悩んでいる人ブログのアクセスが伸びなくて悩んでいます。どうすればいいですか?
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ブログが伸びないのは当たり前?
- ブログのアクセス数が伸びない原因
- ブログを伸ばすために実行した施策
- PVは少なくても「収益」は伸ばせる話
本記事の信頼性


この記事を書いている僕はブログ歴7年、累計1億円以上の収益を得てきました。この経験をもとに、ブログ・アフィリエイトのノウハウを発信しています。
実際に、僕もブログを始めて4ヶ月間は伸び悩んでいました。
今では月10万PV前後を安定して集められていますが、当時はブログが伸びずに苦しかったです。


ブログが伸び始めたのは5ヶ月目くらいからでして、ポイントは「読者ニーズを満たすブログを書くこと」でした。
アクセスが伸びないブログの大半は、自分の書きたいことを書いてしまっています。
そこで、今回はブログが伸びない原因である「書きたいことを書いてしまう」ことを辞めて、「読者ニーズを満たす記事」を作成する方法をご紹介していきます。
記事後半では、ブログを収益化するコツまで解説しているので、最後までじっくり読んでみてください。
ブログが伸びないのは当たり前?【まずは期間を知ろう】


結論、ブログを開設して間もない時期にアクセスが伸びないのは当たり前です。
なぜなら、Googleなどの検索エンジンにサイトが認知され、評価されるまでには一定の時間がかかるからですね。
この現象は、SEOの世界では「エイジングフィルター」と呼ばれることもあります。新規ドメインでブログを立ち上げた場合、どんなに質の高い記事を書いても、最初のうちは検索結果の上位に表示されにくい仕組みになっています。
一般的には、検索エンジンに評価され始めるまで「3ヶ月〜半年」はかかると言われています。
僕の経験をお話しすると、最初の半年間はアクセスがあまりない状態でした。毎日記事を更新してもPVが増えず、「本当にこのままで大丈夫なのか」と不安になったことを覚えています。
しかし、これは誰もが通る道です。
この期間は、将来アクセスを集めるための「種まき期間」だと割り切りましょう。今は数字が出なくても、記事という資産を積み上げている段階なので、焦る必要はありません。



正しい方向で継続していれば、ある時期を境にグッと伸びるタイミングが必ず訪れます。
ブログのアクセス数が伸びない5つの原因


ブログの運営期間が短いこと以外にも、ブログが伸びない構造的な原因があります。
一生懸命記事を書いてもアクセスが増えない場合、次の5つのどれかに当てはまっている可能性が高いです。
- 検索需要がないキーワードで書いている
- 競合が強すぎるジャンル(YMYL)を選んでいる
- 読者の検索意図ニーズを満たせていない
- サイト設計・内部リンクが整っていない
- タイトルがクリックしたくなるものではない
自分のブログと照らし合わせながら確認してみてください。
①:検索需要がないキーワードで書いている
ブログ初心者が陥りやすい失敗の一つは、誰も検索しないキーワードで記事を書いてしまうことです。
例えば、有名人でもない個人の「今日の日記」や「思ったこと」を検索する人はいません。ブログへのアクセスは、読者が検索窓にキーワードを入力することから始まります。
自分が書きたいことではなく、世の中の人が検索している「読みたいこと」を書く必要があります。
記事を書く前には、ラッコキーワードやキーワードプランナーなどのツールを使い、検索ボリュームがあるかを確認しましょう。


②:競合が強すぎるジャンル(YMYL)を選んでいる
個人ブログでは、どうしても勝てない領域が存在します。
医療、健康、法律、金融など、人生に重大な影響を与えるジャンルは「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれます。
YMYLジャンルでは、Googleが情報の信頼性や権威性を極端に重視するため、公的機関や大企業のサイトが検索上位を独占しています。
YMYLかどうかは、キーワードによって変わります。
狙いたいキーワードで検索して、1ページ目全てが法人メディアまたは金融機関のページが占めている場合、YMYLと判断してOKです。
もし、YMYLのど真ん中で戦っているなら、ジャンルをずらすか、個人の体験談に特化したキーワードへ変更することを検討してください。


③:読者の検索意図ニーズを満たせていない
読者が検索をする背景には、必ず「知りたいこと」や「解決したい悩み」があります。
いわゆる検索意図と呼ばれるものですね。
記事のタイトルをクリックして中身を読んだとき、すぐに答えが見つからなければ、読者は満足できません。
「求めている情報がない」と判断されれば、読者はすぐにブラウザの「戻るボタン」を押し、別のサイトへ移動してしまいます。
滞在時間が短いと、Googleは「この記事は価値が低い」と判断し、検索順位を下げてしまうのです。
読者が知りたい結論を記事の冒頭で提示するようにしましょう。結論を示された読者は、内容が気になって本文を読み進めてくれます。


④:サイト設計・内部リンクが整っていない
記事単体で完結してしまい、ブログ内で他の記事へ移動できない状態になっていませんか?
関連する記事同士を内部リンクで繋いでおかないと、読者は1記事だけ読んで帰ってしまいます。
また、内部リンクはGoogleのロボット(クローラー)がサイト内を巡回する通り道でもあります。
リンクが繋がっていない「孤立記事」が多いと、クローラーが記事を見つけにくく、サイト全体の評価も上がりづらくなるのです。
関連性の高い記事があれば、積極的に内部リンクを設置して、サイト内の回遊性を高めましょう。
この辺は、SEOの基本知識になります。SEOの知見が少ない方は下記記事をご覧ください。


⑤:タイトルがクリックしたくなるものではない
検索順位がある程度ついていても、タイトルが魅力的でなければアクセスは増えません。
検索ユーザーは、ズラリと並んだ検索結果の中から、一番自分の悩みを解決してくれそうなタイトルを選んでクリックします。
タイトル決めの基本ルールは、検索結果に表示される「32文字前後」に収めることです。
さらに、ユーザーが検索したキーワードをタイトルの「左側(最初の方)」に配置すると、一目で内容が伝わりやすくなり、クリック率が向上します。
詳しくは、下記記事をご覧ください。


【実証済み】ブログを伸ばすために実行した5つの施策


伸びない原因が把握できたら、次は具体的なアクションを起こしていきましょう。
僕が実際にブログのアクセスを伸ばすために実践し、効果を実感した5つの施策を紹介します。
- ロングテールキーワードを徹底的に攻略する
- 過去記事のリライトで順位を上げる
- 読者満足度を高める「まとめ記事」を作る
- SNSで流入経路を増やす
- 質の高い記事を「継続」する(ブログ更新をやめない)
特別な才能が必要なことではなく、誰でも今日から取り組める内容ばかりです。
①:ロングテールキーワードを徹底的に攻略する
ブログ初心者がまず狙うべきは、3語から4語の単語を組み合わせた「ロングテールキーワード」です。
例えば、「ブログ」という単語単体(ビッグキーワード)で上位表示を狙うのは、企業サイトが強すぎるため困難です。
一方、本記事で狙っている「ブログ 伸びない 原因」のような複合キーワードであれば、検索ボリュームは減りますが、競合も少なくなります。
検索意図が明確なので、読者の悩みにピンポイントで答える記事を書きやすいのもメリットです。
まずは小さな山で確実に1位を取り、成功体験とドメインへの評価を積み上げていきましょう。


②:過去記事のリライトで順位を上げる
記事数が30記事を超えてきたら、新しい記事を書くだけでなく、過去の記事を修正する「リライト」に力を入れましょう。
書きっぱなしの記事は、情報の鮮度が落ち、検索順位も徐々に下がってしまいます。
検索順位チェックツール(Rank Trackerなど)を使い、現在10位〜50位くらいに位置している記事を探してみてください。
惜しい順位にいる記事は、タイトルを見直したり、不足している情報を追記したりするだけで、上位表示される可能性があります。
新規記事の作成とリライトの割合を調整し、既存の資産を有効活用することがアクセスアップの近道です。


③:読者満足度を高める「まとめ記事」を作る
関連記事が増えてきたら、それらを一つにまとめた「まとめ記事」を作成しましょう。
例えば、「ブログの始め方」というまとめ記事を作り、そこから「サーバーの契約方法」「テーマの選び方」といった個別記事へリンクを貼ります。
まとめ記事は、読者にとって知りたい情報が網羅されている「案内所」のような役割を果たします。
個別記事からまとめ記事へ、逆にまとめ記事から個別記事へと内部リンクを張り巡らせることで、サイト全体の構造が整理されます。
Googleもサイトの構成を理解しやすくなり、SEO評価の向上が期待できるのです。
④:SNSで流入経路を増やす
SEOだけでアクセスを集めようとすると、結果が出るまでにどうしても時間がかかります。
XやインスタグラムなどのSNSを並行して運用し、ブログへの流入経路を増やしましょう。
SNSで告知をするだけでなく、読者に価値ある情報を届けるが大切です。SNSで認知が広がれば、「〇〇さんのブログを読みたい」という指名検索が増える効果もあります。
指名検索とは、「Tsuzuki Blog」のようにブログ名で検索されることです。SEO的にも効果があるので、SNSで認知を広め、指名検索をコツコツ増やしていきましょう。
Googleのアルゴリズム変動で検索順位が落ちたときのリスク分散としても、SNS運用は非常に有効です。
⑤:質の高い記事を「継続」する(ブログ更新をやめない)
精神論に聞こえるかもしれませんが、ブログ運営において最も重要なのは「継続すること」です。
Googleのアップデートで順位が大きく変動したり、思うようにアクセスが伸びなかったりと、心が折れそうになる瞬間は何度もあります。
しかし、そこで辞めてしまえば、積み上げてきた努力は水の泡です。読者の役に立つ、質の高い記事を書き続けていれば、必ず評価されるタイミングが訪れます。
僕自身、ブログ3ヶ月目に挫折したり、9ヶ月目にSEOアップデートに被弾して売上が半減しメンタルブレイクしたりしました。
しかし、停滞期を乗り越えて継続したからこそ、13ヶ月目に月160万円を超えて、今ではブログ収入で生計を立てられるようになりました。
上図は、当ブログのアフィリエイト収入の推移です。
焦らず、淡々と積み上げる姿勢こそが、最強のSEO対策と言えるかもしれません。


ブログのアクセス数は少なくても「収益」は伸ばせる話


多くのブロガーは、「PV(アクセス数)が増えれば、自然と収益も増える」と考えがちです。
もちろん間違いではありませんが、PVアップだけが収益化の道ではありません。
①:アドセンス広告よりアフィリエイト広告を使おう
実は、少ないアクセス数でも大きな収益を上げることは十分に可能です。ポイントは、「アクセスの質」と「扱う案件の単価」にあります。
例えば、アドセンス広告のように1クリック数十円のモデルでは、大量のPVが必要です。
一方で、1件成約するだけで数千円から数万円の報酬が発生する「アフィリエイト案件」なら、少ない読者数でも高収益を狙えます。
②:少ないアクセス数でもブログで稼ぐコツ
大切なのは、読者を「収益記事(キラーページ)」へ誘導する導線設計です。
悩みを解決する記事(集客記事)から、具体的な商品やサービスをおすすめする記事(収益記事)へと、自然に読者を案内しましょう。
「PVが伸びない」と落ち込む前に、「今あるアクセスで収益を最大化できないか」という視点を持ってみてください。
成約に近い「購買意欲の高いキーワード(Buyクエリ・Doクエリ)など」で上位表示できれば、月1,000PVでも月数万円を稼ぐことは十分に現実的です。
まとめ:ブログが伸びない時期こそ「資産」を作るチャンス


今回は、ブログが伸びない原因と、アクセスを増やすための具体的な施策について解説しました。
記事の内容を振り返ります。
- 伸びない期間(エイジングフィルター)があることを知る
- 検索需要のあるキーワードを選定する
- 読者の悩みを解決する記事を書く
- 過去記事のリライトで順位を底上げする
- SEOだけでなくSNSも活用する
今、アクセスが伸びずに苦しい思いをしているかもしれません。しかし、現在稼いでいるブロガーのほとんどが、同じような停滞期を乗り越えてきています。
数字が出ない時期に積み上げた記事や試行錯誤の経験は、将来必ず大きな「資産」となって返ってきます。
まずは、自分のブログの現状を把握するために、検索順位のチェックやキーワードの見直しから始めてみてください。正しい戦略でコツコツと継続すれば、見える景色は必ず変わります。



諦めずに、一緒に頑張りましょう。









