンル選びがうまくいっていない故にアフィリエイトで稼げないというケースもあるので、ジャンル選びを見直してみましょう。


③:SEOで上位表示できず挫折する
SEOで狙ったキーワードで上位表示できずに、挫折してしまう人は多いです。
僕自身、SEOで上位を取れず、ブログ3ヶ月目に1回挫折した経験があります。
初心者でも上位を取れるキーワードを狙っていないこと、SEOで評価される記事を書けていないことがSEOで上位を取れない要因になります。
最初に狙うべきは、ロングテールキーワード(3〜4語からなる複合キーワード)です。
検索ボリュームが少なく、競合も比較的少ないキーワードになります。詳しくは、下記記事をご覧ください。


最初はブログのドメインパワーも弱いので、基本的に上位は取れません。



ジャンルを絞って記事を書いていくことで、少しずつ上位を取れるようになるので、コツコツ書いていきましょう。(目安は50〜100本)
SEOの仕組みについては、SEOの仕組みと検索上位を獲得するための5つの対策にて解説しているので、こちらの記事を見てみてください。
④:読者視点を持っていない
読者視点が欠けていると、SEOでも評価されないし、商品も売れません。
読者が知りたいことから記事を書き始めるようにしましょう。自分語りは抑えつつ、常に読者ファーストを目指すと収益もついてきます。
最初は難しいですが、だんだん読者ファーストで記事を書けるようになります。


読者視点で記事を書くには、構成案を作ってからライティングするといいですよ。
構成案の作り方は、下記記事をご覧ください


⑤:商品をリサーチできていない
アフィリエイト商品については、徹底的にリサーチしましょう。
商品をリサーチしていないと、読者に正しく情報を届けられません。アフィリエイトで稼ぐには、「商品のリサーチ力」が大切になってきます。
具体的なリサーチ方法としては、下記の3点です。
- 公式HPを徹底的に読み込む
- ユーザーの口コミを読み込む
- 実際に商品を使って体験する
商品のメリット・デメリットや、競合商品と比較した違い、謳い文句と実際の使用感など、読者が知りたいことは徹底的に調べましょう。
⑥:広告を適当に置いている
アフィリエイト広告を適当に置いてしまっている人が多く、もったいないです。
①読者が行動を起こすタイミングで置く
②具体的には悩みを解決する手順で置く
③広告はボタンかテキストを使う(バナーはNG)
④記事によってはリード文の段階で置く
アフィリエイト広告は、上記のようなタイミングで置きましょう。
例えば、「ニキビの治し方」を解説する記事では、「ニキビに効くクリーム3選」などのタイミングで、商品情報とともに広告を置くイメージですね。
このように、読者が商品を必要とするタイミングで置ければバッチリといえます。


⑦:商品を押し売りしている
ブログを読んでいて、「この商品は絶対買うべきです!今なら30%OFFなので、すぐに買いましょう!」と押し売りされたら、商品を買おうと思いますか?
おそらく、大半の人は買おうと思わないはずです。
なぜなら、「商品を欲しいと思っていないし、ブログの書き手のことも知らないから」ですよね。
このように、読者は自分が商品にメリットを感じていたり、買いたいと思っていなければ、どれだけゴリ押ししても1ミリも動いてくれません。
読者は、スマホで記事を読みますよね。
つまり、タップ1つで記事を閉じて他のページへいけるわけです。
対面で話せるなら、立ち止まって話を聞いてくれるかもしれませんが、ブログではそんなことできません。読者は、メリットのある話しか聞いてくれないのです。
つまり、押し売りよりも、「読者にとって商品が必要である理由を、わかりやすく訴求すること」がポイントになってきます。



読者の悩みの解決策として商品を提示すべきということです。
⑧:キーワード選定が機械的になっている
キーワード選定が機械的な作業になっている人も、稼げない傾向にあります。
ラッコキーワードなどのツールは便利ですが、サジェストKWの検索ボリュームだけを見て、上から順番に記事を書くやり方は不十分です。
なぜなら、「ジャンル名 + 〇〇」のような、競合も多く対策しているキーワードばかりを狙いがちだからです。
例えば、「野菜宅配」ジャンルなら、「野菜宅配 おすすめ」「野菜宅配 安い」といったキーワードばかり書いてしまうイメージですね。
ラッコキーワードに「野菜宅配」と入れると出てくる上記キーワードは、個人ブログでも法人メディアでも、誰でも対策できますよね。
誰でも狙えるキーワード”だけ”を書いていても、ドメインパワーの弱い個人ブログでは勝てません。
では、どんなキーワードを狙えばいいのか?
それは、「ユーザー起点のキーワード」です。
実際、野菜宅配を潜在的に求めている人は、「一人暮らし 野菜 面倒」「共働き 食材 管理 楽」といったキーワードで検索します。
上記は、ユーザーが抱えている悩みや、困っている状況を検索するときに使うキーワードです。
記事の中で、解決策として野菜宅配を提示してあげれば成約につながります。
ツールだけに頼らず、読者が実際にどんな言葉で検索するのか、どんな悩みを抱えているのかを深く想像し、商標キーワードやお悩み系キーワードなどを選定していきましょう。





機械的なキーワード選定から脱却し、読者の心に寄り添うことが重要です。
まとめ:「アフィリエイトで稼げない」は半分ホント半分ウソ


今回は、「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」の真相についてお話ししました。
結論、アフィリエイトで稼げないというのは、半分ホントで半分ウソです。
本記事でご紹介した稼げない理由をつぶして、正しく努力をすることができれば、初心者でもアフィリエイトで稼げます。
「アフィリエイトは稼げないからやめとけ」という言説を見たら、まずは本当にそうなのと疑問を持ち、実際にやってみてから判断するのがおすすめです。
今回は以上です。








